中古マンションや一戸建てを相場より安く買う方法のまとめ!



引越しシーズンは一般に3月頃と言われていますけれども、

引っ越すタイミングは人それぞれで、

 

年間を通して、売り物件が流通しています。

 

限られた予算の中でできるだけ相場よりも中古マンション

一戸建て相場より安く買うにはどうしたらよいでしょうか?

 

具体的に不動産を安く購入する方法を説明していきます。

 

安く買うには、訳あり物件を狙う!

まず、一戸建てにしろ、マンションにしろ、

売却する理由が訳ありであるほど、

 

買う側が有利に商談を進められるというものです。

 

わけがあって売りたい人というのは、

売却価格も控えめであることが

多いのも事実です。

 

金銭的なワケアリでは競売物件や任意売却物件があります。

 

また、住み替え物件や相続した物件などにも

相場よりも安く買えるチャンスがあります。

 

参考記事⇒ワケアリ中古物件購入のメリットは建物費用0円で買えること!無料の例とは?

 

競売情報を活用して中古マンションや戸建てを落札

競売物件というと、なにやら、空恐ろしいイメージもあります。

基本的には見学ができないですし、

 

競売物件情報のサイトで沿線や地域を選択していき、

その地域で競売に出ている物件が表示されます。

 

物件が表示されたなら、3点セットのダウンロード

というボタンをクリックすると、

 

物件についての詳細な状況が説明されているので、

住宅の内部の写真や汚れ、損傷、

ゴミの量などが把握できます。

 

また、雨漏りの有無などにもコメントされていることが

ありますけれども、

 

裁判所が作成するものですから、

プロが見たようにすべての瑕疵や

リスクを表しているわけではありません。

 

かなり、リスクがある取引であることは確かです。

その代わりですが、落札価格は

 

通常の相場よりもかなり安くなる傾向があるので、

マンションにしろ、一戸建てにしても、

掘り出し物が見つかる場合があります。

 

マンションの場合には修繕積立金と管理費の延滞金も支払対象に

マンション

マンション

一戸建ての場合はないのですが、マンションには管理費と修繕積立金

制度があります。

 

 

競売になった所有者が管理費などを延滞していた場合には、

 

延滞分も落札者は支払いを命じられる点には

注意をして、入札するか見送るか、

あるいは、価格によっては落札するのかを決める必要があります。

 

競売物件はどれだけ安い?

競売での購入はリスクが高い反面、

リフォーム代やゴミ処分代を考慮しても、

 

不動産業者が購入後に再販して利益を

出しているケースが多いので、

 

再販価格が通常の相場だとすれば、

出した利益分だけ相場より安く

購入できていることになります。

 

任意売却物件をネットで探す方法

競売は物件を見学できないのでやめておきたいという方は、

競売になる前の段階で「任意売却」と呼ばれる

物件があります。

 

住宅ローンの延滞で、金融機関の不良債権の

担保になっている物件です。

 

通常は仲介する不動産会社がいますし、

一定の期間が経過すると債権回収会社は

 

競売にしてしまうので、

タイムリミットがあります。

 

仲介する不動産会社も競売になってしまえば

仕事になりませんし、

 

所有者にとっても競売になると

もっと安く落札されてしまいかねないリスクがあります。

 

という事情があって、相場よりも価格設定は

低めになっています。

 

アットホームやホームズなどのサイトで、

「現状のままで瑕疵担保責任を負いません」

「司法書士は指定させていただきます」

 

などの表現が入っているのが特徴です。

 

訳ありかなと思ったときは売却理由を

確認してみましょう。

 

債権回収会社にもよるかと思いますけれども、

タイミングによっては、現在販売中の

価格に対して若干価格交渉もできるでしょう。

 

お世話になる不動産会社の担当者が

任意売却物件について一定の知識があれば、

どこまで交渉できるか確率高く言い当ててくれるはずです。

 

任意売却物件は室内の状況が

確認できる点がメリットです。

 

また、任意売却の段階で見学して、

価格交渉が折り合いがつかず

見送った場合に、結局買い手がつかず、

競売に出る場合があります。

 

室内の状況を理解している物件が競売になったら、

競売に参加してみることはリスクが減らせます。

 

参考記事⇒中古物件を安く購入できる任意売却のルールや流れを説明!

 

 

住み替えの一戸建てや中古マンションも、ときに激安になる

住宅ローンの残債がある持ち家を売却して、

別の物件に住み替えるケースがあります。

 

次の物件を購入するためにも住宅ローンを組む必要があるのですが、

基本的に住宅ローンを2本組むというのはできません。

 

つまり、今の持ち家の住宅ローンを売却するなどして

前倒しで完済する必要があります。

 

ただし、購入当時よりも土地価格が下落していたりして、

ローンの残債が、

売却可能価格を上回ってしまうことがあります。

 

 

売却した時に、完済しきれなかった住宅ローンの残債を

次の住宅ローンの上乗せする場合も想定されます。

 

売却で返しきれなかったローンは次の物件に上乗せすればいいと割り切れる人、

次の物件を購入することが最優先であると考える人がいます。

 

結果として、持ち家を買取業者などへ格安で

引き取ってもらうようなケースもあるわけです。

 

住み替えにはタイムリミットもある

 

物件を住み替える人の場合では、

子供の入学時期、今の持ち家の買い手に対する引き渡しの時期など、

タイムリミットがあったりもします。

 

例えば、仲介で大手不動産会社へ売却の依頼を

していて、当初は通常の価格で販売していたのが、

 

購入する物件が決まったような場合にはどんなことをしても

売却する必要性に迫られる場合があります。

 

そんなときに買取業者がすでに安く買い取る保証を

している場合などがあるのですが、

 

買取業者に売るよりは少しでも高く売れるならということで、

随分と安く手放してしまう場合があります。

 

ですから、売却するときの理由をよく聞いておくことで、

簡単に売れそうにない物件は

意外にもお宝物件になる場合があります。

 

相続した中古マンションは価格交渉もきく場合もある!

親や親戚の人が遠方のマンションを所有していたという場合もあります。

例えば、軽井沢のリゾートマンションの殆どは東京の人が所有していたり。

 

軽井沢ではなく、鹿児島の場合や、北海道の場合もありえます。

 

相続人は管理費や修繕積立金、固定資産税の支払いの義務がありますし、

遠方で管理もできません。

 

もう、めんどうだから、買い取ってほしいと

考えるのも無理はないのです。

 

しかも、自分が苦労して購入したものでもありませんし。

 

そんなわけで、相続で物件を所有することになった人は、

安く売却することに精神的な苦痛を感じにくい傾向があります。

 

参考記事⇒不動産の売却理由が相続の場合 購入時の注意点とは?

 

 

中古マンションや一戸建てを安く買う方法のまとめ

とにかく、売却理由をよく確認するということでしょうね。

 

ライバルが不在の田舎の物件ならゆっくりと交渉しても

いいかもしれませんけれども、

 

人口密度が高い地域なら迅速に対応が求められます。

 

競売物件については、競売物件の落札をよく知る

不動産会社に相談するよりも自分自身が、

実際に現地を見に行くこと、

 

近隣への聞き込みをすることで

物件の瑕疵、精神的な瑕疵がないのかを

確認することができます。

 

まずは、BITとよばれる競売物件情報をダウンロードして、

落札されるごとに裁判所で落札結果を確認するなど

経験を積んでくことも大切です。

 

任意売却については債権回収会社がどの会社なのかによって

不動産仲介を熟知した不動産会社なら、

価格交渉できる水準やタイミングを

教えてくれるはずです。

 

投資用不動産を購入しようとする大家さんなどは、

自分が住まなくても利回りを高くするために

とにかく安く仕入れることを考えていますね。

 

同じ発想で、マイホームを手に入れることも

節約術の1つでしょう。

 





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