スピード違反の逮捕は現行犯ではなくカメラへVサイン!罰金をより徴収し高速道路より一般道の安全確保を!
東京都足立区環状7号線で、
時速124㎞で運転して、スピード違反の疑いがあることで、
都内電気工事業の男性が逮捕されました。
驚きの点は、道路に設置されたカメラ、オービスによって
検出されたデータを基にして逮捕されたということで、
現行犯逮捕ではない点です。
また、高速道路ではない一般道ため、
時速124kmのスピードは
法定速度の時速50㎞との比較では
74㎞もオーバーになりますが、
車を運転していると、
明らかにスピード超過で取り締まりにつかまっていないだけの
車が9割以上の現状を踏まえると、
新しい動きの様にも見えます。
現行犯ではなくカメラの証拠でスピード違反で逮捕された事例をみながら、
日本の特に東京を中心にしたスピードの出しすぎの現状をみていきます。
現行犯でなくてもスピード違反で逮捕された理由はカメラの証拠写真!
スピード違反についての罰金取得は
日本の財政赤字を改善するためにも、
交通事故防止の為にも必要なことです。
今回、スピード違反の取り締まりや、
走行中の警察官や白バイにつかまったのではなく、
容疑者がオービス(=カメラ)に「Vサイン」をして、
スピード違反繰り返していたことで、
警視庁の感情を逆なでした点も大きいでしょう。
スピード違反について反省するどころか、
意識的にスピード違反をして、
それでも逮捕できない、取り締まりができない警察の
ふがいなさをあざ笑うように
「Vサイン」をしていたのでしょう。
事実、国道を走行していて、警察の車が走っていますが、
明らかにスピード超過の車があっても、
- 取り締まり機による証拠がない場合、
- 警察が運転をする車を追い抜いた場合、
の様な証拠がなく、罰金などの制裁を現場で課すことが
できない現状もあるでしょう。
都内を走行していると、法定速度での走行は
後ろからパッシングを受けるのが現状なので、
都内の異常なスピード超過状況を
今回のような逮捕などによって、
変えていっていただきたいと思います。
また、より軽い違反についても警察は見てみぬふりをするのは
公平性に欠けるのではないでしょうか?
高速道路より一般道の方がスピード違反が原因で追突事故につながるため、罰金徴収を強化するべき!
まず、スピード違反による罰金と点数減点について
見ていくと、
一般道の場合のスピード違反の場合は、
一般道路の速度超過(30km未満が青切符、30km以上が赤切符)
スピード違反レベル 減点 罰金(普通車の場合)
- 15km未満 1 9,000円
- 15km以上 20km未満 1 12,000円
- 20km以上 25km未満 2 15,000円
- 25km以上 30km未満 3 18,000円
- 30km以上 50km未満 6 簡易裁判で罰金決定(赤切符)
- 50km以上~ 12 (7~8万円の反則金が通例。60km超過では、10万円にもなるケースも。)
以上が、スピード違反のレベルごとの
罰金額と、減点数の目安です。
今回逮捕されたケースは時速74kmもオーバーしていますから、
50km以上の欄の最悪のケースに該当しています。
減点数は12点、罰金はすぐにはわかりませんが、
簡易裁判所に出頭して後で、
7~10万円の罰金の納付が
想定されます。
法定速度で走行していて迷惑なのは、
後方からのパッシングなどの
あおりだけではなく、
実際にスピード違反をした車の前方不注意での
追突されるリスクが増えるので、
追突された側は大変迷惑です。
追突されることによってうける身体的ダメージは
頸椎ねんざ(むちうち)が痛いというだけでは
すまないことがあります。
最悪なのは死亡事故ですが、
重症でなくても、仕事に差し支え、
収入や生活にも響きます。
年齢にもよるのでしょうが、
通院やリハビリに要する時間は莫大で、
- 仕事の時間が失われた、
- 趣味の時間ができたはず、
- 家族との時間が持てたはず、
など考えると、被害者の人生(機会損失)に対する
ダメージが大きいです。
その意味でも、スピード違反は
交通事故が悲惨になる原因になるので
取り締まりで、見過ごさないようにしていただきたいです。
オービスに向かってVサインをした男だけが逮捕というのも
不公平です。
警察官が語るスピード違反取り締まりができない理由!道路沿いに取り締まる場所がない!
警察官になぜ明らかに、スピード違反をしている車を
毎分、毎日、見逃すのかを聞いてみると、
取り締まる場所がないからだと言っていました。
取り締まる場所を提供する民間人の協力も時には
必要なようです。
国道沿いというのは空き地が少なくて、
国道沿いに店舗や事務所が立ち並ぶ
東京やその周辺地域、
環状線のような地下や、地上を走行する場合で
取り締まるスペースがない場合、
警察は見てみぬふりを続けている実態があります。
交通量が多い国道で、事故の発生確率も高いはずなのに、
取り締まれない実態もあります。
今後も逮捕されたオービスへVサインをした男性の様に
警察に対して、挑発的な人がまだ
のこる環境は不変です。
カメラ設置によるスピード違反証拠の収集の確実性
が求められているのかもしれません。