脂肪のサビを消去するサプリとは?九州大学 井手友美先生がテレビで紹介
老化現象の原因にもなり、さらには、動脈硬化や認知症、がん
などの病気を引き起こすものとして、
体内の「脂肪のサビ」が考えられるということが
九州大学医学研究院循環器内科学の
井出友美医学博士が
テレビ朝日系「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」
に出演して明らかにしました。
脂肪のサビとは、食用油が参加して劣化するように、
体内の脂肪が酸化して劣化する老化現象の1つです。
どうしたら脂肪のサビを改善したり消去(=サビ落とし)
したりできるのでしょうか?
脂肪のサビを改善できる物質を含んだ
サプリなども紹介していきます。
脂肪のサビががんの原因になっていることが九州大学で発見
井出友美先生が脂肪のサビ(脂肪が酸化すること)が、
がんの原因にもなると指摘したように、
九州大学では2016年に脂肪のサビががん化を促進することを
突き止めて、医学論文を発表しています。
詳細は九州大学が発表した、
をご参照ください。
九州大学医学博士=井手友美先生が脂肪のサビを消去する成分をたけしの健康エンターテインメントで紹介
脂肪のサビを消去する成分として、
井出先生はビタミンE、EPA、DHAなどが有効
であると説明しています。
「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」では、
ビタミンEを毎日体に取り入れることが
大切であることが説明されています。
1日に必要なビタミンEの摂取量は25ミリグラムで、
- 鯛なら4尾分
- カボチャなら2分の1個
毎日食べるにはちょっと無理がありそうです。
脂肪のサビを改善するビタミンEを豊富に含む食材とレシピは?
より効率よくビタミンEを豊富に含む食材を利用したものとして
紹介されたのが
アボガド・フローズンというスイーツです。
作り方は、アボカド1個・キウイ2個・バナナ1本をポリ袋に入れ、
手で潰して混ぜ合わせた上で、
調整豆乳200ミリリットル・レモン汁(レモン個)・ハチミツ大さじ2杯、紅花油を加えて
冷凍したものを食べるとうものです。
また、サツマイモをべに花油で炒めて
カラメル・バター・砕いたアーモンド・塩をからめた
「サツマイモ・キャラメル」
カボチャ300グラム、ココア大さじ1、種抜きドライプルーン、ハチミツ大さじ3
ラム酒大さじ1、紅花油大さじ1、カカオ70%以上のチョコレート50グラム
粉糖適量を材料にしてつくった「かぼちゃチョコ」
などが紹介されています。
ただし、注意点は以上のレシピは井出友美医学博士が推奨したものではなく、
料理研究家の奥薗さんが考案したものであるということです。
医学的な根拠は薄い可能性があるのです。
ビタミンEは熱に弱いためサプリで摂取するべし!
家庭の医学ではビタミンEを豊富に含む食材を利用したレシピが紹介されていますけれども、
ビタミンEが熱に弱いことには注意をするべきです。
(ちなみに、ビタミンEは熱、光、酸素によって分解されやすいです)
「アボガド・フローズン」以外の2つは熱を食材に加えてしまうために
実際にはかぼちゃなどに含まれていただろうビタミンEが
壊れてしまっている可能性が高いです。
その意味では、手間ひまかけて調理した食材でビタミンEをとろうとするのは
無理があるのです。
疲れたときにビタミン剤を摂取するかと思いますけれども、
ビタミンEについても毎日サプリとして服用するほうが効果的であると
考えられます。
国内の大手製薬会社である大塚製薬からでている
は100粒も入っていて通販で手軽に購入できるので
おすすめです。
「脂肪のサビ」を消去、改善する成分とは?
脂肪のサビを改善する成分としてはビタミンEを中心に紹介されていますけれども、
井出先生はビタミンEを豊富に含む紅花油以外には
- オリーブオイル
- リノレン酸を多く含むえごま油
- EPA,DHA
などが脂肪のサビを改善すると指摘しています。
ビタミンE以外の抗酸化サプリとは?
東京工科大学応用生物学部 山本順寛教授は
抗酸化物質(抗加齢物質)の研究者としてしられています。
山本教授によると抗酸化物質には
- ビタミンC
- ビタミンE
- CoQ10(コエンザイムQ10)
の3つが大切であると主張しています。
コエンザイムも大塚製薬から
が発売されています。
ビタミンCといえば、国内製薬メーカー最大手の
武田薬品のものが最も安心感が高くおすすめです。
ビタミンCもビタミンE同様に熱に弱いために、
熱で調理したものから取得するというよりは
みかんなどのナマのフルーツから取り入れたり、
サプリで補給するのが効率的なのです。