首都圏大地震で埼玉の断層に危険性?元荒川沿い駅近のマンションには注意を!



2011年3月11日の東日本大震災後に発生した熊本地震(2016年4月14日)が発生して以来、

関東でも地震が多く発生するようになりました。

 

いまのところ、震源は茨城南部や千葉が多いのですが、

埼玉県も大きな揺れになっているので注意が必要です。

 

埼玉県には元荒川沿いに断層があるために、

揺れが大きくなる傾向にあるので

首都圏での大震災には注意が必要な地域です。

 

具体的に埼玉県を走る元荒川断層帯の近くで住宅が密集していそうな

駅周辺地域を具体的にピックアップしていきます。

 

首都圏で地震が多い!首都直下型地震も予測されている!

首都直下型地震の30年以内の発生確率は70%ともいわれてます。

しかも、時間の経過とともに発生確率は高まるばかりです。

 

さらには、2016年4月に熊本地震が発生して以来、

関東でも茨城南部が震源の地震が多く発生しています。

 

⇒茨城県南部が震源の地震多い!今後 耐震性、地盤への対策を
をご参照ください。

 

首都直下地震で大きな揺れになりそうな埼玉の断層帯とは?

首都圏大震災 その予測と減災」という本を東日本大震災直後に

埼玉大学名誉教授の角田史雄先生が出版しています。

 

埼玉大の教授であるだけに、首都圏の中でも埼玉のことは

詳しい地震予知研究家です。

 

本の中でも紹介されているのが、東日本大震災の時に、

埼玉県の断層が走っている地域での

屋根瓦が落ちている被害が多かった断層帯を紹介しています。

 

本の中で紹介されているのは元荒川沿いにある

元荒川構造体綾瀬川基盤断層です。

 

果たして、綾瀬川断層とはどのあたりを走っているのでしょうか?

断層マップでも確認しましょう。

綾瀬川活動セグメント 綾瀬川基盤断層

綾瀬川活動セグメント 綾瀬川基盤断層

 

断層マップで見てみると、埼玉県を走る断層は、

伊奈町から北に向けて

 

新幹線や高崎線と国道17号の間を直線的に走っていることが

わかりますし、元荒川も近くには流れています。

 

 

 

綾瀬川断層上にある埼玉県の駅は?

具体的に、断層はどのあたりを通過しているのかを

駅名などでピックアップしていきます。

 

綾瀬川基盤断層のスタート地点にあるのが、

ニューシャトルが走る伊奈線の羽貫駅と内宿駅です。

 

さらに、北上すると、最近完成した桶川加納I.C.があり、

北本駅の北方面で国道17号線と断層が交差して、

JR高崎線に近づいています。

 

鴻巣駅の東口方面は断層にかなり近いです

 

鴻巣駅から北鴻巣駅手前まで断層は続いていて、

国道17号線沿いを走っていることが分かります。

 

綾瀬川基盤断層上で注意すべき人口集中エリアは鴻巣駅周辺か?首都圏大震災に注意を!

断層マップで見る限り、断層に近い駅で、もっとも人口が密集していそうなのは

鴻巣駅周辺かもしれません。

 

鴻巣駅と国道17号線付近の間にあるエリアに

断層が走っている様子が確認できます。

 

鴻巣駅周辺にはマンションも多いので注意が必要です。

 

鴻巣駅から徒歩10分以内にある分譲マンションでは、

つぎのように集中しています。

 

  1. レーベンハイム鴻巣アージオ 鴻巣市本町5丁目
  2. レーベンハイム鴻巣駅前 鴻巣市栄町
  3. ラヴィドール鴻巣 鴻巣市栄町
  4. ダイアパレス鴻巣 鴻巣市逆川1丁目
  5. 日神パレステージ鴻巣中央 鴻巣市逆川1丁目
  6. グランコート鴻巣Ⅱ 鴻巣市逆川2丁目
  7. センチュリー鴻巣プレステージⅡ 鴻巣市東1丁目
  8. コスモ鴻巣ロイヤルフォルム 鴻巣市東1丁目
  9. ライオンズマンション鴻巣駅東 鴻巣市本町1丁目
  10. グランスイート鴻巣 鴻巣市本町1丁目
  11. エルミ鴻巣 鴻巣市本町1丁目
  12. エクレール鴻巣 鴻巣市本町5丁目
  13. ウィルローズ鴻巣マンション 鴻巣市本町5丁目
  14. 藤和シティコープ鴻巣 鴻巣市雷電1丁目
  15. ポレスターステーションシティ鴻巣 鴻巣市雷電1丁目

 

鴻巣駅から国道17号線があるあたりまでは徒歩10分の

エリアに該当するので、10分以内にあるマンションをピックアップしました。

 

鴻巣市内だけでマンションは91棟もあります。(2017年時点)

 

断層マップと照らし合わせて、マンションの立地と

断層の位置を確認することをおすすめします。

 

元荒川沿いも家が多い

 

不動産屋は断層が近くにあるとはなかなか言わないでしょうから、

断層があることを知ったうえで、

住む場所や対策を考えていきましょう。

 

ただし、現状では地震発生確率は小さいことは確かですが、

元荒川沿いには、埼玉県鴻巣市から深谷方面にむけて、

 

さらに別の活断層が走っている点には

注意を要するでしょう。

 

元荒川は北鴻巣駅の東方向から、吹上駅方向へ流れています。

 

そして、北鴻巣も吹上駅周辺もマンションや公団があったりするので、

人口密度は高めです。

 

 

 





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