ハウスドゥに自宅を売却したリースバック利用者の評判はCM通り?

テレビCMでよく見かける、ハウスドゥの「ハウスリースバック」。

「住み続けながら自宅を売却できる」というキャッチコピーは、とても魅力的で、どこか華やかなイメージがありますよね。

 

ネットで評判を調べてみても、「子どもの学区が変わらなくて良かった」「老後資金ができて笑顔になった」といったポジティブな声が並んでいます。

 

しかし、不動産の売買や競売、占有者の明け渡しという「泥臭い現場」を長年見てきた私から言わせれば、あの評判の裏には、教科書通りの説明だけでは決して片付けられない「当事者たちの切実な涙と真実」が隠されています。

 

  • 「子どもの学区を守りたい」という美談の裏にある、競売寸前の親たちの命がけの選択。
  • ある日突然やってくる、見知らぬ業者のウロウロとした写真撮影や、ご近所への不穏な聞き込みの恐怖。
  • 都内23区内に100坪の土地を持つという、一見裕福な老夫婦が苦しむ「毎年100万円超の固定資産税地獄」。
リースバックという仕組みは、単なる便利な不動産商品ではありません。限界まで追い詰められた人たちが、自分と家族のプライバシーや平穏な日常を死守するための「最後の防衛策」であることが珍しくないのです。
 
今回は、ハウスドゥのCMや評判をフックにしながら、一般的なメディアや企業サイトでは絶対に書けない「現場の最前線にいた人間だからこそ知っている、リースバックを利用する人たちの本当の舞台裏」を、個人的な解説を交えてリアルにお伝えします。
 
今、もしあなたが「家を手放すべきか、リースバックを使うべきか」と夜も眠れずに悩んでいるなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
きっと、他では得られない決断のヒントが見つかるはずです。

 

 

「学区が変わらなくて良かった」という美談の裏にある、親たちの切実な涙

CMなどでよく見る「ハウスリースバックのおかげで、子どもの学区を変えずに済みました」という母親の評判。
一見すると、よくある選択肢の一つに見えるかもしれません。
 
しかし、私はこれまで競売の現場で、状況を見るだけで涙が出るほど素敵なご夫婦や、
本当に子ども想いの母親たちをたくさん見てきました。
 
親の借金や不況のせいで、ある日突然、家を追われることになる。それは同時に「子どもが友達と生き別れ、大好きな学校を去らなければならない」という残酷な現実を意味します。
「自分のせいで、子どもまで犠牲にしてしまう」――その絶望と申し訳なさで、夜も眠れずにボロボロになっている母親たちがいるのです。

 

そんな限界の状況で、子どもの笑顔と日常を死守するための「たった一つの救いの一手」として選ばれているのが、

このリースバックという仕組みの真実ではないでしょうか。

綺麗ごとではなく、そこには親たちの命がけの想いがあるのです。

 

ご近所に競売を知られる恐怖――「あの家、差し押さえられたらしい」という噂話から身を守るために

競売の手続きが進むと、避けて通れないのが「周囲への発覚」です。
私はこれまで、競売物件を仕入れるプロとして、実際に何件もの現地調査(リサーチ)を行ってきました。
裁判所から「3点セット(物件情報)」が公開されると、私のような業者が一斉に動き出します。
印刷した資料を手に現地へ赴き、落札すべき物件かどうかを見極めるために、家の周囲を念入りに調べて写真を撮ります。
時には直接そのお宅を訪問することもあれば、ご近所の方に「この家で過去に自殺や殺人など、忌み嫌うような事件はありませんでしたか?」と直接聞き込みをすることもあります。
事故物件であれば落札を見送るのがセオリーだからですが、これをされた住人の方の立場はどうでしょうか。
 
物件そのものに問題がなくても、周辺環境や利便性、いい点悪い点を含め、プロの目で徹底的に洗い出されます。
つまり、競売がスタートした時点で、その家に「プライバシー」というものは一切なくなってしまうのです。
 
ハウスドゥのリースバックを活用して競売を回避するというのは、単なる資産整理ではありません。
ある日突然、見知らぬ業者が家の周りをウロウロし、ご近所に自分の家の事情を聞き回られるという「精神的な地獄」から、
自分と家族の平穏な日常を死守するための、極めて有効な防衛策なのです。

 

ハウスドゥのリースバックで本当に良かったというふうに語るのは

CM上だけの話ではなく、

 

実際の実話としてもあるストーリーなのです。

 

実際にハウスドゥではありませんけれども、

任意売却になった自宅を不動産業者に買い取ってもらい

リースバックで住み続けている事例を知っています。

 

月々25万円のローンの支払が、

75000円の賃貸で暮らして喜んでいる家族です。

 

小学生と中学生の学区が変わらずに良かったと言う点まで

同じなのです。

 

ハウスドゥのリースバックは任意売却は原則審査不可

実際にハウスドゥの取扱事例でも、競売が回避できたというケースが

あるようなのですが、

 

任意売却を検討している場合は

その後の家賃支払いもできなくなる可能性があるという理由で、

ハウス・リースバックの審査は受けられないのが

原則となっています。

 

住宅ローンの支払額が過大過ぎて支払いができないけれども、

家賃相当額なら支払いができそうなケースであって、

 

住宅ローンの残債が軽ければ

利用できる可能性があるといえるかもしれません。

 

ハウスドゥの評判は老後の資金を調達した「老夫婦の笑顔」からもわかる?

CMで描かれる、リースバックを利用して笑顔になる老夫婦。一見すると「手元にお金ができて良かったね」という話に見えますが、私は現場で「もう一つの、切実すぎる笑顔の理由」を見てきました。
それは、「都会の高額な固定資産税(固都税)という地獄からの解放」です。
 
世間からは羨ましがられる「都内23区内で100坪を超える土地と建物」を所有しているようなご夫婦。実は、地価が高すぎるがゆえに、毎年100万円を軽く超える固定資産税の請求に悲鳴を上げています。現役時代は払えても、年金暮らしになった途端、この「毎年100万円」は生活を破綻させる凶器に変わるのです。都会の評価の高い土地に暮らす人たちは、意外なほど大変な思いをしています。
ローンのない土地であれば、リースバックを活用することで、まずはまとまった売却代金が手に入ります。そして、家賃こそ発生するものの、あの恐ろしい固定資産税の支払い義務は一瞬で消えてなくなるのです。手に入った売却代金から家賃を支払っていけば、年金生活のやりくりは劇的にラクになります。
ちなみに、私が経験した別のケースでは、その自宅を売却した資金を元手に「埼玉の田舎の調整区域内の中古物件」などへ住み替えた老夫婦もいらっしゃいました。23区内で100万円超だった固定資産税が、なんと10万円未満にまで激減するのです。
 
毎年100万円の呪縛から解き放たれ、手元にキャッシュを残して穏やかに暮らす――。あのCMの笑顔の裏には、そんな「都会の地主ならではの、切実な安堵感」が隠されているケースもあるのです。

 

老夫婦にとっては年金をもらいはじめるのが65歳くらいが多いようですし、

60歳くらいから早めにもらいはじめると、年金収入がない場合もあります。

 

そして、年金はあっても非常に金額が少ない場合も

元自営業などの場合にはありえることです。

 

老夫婦が住む家が首都圏の東京、千葉、神奈川、埼玉等の場合には、

特に、家の評価は高い場合がありえます。

 

つまり、お金はないけど、不動産ならあるというわけです。

 

年齢によっては住宅ローンも完済している場合もあるでしょうし。

 

持ち家が戸建だとして、所有する土地や家に資産価値があっても、

不動産で物を買ったり、旅行に出かけたりすることはできません。

 

しかし、所有する不動産をハウスドゥに売却してリースバックを利用することで、

毎月々の家賃は支払う必要があるものの、

 

まとまったお金が手元に入ってきます。

 

亡くなった大女優の大原麗子さんは晩年、仕事がない中で、

豪邸に住みながらも、高額な固定資産税に苦しめられました。

 

参考記事⇒大原麗子の自宅は孤独死で値下がりしても弟は売却決定?その理由とは?

 

その意味では、老後を過ごすのに必要な十分な貯蓄がない老夫婦の場合で、

不動産ならあるという方は、

 

固定資産税の支払いも不要になる、

 

「ハウスドゥのハウス・リースバック」は

老後資金を確保する方法の1つになるでしょう。

 

ただし、注意点は引っ越す必要がないだけで、引っ越しをするのが

面倒でなければ、仲介で売却するほうが業者の買取よりも

高く売却できます。

 

まとめ:現場を見てきた私が、ハウスリースバックというビジネスに抱く「純粋な疑問」

ここまで、ハウスドゥのリースバックの評判の裏にある、利用者の切実なリアルを現場の目線でお話ししてきました。
確かに、23区内の高額な固定資産税に苦しむ老夫婦のように、まとまった売却代金を得て家賃を確実に支払い続けられるケースであれば、リースバックは最高の選択肢になり得ます。
しかし、競売の現場で数々の厳しい現実を見てきた私からすると、このビジネスモデルを大々的にスタートしたハウスドゥの戦略には、一人の不動産人間として純粋な驚きと疑問がありました。
私が競売物件の調査や仕入れを行っていた際、占有者の方から「このまま住ませてください」と何度も頭を下げられ、懇願されたことがあります。しかし、プロの仕事として、心を鬼にして期限を切り、確実に退去していただくお話しかしてきませんでした。厳しいようですが、「約束(支払い)が果たせなくなってしまった」からこそ競売という結果になっている以上、そこで情に流されてはビジネスが成立しないからです。
 
だからこそ、お金に困って極限状態にある人たちに対して「買い取った後も、家賃を払えばそのまま住み続けられますよ」という商品を他社に先駆けて全国展開したハウスドゥの試みは、非常に大胆であり、リスクコントロールの面で「一体どのような仕組みでこのハードルをクリアしているのだろうか」と、強烈な関心と疑問を抱いたのです。
 
ハウスリースバックは、決して困窮者を甘やかす魔法の杖ではありません。裏を返せば、家賃が払えなくなった瞬間には、非常にシビアな決断を迫られるビジネスでもあるはずです。
華やかなCMのイメージや「学区が変わらない」という目先の安心感だけで飛びつくのではなく、「自分は本当に毎月の家賃を遅れずに払い続けられるのか」を、冷徹なまでに客観的に見極める必要があります。それだけの覚悟を持って利用して初めて、このサービスは本当の救いの一手になるのだと、現場の厳しさを知る人間として感じています。

 

 

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