センチュリー21にするか仲介手数料無料の不動産屋にするか?新築一戸建か中古にするか悩む人必読!
マイホームを購入するときには不動産会社へ支払う
仲介手数料が必要になります。
3000万円の物件を首都圏で購入するする場合なら、
約100万円もの仲介手数料を支払う必要があります。
100万円もの手数料を支払いをするのが勿体ないという
心理的な負担があるので、
不動産会社によっては新築一戸建ての仲介手数料無料をうたっている
会社があります。
無料というと何かからくりもありそうで、
安かろう悪かろうではないか、
本当は損をしているのではないかという
疑問がわいてきます。
本音ではセンチュリー21や大手不動産会社に仲介してもらおうと思っていても、
手数料が勿体ないので、
仲介手数料が無料である不動産会社を
利用してしまおうという考えの方もいるかと思います。
中古一戸建てにするか、新築一戸建ての建売にするか
悩む方にとって、
上手な不動産会社の利用方法を考えてみます。
仲介手数料は直接新築一戸建ての売主と契約すれば不要なもの!
新築一戸建てにしろ中古にしろ、マイホームを探すとき、
不動産会社にお世話になります。
物件探しから見学やローンを設定したり、
実際に引っ越しをするところまで仲介業者に依頼すれば、
全て面倒を見てくれます。
その対価が仲介手数料です。
宅建業法では物件価格の「3%+6万円」(税別)の
仲介手数料を上限として支払う必要があるとされています。
基本的に直接売主と売買契約を結べば、仲介業者は入らないので、
仲介手数料は不要です。
参考記事⇒アーネストワンの建売を仲介手数料0円にする問い合わせ方法とは?
新築一戸建て購入に仲介手数料がかかる不動産仲介業者を入れる意味は?
直接売主と契約といっても、物件によっては
仲介業者を利用する方が便利な場合もあります。
- できるだけ安くマイホームを購入したい買主側
- できるだけ高く売りたい売主側
では利害関係が逆です。
その意味では仲介手数料がかかっても、仲介業者を介する方が
話がスムーズにいく場合があるからです。
ただし、仲介手数料を100万円支払って
100万円の値引き交渉が成立する程度なら、
やはり、直接、売主と契約しても同じじゃないかと
思う状況もあり得るでしょう。
新築一戸建てを仲介したい仲介業者の思惑は?
新築一戸建てを販売している場所に見学に行くと、
売主ではなく仲介業者である不動産会社が見学会を開いていることがあります。
見学に来てくれるかわからないのに
建売の見学会に暇そうにしている人たちは、
あわよくば売れたらいいなと夢を見ているのではないでしょうか?
勿論、建売の販売現地に居なくても、
ネットや広告、お店に行った時に、
新築一戸建てをとにかく薦める人たちばかりで
うんざりさせられた経験はないでしょうか?
新築一戸建てを売りたい心理は、
買主からの手数料と新築物件の売主の
両方から手数料が入るからです。
3000万円くらいの物件であれば、
約100万円ずつ買主と売主の両社から手数料が入れば、
合計で200万円の収入になります。
仲介手数料無料をうたう会社も新築一戸建ての仲介では損をしていない!建売購入を決めている人にはお薦めな仲介業者
仲介手数料無料をうたっている不動産会社も
面倒くさそうに仲介するところから熱心に仲介してくれるところまで
いろいろあります。
手数料無料だけれども物件の見学からローン、
引き渡しまで親身にやってくれるところを探しましょう。
その意味では、あれこれ迷わず、
「マイホームを買うなら新築の建売と決めている人」にとっては、
不動産会社は建売業者から手数料が入りますし、
手間がかからない分だけ、
仲介手数料無料にしてもらっても、
問題はありません。
仲介手数料無料を適用できるのは、建売業者から報酬がある
新築建売物件がメインになります。
仲介業者も中古住宅にするか、新築にするか
3か月程度、いろんな物件を見学してやっと安い中古戸建の
販売をするよりも、
短時間の見学で新築購入を薦めるほうが
労力もすくないので助かるのではないでしょうか?
仲介手数料無料の会社を利用しながら、
価格交渉から、引き渡しまでお願いして、
物件選定や見学に不動産屋に手間をかけずに、
お世話になることは理に適っている節約術といった感じです。
引き渡しを受けた後も、新築物件の場合には
建売業者が基本的に10年保証などの義務を負いますので、
積極的に仲介手数料無料の会社を
利用してもいい気がします。
仲介手数料を無料にしたい場合にどこに依頼すればいのか
わからない方は、
参考記事⇒飯田グループ 一建設の建売仲介手数料を値引きどころか無料にした口コミとは?
をご参照ください。
センチュリー21や大手不動産は仲介手数料無料はない?新築・中古、じっくりと検討したい人は無料にはこだわらないほうがいい
東急リバブル、三井のリハウス、住友不動産販売、などの大手不動産会社や
センチュリー21、ハウスドゥなどの大手フランチャイズの場合は
CMなどで知っている分だけ安心感もあります。
その代り、大手不動産会社では仲介手数料無料にはしないというのが
現状でしょう。(※大手フランチャイズは手数料無料もありえる)
物件選びでは、必ずしも新築建売を購入するわけではなく、
場合によっては中古一戸建てを購入や土地を取得して注文住宅を
検討する場合には
物件選定までの期間は3か月前後はかかるかと思います。
条件によっては1年、2年とかかります。
マイホーム取得までのプロセスが長くなりそうな場合には、
仲介手数料無料にはこだわらないほうがいいのでは?
お金よりも大切な納得できるマイホームを取得する方に
重点を置くべきでしょう。
新築一戸建てを中心に販売するセンチュリー21、中古住宅がメインの大手不動産会社に違いがあるのはなぜ?
よく、ネット上でも三井のリハウスや東急リバブル、住友不動産販売は
中古一住宅の販売が主力で、
新築一戸建て購入ならセンチュリー21だといった
評判というか噂があるようです。
ネット上の評価は割と当たっていて、
大手不動産会社は不動産を所有する方の売却の相談や依頼にもとづいて、
売りたい人と買いたい人をマッチングする
販売活動を行っているからでしょう。
参考記事⇒三井のリハウス 購入仲介や売却査定の評判や口コミについてはこちら!
センチュリー21が新築一戸建てが中心という評価があるのは
大手不動産会社のようなエンドユーザーからの
売却の依頼件数が少ないからでしょう。
中小の不動産会社は「売りたい人」よりも「買いたい人」からの
問い合わせを中心に活動をしているという
違いがあるのでしょう。
先ほど、なぜ不動産会社は新築一戸建てを販売したがるのかという
動機を紹介したように、
手数料収入を効率よく稼ぐことができるのが
建売なのでしょう。
効率よく仲介手数料を稼ぐことも
ビジネスをしていく上では必須の要素ですが、
安くていい住宅を仲介するという気持ちが
前提にあってほしいものです。
不動産屋に私も行く機会が今後あるかもしれません。
新築物件を真っ先に薦める営業マンがあらわれたら
例え名の知れたセンチュリー21やハウスドゥだとしても、
やや警戒することになるでしょう。