「レセプト債」発行会社オプティファクター破産は計画的な詐欺では?3%の高配当社債が紙くずに!
「オプティファクター」という企業が
発行した「レセプト債」が紙くずになる恐れが出てきました。
アメリカの企業の「MRIインターナショナル」も
レセプト債の購入を
見るとポイントがたまる「CMサイト」を利用して、
資料請求を促し、
派手に日本で宣伝をしていました。
MRIインターナショナルは、アメリカネバダ州ラスベガス郊外に本社を置く
資産運用会社で顧客から預かった資産のほとんどが消失され
日本での巨大詐欺事件のひとつとなりました。
レセプトって何?
レセプトとは病院などの医療機関が
保険診療の対価として
診療報酬を受け取る権利のことを
言います。
月末になると、国保や社会保険に対して、
病院、クリニック、薬局はレセプト請求の為に
事務仕事が多くなります。
なぜ投資家は高配当をうたう詐欺にひっかかるのか?レセプト債の手口は医療費の請求権で安全に見えるから!
詐欺の特徴は
- 高配当をうたうこと
- 安心感があること
この2つの組み合わせなのかもしれません。
医療機関が発行したレセプトは
必ず回収できる
安心感の高い債券
というイメージが付きやすいです。
高配当と組み合わせることで、
投資家からお金を集めます。
実際に運用がうまく行くのか、
運用を正しくしているのかは不明ですが、
最初から詐欺をする計画する目的で投資家から
資金を集めている可能性があります。
詐欺なのに配当できなくなると会社を破産させて
借金、債券を0にする手法も許せないですね。
詐欺に騙されないようにするには、
1つ1つの手口をよく記憶しておく
必要があります。
LIXILグループを率いる藤森義明社長も中国企業への投資を通じて証券犯罪にあい大損していた記事はこちら!
注意しましょう。
レセプト債にリスクがあることを知って販売したアーツ証券も破産!虚偽説明をしておいて?
アーツ証券は「レセオプト債」を発行する企業に経営破綻リスクがあることを
説明するべきだったのがリスクを説明せずに販売を仲介しました。
アーツ証券は金融商品取引法違反に抵触して
2016/1/29に金融庁から金融商品取引業者の登録取り消し処分を受けています。
さらに、2/1には破産の申請を東京地裁に申請をしました。
アーツ証券のHPはかなりショボかったのですが、
今は、破産のお知らせだけです。
自業自得を通り越して、負債約59億円を0にしようとするのですから、
虚偽説明を受けて「レセプト債」を購入した投資家にとっては、
酷い対応ですね。
法令順守が叫ばれるようになって証券界もかなり淘汰が進行しましたが、
まだ、虚偽の説明をして投資家を欺く証券会社が存在していたのも残念です。
レセプト債に関わった社員も自宅などすべての財産を投げうってでも、
投資家に損害賠償をするべきではないでしょうか?
⇒美人女医タレントXが診療報酬詐欺で逮捕される手口が示すこととは?
虚偽説明を受けて損失をこうむった投資家は自己責任の範囲を超えていますから、
関連する人たちを提訴するべきです。