秋田が美肌県である理由は納豆に!エクオールがシワを減らす?



年齢の経過とともに、血管の柔軟性が失われてしまい、

動脈硬化を伴って、

 

心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まっていきます。

 

特に女性の場合には、血管を守ってくれていた女性ホルモンが

閉経後に少なくなることで、

 

血流悪化をともなう老化現象が進行して、

目元付近にはシワが目立つようになります。

 

女性ホルモンと似たような構造式を持つ「エクオール」という物質は、

女性ホルモンと似た働きをし、

 

血管年齢を若く保つことで、

 

動脈硬化を予防する効果があることがわかってきました。

 

一般的に、エクオールには乳がんや前立腺がんを予防することも

知られているのです。

 

また、納豆に代表される大豆食品は善玉菌の餌になることで、エクオールを増やし、

シワ取りなどの美肌効果もあることが

 

たけしの健康エンターテイメントに出演した

太田博明先生が解説しています。

 

テレビ番組「家庭の医学」では、エクオールを日常の食生活で

増やしている秋田県大仙市の肌年齢が実年齢より20歳も若い

女性が紹介されています。

 

毎年ポーラが発表する美肌県の上位に秋田がランクインする理由の1つに納豆を代表とした

豊富な大豆食品を取り入れる食文化に理由がありそうです。

 

エクオールにはシワを減らす効果がある?

たけしの健康エンターテイメントに出演した、エクオールの研究家であり、

山王メディカルセンター女性医療センター長、国際医療福祉大学教授の

太田博明先生によると、

 

エクオールはエストロゲンから血管を守り、

乳がんなどの病気から体を守るだけではなく、

 

しわ取り効果もあることが説明されました。

 

エクオールを体に取り入れることで、体の内部から

美肌効果を期待できます。

 

具体的には、

 

  1. シワの深さを浅くする
  2. シワの面積を減少させる

 

という効果がエクオールには期待できるというのです。

 

女性にとっては健康を維持しながら見た目の美しさを

保てることは一石二鳥の効果です。

 

エクオールを大量に作り出す女性が秋田県に

秋田県といえば、美肌の県として、知られています。

 

POLAが2016年に発表した美肌ラランキングでは

県別の美肌偏差値が発表されます。

 

50歳以上の部門では、

  1. 鳥取県
  2. 島根県
  3. 秋田県

の順番に美肌偏差値が高いことが公表されています。

(出典:http://www.pola.co.jp/special/bihadaken/age-ranking.html)

 

秋田県は年間の日照時間が短いこともあり、

紫外線からのダメージを受けにくいという

地域性もあるので、美肌偏差値が高い要素は

色々考えられます。

 

たけしの健康エンターテイメントで紹介された

肌年齢が若い、

 

体内でエクオールを大量に作り出していた60歳の女性は

秋田県大仙市に住んでいることが紹介されました。

 

エクオールと肌年齢との関連があり得る例です。

 

シワが少ない秋田の女性はエクオールを納豆で大量に作りだしていた!

秋田県大仙市に住む60歳という女性は、風邪も年に1度程度しかひかず、

病院への通院はほぼないという健康の持ち主です。(本人申告)

 

秋田県大仙市に住む女性の肌年齢の測定結果でも、実年齢60歳に対して、

20歳も若い、40歳と判定されました。

 

VTRでみた感じでも年齢の割に肌に張りがあり、

シワが多いようには見えません

 

特別なことは一切していないという女性の1日の食生活を

太田博明教授が検証すると、

 

「こんなにも、大豆食品を多く食べている人がいるのかと

驚きました!」

というコメント。

 

野菜を豊富に食べていることや玄米ご飯を2日に1回食べるようにしているなどの他に、

一人1日あたり納豆を3個分も食べていることが

明らかになりました。

納豆と味噌汁

 

大豆食品というのは、

味噌、豆腐、納豆などが該当しています。

 

納豆はご飯と一緒に食べるだけではなく、

すり鉢で練ったものを味噌汁に入れる

納豆汁」を食べていることも紹介されています。

 

味噌と納豆の両方から大豆製品を体に取り込むという

食べ方です。

 

納豆汁には大豆製品の豆腐と油揚げも入っていましたから、

最強のエクオール増強レシピですね。

 

太田博明先生も驚くのも当然です。

 

秋田県は本当に納豆消費が多いのか?

たけしの健康エンターテイメントでは、

秋田に、納豆発祥の地の碑があることや

 

大豆王国であることが

紹介されました。

 

納豆といえば、茨城県であるというイメージがあります。

美里町案内マップ

納豆を生産している「ヤマダフーズ」(秋田県美里町に本社)という会社が

あります。(美里町は大仙市に隣接している)

 

スーパーでは、「おはよう納豆」というブランドで

ひきわり納豆などが販売されています。

 

関東地域では「おはよう納豆」のラベルをみると

茨城県の工場で製造されていることが表示されているのですけれども、

 

秋田のヤマダフーズは茨城工場を所有していて

関東地域でもおはよう納豆を販売しています。

 

というわけで、秋田県も茨城県に負けないほどの

納豆生産企業があることから分かる通り、

 

秋田県民は納豆を食べる食文化が発達しているように

推測できます。

 

ちなみに、テレビで紹介された女性が納豆汁を作るときに利用したのは

ひきわり納豆ですから

おはよう納豆の製品かもしれません。

 

秋田の乳がん死亡率が低いのはエクオールを大豆食品で増やしているから?

秋田県といえば、大腸がんや胃がんなどの

死亡率が高いことでも知られています。

 

一方で、乳がんの都道府県別の標準化死亡比では、

極めて低いとは言えないものの、

 

全国平均よりは低く、12番めに低い比率です。

(出典:http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/rouken/tdfk-d2/pref.html#nyu-w)

 

 

秋田の女性にシワが少なく、肌年齢が若いことと、

乳がんの発症率が比較的低めに抑えられているのは、

 

大豆食品を豊富に食べる食文化がエクオールを増やして、

好影響を及ぼしているのかもしれません。

 

ちなみに、先ほど紹介した、POLA美肌ランキングで2位だった

島根県は乳がんの都道府県別の標準化死亡比では、

最も低い県であることがわかっています。

 

 

 

美肌ランキングと乳がん死亡率の比較

 

  • 鳥取県 美肌偏差値1位 乳がん死亡率が9番目に低い
  • 島根県 美肌偏差値2位 乳がん死亡率が1番目に低い
  • 秋田県 美肌偏差値1位  乳がん死亡率が12番目に低い

 

美肌ランキングと乳がんの死亡率の低さの相関は、

特に島根県に強く出ていますね。

 

島根には納豆以外のエクオールを増やす

食材や食文化が隠されているのかもしれません。

 

エクオールを増やすには?

エクオールを自力で作れる人は2人に1人の割合しかありません。

 

エクオールを作れるかどうかを検査するには

検査キットを購入して尿検査をすることで

エクオールを自力で増やせるかどうかがわかります。

 

つまり、腸内にエクオール産生菌がいる人は、

大豆食品などを長期的に豊富に食べるようにすれば、

 

エクオールが増えて、しわ取り効果を

実現することができます。

 

仮に、エクオールを自力で増やすことができない場合には、

大塚製薬 エクエル 112粒

エクオールを取り入れる方法もあります。

 

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ