国道沿いの住宅は車に追突される危険性やデメリット!メリットは?
国道沿いなどの幹線道路沿いは交通量が多くて、騒音がひどい場所も
ありますし、田舎ではそれほどではなくても
交通事故は発生しやすい場所になります。
国道沿いや県道沿いの幹線道路沿いに
時々住宅が立っていますが、物件探しでは
基本的には見送りたい要素になります。
国道沿いの住宅は車に追突される危険性が高い!
上越市長浜の国道8号で大型トレーラーが民家に突っ込む https://t.co/C1PBzyyP9J #joetsu #上越 #新潟 pic.twitter.com/JmcHuuux4i
— 上越タウンジャーナル (@joetsujournal) 2016, 1月 20
新潟県上越市長浜、国道8号線沿いにある民家に大型トレーラーが突っ込みました。
しかも、これが初めてではなくて3回目だということです。
突っ込まれたときに居た場所がわるければ、怪我をしていた可能性すらあります。
居眠りをしたドライバーが悪いのですが、
国道沿いの物件は車が突っ込んでくるという危険性があるので
できれば見送りたいところです。
特に事故が多いのはカーブの外側に立っている物件へ
突っ込むケースです。
鹿児島でも国道沿いの住宅にバスが追突した事例も
2016/12/28の午後1時半ごろ、
鹿児島県霧島市牧園町高千穂の国道223号で、
路線バスと乗用車が正面衝突した弾みで
バスが近くの民家に突っ込んでいます。
ほぼ直線の道路でありながらも、
車通しの追突事故で近くの家に
被害が及んでしまいました。
突っ込まれた家に住んでいた少年は、
地震が来たかと思うくらいの衝撃だったということです。
ちなみに、国道沿いは、突っ込まれなくても
車の通行による振動があるのも大きなデメリットです。
交通量が多い幹線道路沿いの住宅に住む追突の危険性以外のデメリットは?
幹線道路沿いに住むことのデメリットは車などに
追突されるリスクがあるだけではありません。
- 排ガスが多く、健康を害するリスクが高い
- 車の騒音が多くストレスがたまる
- 振動によって家が劣化しやすい
- 車を運転する人の目に日常がさらされるので窓を解放しずらい
- 小さい子供や老人は交通事故にあうリスクが高い
など、追突される以外にも生活するうえで
デメリットが多いです。
騒音はなれるとよく言われますが、
鉄道沿いと違って、国道は車が24時間休むことなく
走ります。
国道沿いではなくても、上空を高速道路が横切っている場合も、
夜のトラックの騒音は激しさが止まりません。
耳は24時間騒音を拾い続けるのは
耳が休まりませんので、難聴や耳鳴りの原因にもなりかねません。
その割に土地の評価も高く固定資産税も割高になりがちです。
事務所や店舗などであれば好立地になりますが、
住宅を選ぶときには敢えて選ぶ必要はありません。
どうしても買いたいときは国道沿いに住む危険性やデメリットを理解してから
買うようにしましょう。
国道沿いの家にメリットはないのか?
国道沿いの家でも、交通量が少ない「ど田舎エリア」であれば、
比較的騒音や振動も気にしなくても済みます。
雪国の田舎では国道沿いの方が除雪が楽?
大雪が降る地域では毎朝除雪車が家の前の道路を
早朝から除雪してくれます。
そして、車の通行料が一定量ある国道沿いに面している方が
道路上の雪が少ないこともあって
国道沿いであることが生活しやすいといことは
あるでしょう。
住宅を兼ねて商売をすることもできる
国道沿いで小商いをしたいという住宅兼店舗にしたいときは、
国道沿いのほうが建築基準法上、
許可される可能性が高いです。
どんなに山奥の田舎でも、とこや、蕎麦屋、
などの小規模な店舗付き住宅は国道沿いなら
ひと目に付きやすいので商売がなりたつこともあります。
車の通りが多いというのは仕事に繋げられるなら
メリットになる場合もあるということですね。
今後は、EVの普及が考えられるので、
騒音や排ガスのリスクは軽減されるとなれば、
今までよりは、住みやすくもなりますし、
売りやすくもなっていく方向にあるともいえます。
国道沿いの物件を売却するときは
自宅を売却するときは、
などを利用して、
まずはいくらで売れるのかを知ることから始めることです。
自宅を売却するときに交通量が多い物件の場合には、
先ほど列挙したデメリットについて購入希望者に
明確に騒音、交通事故にあうリスクが高いことなどを
知らせたうえで、納得して買ってもらいましょう。
売却した後にクレームや訴訟になるようなリスクを回避するように
配慮しながら売却をすするべきです。
国道沿いでなかなか買い手がつかないという場合は、
最悪、不動産業者へ買取してもらうのも方法の1つです。
参考記事⇒ハウスドゥに自宅を売却したリースバック利用者の評判はCM通り?