守口徹 麻布大学教授 サラダ油が危険で代わりに揚げ物に米油を推奨する理由は?



このところ、テレビ番組でオリーブオイル、えごま油など、

健康維持には、良質な油を利用する必要が有ることを

説明する番組が増えています。

 

食の欧米化で、年々生活習慣病が増えていますし、

メタボリックシンドロームのように、

 

太っている人が増えていることを

反映しているのかもしれません。

 

麻布大学生命・環境科学部 守口徹教授

テレビ番組

  • 主治医が見つかる診療所
  • 林修の今でしょ!講座

 

に連チャンで出演して油の利用法や

サラダ油が使い方によっては危険性があることを

説明しています。

 

油は熱で酸化しやすいので、

揚げ物や炒め物をするときには、

サラダ油ではない熱に強い米油を代わりに利用することが

大切になります。

 

 

守口徹 麻布大学教授 主治医のみつかる診療所に出演

2017/4/17放送のテレビ東京系「主治医が見つかる診療所」では、

10歳若返るぞプロジェクト第5弾~糖と油を上手に摂って若返るスペシャル~

と題して、

 

糖と油が体に及ぼす影響が取り上げられました。

 

守口徹教授は油の種類に常温で液体の油に

  • オメガ9系の油
  • オメガ6系の油
  • オメガ3系の油

の3種類があることを説明してくれました。

 

サラダ油などオメガ6系油の危険性とは

オメガ6系の油の代表は、サラダ油です。

その他には、ごま油、大豆油、グレープシードオイル、

コーン油、綿実油、ヒマワリ油、ウォールナッツオイル

 

などが該当します。

 

これらのオメガ6系の油は、

加工食品やファーストフードの外食フード、

コンビニで販売している食材に多く使われています。

 

自炊をせずに、加工食品を購入したり、ファーストフードなどの外食が多い人、

昼はコンビニを利用することが多い人などは、

 

オメガ6系に含まれるリノール酸の過剰摂取が

不健康につながる可能性があるので注意が必要なのです。

 

守口教授は著書の中でリノール酸の過剰摂取の危険性について

次のようにコメントしています。

 

過剰摂取することにより、アトピーや喘息、

花粉症などのアレルギー炎症性疾患を引き起こしてしまいます。

さらには生活習慣病や心疾患、がんなどを誘発する可能性も

あります。

出典:カラダが変わる! 油のルール

 

とり過ぎなければ問題ないとも言えるのですが、

守口徹教授は、著書の中で、

 

オメガ6系の油はなるべく避けるべきであると

主張しています。

 

オメガ3系の油とは

守口徹教授が最も推奨するのは

オメガ3系の油です。

 

オメガ3系の油は生活習慣病、うつ病、アレルギー、認知症、

ドライアイ、肌荒れや髪のパサツキなどを予防する

 

著書「体が変わる!油のルール」

で紹介されています。

 

オメガ3系の油には、

有機 えごま油 COCOCURE オーガニックJAS認定 低温圧搾 一番絞り プレミアム黄金 純生 えごま油 (オメガ3) 250g 1本

などのような

 

  1. えごま油
  2. 亜麻仁油
  3. サチャインチオイル

が該当します。

 

基本的には、魚料理を食べることで、

良質なオメガ3系の油を取り入れることができます。

 

魚を食べられなかったときなどに、

食材に、えごま油などをかけて食べると

 

1日に必要な1グラムのオメガ3系の油を

補うことができます。

 

ただし、オメガ3系の油には熱に弱いという

弱点があります。

 

味噌汁に入れる程度ならOKなのですが、

フライパンで加熱して料理をするときに

サラダ油の代わりには使えません。

 

熱に弱い油!揚げ物にはサラダ油の代わりにこめ油?サラダ油の危険性とは?

そもそも、油は酸化してしまえば有害物質になって

体に悪影響を及ぼします。

 

そして、油が参加する原因になるのは、

  • 光を当てること
  • 熱を加えること

があります。

 

守口徹 麻布大学教授が林修の今でしょ!講座に出演 サラダ油の使い回しは危険

 

テレビ朝日系「林修のいまでしょ!講座」では、

サラダ油の使い回しの危険性が問題になりました。

 

基本的には、サラダ油のは1回利用したら捨ててしまうことが

大切であるということです。

 

サラダ油は熱で酸化しやすい油であるのです。

 

熱によって酸化した油を何度も利用していると

有害な食べ物をつくっているのとおなじになってしまいます。

 

サラダ油(オメガ6系)の代わりに揚げ物に利用するならこめ油

守口徹教授は、サラダ油の代わりには、熱に強い油として、

オメガ9系の油を利用することをすすめています。

 

オメガ9系の油は融点が高いので、

酸化しづらいという利点があるからです。

 

オメガ9系の油には、

  • こめ油
  • オリーブオイル
  • 菜種油
  • 紅花油

 

  • アボガドオイル
  • アーモンドオイル
  • アルガンオイル
  • ピスタチオオイル

 

  • ヘーゼルナッツオイル
  • マカデミアナッツオイル
  • 落花生油
  • 椿油

 

があります。

 

Amazonオメガ9系 油でも多数のオメガ9系の油が購入できるので、

健康のために、

思い切ってサラダ油を断捨離してみてはいかがでしょうか?

 

 

守口徹 麻布大学教授の本

先ほど紹介した、「体が変わる!油のルール」はとてもいい本ですが、

 

「ホントによく効く油の正しい選び方・使い方」

でも、スナック菓子、菓子パン、ファーストフードの

危険性を指摘しています。

 

積極的に食べるべき油と、

できれば避けたい油の違いを知ることで

 

脳梗塞などの重大な生活習慣病などを

予防することにつながります。

 

本を買っただけでは健康にはなれませんけれども、

読んで理解できれば食生活の行動が変わります。

 

テレビ番組では知識が断片的になりがちなので、

本でしっかりと基本を理解することが

大切です。

 

守口徹教授 経歴

1982年横浜市立大学卒業後、製薬会社に勤務

国立がんセンター研究所、東京大学薬学部に研究出向の後、

同大で博士号を取得し、

1997年客員研究員として米国国立衛生研究所(NIH)で脂肪と

脳に関して研究。

麻布大学生命環境科学部教授

出典:カラダが変わる!油のルール

 

青魚に豊富に含まれているオメガ3系の油が

いかに健康維持に重要なのかを本や

テレビ出演にて、広めています。

 

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ