八丁味噌を使った納豆汁に糖尿病予防効果?
高血糖のために体の怠さを訴えて糖尿病と診断されたのが
タレントの假屋崎省吾(かりやざきしょうご)さん
(1958/12/17生まれ)です。
忙しすぎた4年間の時期に仕事をこなすために、
肉中心の食事を心がけていたところ、
肉の脂肪をとり過ぎたのが原因となったのか、
糖尿病と診断されてしまいました。
糖尿病は運動不足などの要素もありますけれども、
どんなものを毎日食べているかにも影響されます。
高血糖を予防するための1つの方法として、
味噌汁を作るときに味噌を愛知県の食文化である
赤味噌が非常にいいという評判です。
特に、岡崎市の特産品である八丁味噌は
高血糖を予防効果が期待できると
言われています。
糖尿病になると動脈硬化も進行してしまい
高血圧にも悩む人が増えてきます。
血管の動脈硬化予防でお薦めな味噌汁が納豆汁です。
八丁味噌と納豆汁の組み合わせは
糖尿病予防には効果を発揮するかもしれません。
味噌汁には赤味噌の八丁味噌!糖尿病予防効果があるメラノイジンが豊富!
2017/6/9放送のフジテレビ系「その原因Xにあり!」では、
愛知県は2011年から2016年の6年間において、
糖尿病での死亡率が非常に低いベスト3にランキングされていることが
紹介されています。
その理由として考えられたのが赤味噌を食べる食文化です。
味噌には、メラノイジンという物質が含まれていて、
糖の吸収スピードを抑えて、高血糖を予防する効果があると、
銀座泰江内科クリニック医院長の泰江慎太郎医学博士が、
赤味噌の高血糖予防効果の可能性を指摘しています。
味噌は優れた抗酸化能力を有し、味噌のラジカル補足能力はその大半をメラノイジンが担っており、
味噌の色調が濃いほどその能力が高まっているとされている
出典:メラノイジン
特に、味噌は色が濃いほどメラノイジンが豊富に
含まれる傾向にあるので、
赤味噌は多くの味噌の中でもメラノイジンが
豊富に含まれているということになるわけです。
さらに、愛知県の赤味噌でメラノイジンが最も豊富なのは
岡崎市の八帖町という地域だけで作られる八丁味噌です。
八丁味噌を製造する工場は
でも紹介されているほどです。
八丁味噌には、
- 蒸した大豆を使用すること
- 2年以上熟成させる
といった特徴があります。
この2つの特徴が赤味噌の色素である
メラノイジンを増やすと考えられています。
赤味噌を食べることは、薬のように血糖値が下がるわけではありませんけれども、
同じ味噌汁を作るなら、
今利用している味噌と入れ替えることで
少しでも高血糖を予防につながるかもしれません。
健康はお金では買えませんけれども、
品質の味噌がお金で買えるなら
健康のために、
投資する価値は大きいと思いませんか?
納豆汁の豊富な大豆製品がエクオールを増やし動脈硬化の予防効果が!
高血糖は血管を傷つけてしまうことで、
動脈硬化が進行しやすくなります。
糖尿病患者さんの多くの方が高血圧で悩んでいるとも
言われているのが血管の老化です。
血管の老化を予防するには、体内でエクオールを
増やすことが有効です。
参考記事⇒エクオールを納豆で増やす秋田はシワが少ない美肌県?乳がんも?
たけしの健康エンターテイメント(2017/6/6)では、
大豆製品を豊富に食べている女性がエクオールを大量に作り出していることが
紹介されています。
体内のエクオールを測定する検査結果をしたところ、
エクオールを大量に作り出していた秋田県大仙市に住む女性は、
納豆汁という秋田の県南地域でよく食べられてきた
独特の味噌汁を食べていました。
納豆汁とは
納豆をすり鉢でペースト状にすりつぶしたものを味噌汁に入れた
ものです。
納豆汁に大豆製品である豆腐や油揚げを入れたりすることで
腸内細菌がエクオールを産生する餌がどんどん増やせるわけです。
結果として、エクオールは動脈硬化を予防して、
血管年齢を若く保つ働きをしています。
糖尿病の高血糖を予防する味噌汁のまとめ
糖尿病や糖尿病とあわせて起きる動脈硬化を予防する意味で、
高血糖予防になる味噌が八丁味噌。
納豆汁はエクオールをを増やす効果も期待できる
大豆製品が豊富に含まれた味噌汁です。
秋田や山形など特定の地域でよく食べられてきた納豆汁を作るときの
味噌に、愛知県の赤味噌の中でも最もメラノイジンが多いとされる
八丁味噌を活用してはいかがでしょうか?
高血糖予防と動脈硬化予防効果が期待できる
組み合わせです。