カチタス物件 値引きはどこまで?「家にカチタス 」リフォーム済み中古住宅でも可能か?
中古住宅や中古マンションは新築物件と比較して、
土地が値上がりしている場所を除けば、
建物が古くなった分だけ、値段も値下がりしていますし、
比較的買いやすかったり、
あらかじめ、予算が決まっているときには
希望に近い物件が探せるなら、お買い得感が高いです。
中古物件を探していると、「家にカチタス」のが特徴の
カチタスのリフォーム済み物件のネット広告が目につきますし、
自宅の近くでも、カチタスの看板がついている
住宅が販売されていることがあります。
そして、新聞広告にもチラシが時折入ってきます。
物件によっては安いと思う時もあるのですが、
なかなかいいお値段がすると感じがするときがあります。
カチタスの物件購入を検討する場合に、
値引きはしてもらえるのでしょうか?
カチタス中古住宅が価格ダウン!さらに値引き交渉は「家にカチタス」物件でも可能か?
カチタスの物件チラシに限りませんけれども、
ある程度時間が経過してくると、値段が下がってくるのに
気が付きます。
家にカチタスというコンセプトでリフォーム済みの物件ですから、
付加価値がついていて、お高い物件だったとしても、
やはり、買うか買わないかを決めるのは、
家探しをしている人たちが「カチタスの物件」を高いと感じるか、
お買い得感を感じるか?ちょうどいいお値段と感じるかによって、
決定されるはずです。
ですから、仮に、物件価格が一気に100万円値下げされたとしても、
近隣の物件価格、相場と比較して
- 割高か
- 平均的か
- 割安か
このうち、2と3当たりの水準ではなく、
1の「割高」なのであれば、
値引きが通るかどうかは別として、
交渉はしても恥ずかしいことではありません。
むしろ、値引き交渉をするべきではないでしょうか?
ただし、カチタスの物件が相場と比較して、
高いと判断するのか
相場近辺の妥当な価格と判断するのかについては、
簡単ではないともいえるでしょう。
ただ、「ちょっと高いなー」と感じる感覚が働いたら、
当たっていることも多いはず。
購入希望者の値引き交渉についての姿勢とは?
住宅購入にあたっては、建売だろうが、中古だろうが、
売り主の希望価格と買主の購入価格が
ピタリと一致しているケースは少ないでしょう。
取引するときには手数料分ぐらいの値引きは、
ごあいさつ程度のこと、
不動産取引の慣例になっているきがします。
しかし、ものには限度があります。
購入希望者はできるだけ安い方がいいという考えを持ちますが、
お互いに、いい取引、相手の気持ちを尊重するべきです。
値引きをお願いするのは当然の心理でOKであると
考えますが、
売り手の気持ちを考えずに、
買いたたくというのは賛成できません。
今後のアフターケアや保証もお願いしなければなりませんので、
いい人間関係が崩れてしまっては
値引き交渉をする意味がありません。
値引きできる水準は、土地の価格と建物の残存価値で決まる
カチタスの物件に限らず、新築建売についても同じですけれども、
物件価格=土地の価格+建物の価格
であります。
中古住宅とは言え、土地の値段だけで購入できるようなら、
お買い得感は高まりますね。
ただし、カチタス物件のように「家にカチタス」というコンセプトで、
リフォームされた物件については、
リフォーム代金相当も加味する必要はあるでしょう。
つまり、
「カチタス中古物件価格」=「土地の価格+建物の価格+リフォーム代金相当金額」
と分解してみて、相場と比較して割高なのか、
ちょうどよい価格なのかを判断する必要があります。
仲介業者は販売に強いだけの業者ではだめ!
カチタスの物件を不動産屋に案内してもらい、
中古住宅がきれいにリフォームされていているために
テンションが上がり、
そのままの勢いで、購入申し込みをできるだけ高い金額で
取り付けようとする業者には注意が必要です。
仲介手数料は物件価格×3%+6万円
という風に上限が決められているので、
不動産屋として仲介するなら高い金額で取引できた方が、
仲介手数料が増える計算です。
カチタスの物件はリフォームされているという理由だけで、
他のリフォームしていない中古住宅より高いと言えるかどうか?
購入する側に損をさせないという気持ちを持った
仲介業者に見学は依頼したいものです。
実際に、物件の査定を多く手掛けている不動産会社である、
三井のリハウス、東急リバブル、S友不動産販売
などであれば、カチタスの物件価格は、リフォームした価値上昇分を
差し引いたときに妥当な価格かどうかは判断できる担当者が多いはずです。
また、地域密着型の地元の不動産会社も土地の相場をよく知っていますし、
中古戸建ての相場を熟知しているでしょうから、
「この物件、高くないですか?」と
正直に聞いてみましょう。
いろいろと言い訳を繕って、巧妙に
割高な物件価格を正当化する人は、
素人でも話を聞いていれば嘘つきか、
誠実さがあるかは見破れるものです。
カチタスの買い取りか仲介での売却かについては、
⇒実家を相続、カチタスの買取か仲介で売却か?菅官房長官も空家問題に悩む?
をご参照ください。
「家にカチタス」リフォーム内容で、カチタス物件の価値を査定できる業者の仲介で値引き交渉をするか決める!
また、カチタスの物件を見学しにいくと、何をリフォームしているのかを
わかりやすく販売図面や現地に設置している説明書きで
理解ができます。
リフォームの内容を仲介業者と一緒に見学をした時に、
リフォームにかかっている費用がどの程度なのかも
説明を受けましょう。
仮に、リフォームしていない物件を購入して、
自分でリフォームをすると考えたときの取得費用との比較で、
高ければ、値引きの交渉をすればいいでしょうし、
妥当な価格か安いと感じられるようであれば、
値引きはごあいさつ程度のところで
済ませた方が無難です。
売り主(カチタス)はいくらで中古物件を仕入れて、
いくらリフォームに費用が掛かっているのかを
明確にすることはしないでしょう。
その意味では、一緒に見学をするときの
仲介業者がリフォームの知識やリフォームに必要な費用の概算が
すぐに計算できるだけのスキルを持っていると心強いです。
長期間売れない買い取り業者の中古住宅は値引き交渉もありか?
基本的に、買いたたくのは、賛成しませんけれども、
長期間にわたって売れない物件については、
何らかの物件について弱点があるはずです。
東京の豊洲市場へ移転するかどうかの問題の土地のように、
土壌汚染された土地であったり、
墓場のすぐ近くだったりと、
いろいろな理由で長期間にわたって
広告が掲載されながらも、売れていかない物件があります。
勿論、段階的に、値下げも行われてきているはずです。
カチタスに限りませんけれども、大手の買い取り業者は
銀行から金利のかかる融資を受けて数百億、数千億円の
お金を調達して、物件を取得して販売しています。
借り入れたキャッシュが回らないことには、
金利負担もあるはずですから、
長期間売れない物件で、買いたたくわけではないけれども、
物件の弱点を値段が安ければ満足できるという場合は、
思い切った金額提示も
親切というものかもしれません。
現実に、銀行も、次の融資をしたいのでという
表現で、まずは先行して融資している分は回収を図るような
姿勢になる場合もあります。
新築建売りが新築と広告できるのは、完成後1年以内です。
カチタスの中古住宅についても、
1年経過するごとに、築年数が1年古くなって価値が落ちます。
カチタスの物件について、価格交渉をする場合には、
土地や建物の査定を得意としている
仲介業者(不動産会社)に意見を聞いてみるという方法もあります。
一般の素人がカチタスという不動産業者を相手に
簡単に価格や諸条件について
有利に交渉できるはずがないからです。
また、目安としては、半年以上も売れ残っているものであれば、
値引き交渉もしやすくなるタイミングとも言えるでしょう。
カチタスの物件を購入時、かかる諸費用も節約
物件の購入価格を値切れたとしても、
物件引き渡しと同時にかかる費用が
割高になってしまえば意味がありません。
火災保険の費用を業者任せにしない
カチタスの物件を購入する時には
現金で購入しローンを利用しない場合もあります。
ローンを組むときのように銀行が火災保険に入るように
アナウンスしてないのが現金での決済です。
売主であるカチタスや仲介業者が火災保険の加入をすすめることも
考えられますけれども、
長期一括で長期間加入する場合などは
物件の大きさやプランにもよりけりですけれども、
火災保険への支払い金額は高額になります。
を活用して、
不動産屋が提案してくる火災保険料が
本当に割安なプランなのか
比較をすることをおすすめします。
火災保険料の金額が安いと言う場合には
被害にあった時の免責金額が大きくないかも
確認することをおすすめします。
できれば免責金額は0円で、1万円の被害でも
保障が受けられるものに加入すると安心です。
仲介手数料を節約する
カチタスの物件は直接売主物件なので、カチタスと直接取り引きをすれば、
仲介手数料はかかりません。
しかし、第三者の意見を参考にしながら、値引きをお願いしたり、
不動産取引の助言をしてもらったりできる仲介業者を経由しての取引の方が
一般的です。
なぜなら、購入する物件はカチタスの物件とは限らないからです。
でも、本来、売り主と直接取引ができたら、仲介手数料がかからなかったのにと、
残念がる必要はありません。
物件価格の3%+6万円(税別)もの仲介手数料を節約したいというのは、
万人の願いと言ってもいいくらいです。
不動産業界には、仲介手数料を買い主側からは受け取らないシステムを構築しているj
業者があります。
仲介手数料0円業者を利用すれば、首都圏の高額になりがちな物件の仲介手数料を
0円にしてしまうことも可能です。