平日に検討物件の内覧をするメリットは?
家探しをスタートすると最終的にめぼしい物件については
実際に内覧をして
実際に買ってもいいのかどうか判断をすることになります。
情報収集については平日でもネットでチェックできるものの、
内覧(内見)については、
会社員の場合には土日や祝日に設定する人が
多数派です。
一方で、内覧は平日に設定したほうがいいこともあるので、
そのメリットについて紹介していきます。
家さがしは周辺環境が大切!平日の内覧だからわかる騒音がある
家さがしは家そのものの築年数や間取り、
リフォームの有無や状態だけではなく、
周辺環境の良さも重要になることは
言うまでもありません。
周辺環境の良さというのは人それぞれ
基準や考え方が違っているのではありますけれども、
静かな環境の方が騒々しい環境よりも
ストレスがなく生活ができるはずです。
例えば、土日や祝日の物件の見学をすると、
土日祝日には学校関係がお休みです。
もしも、検討物件の近くに学校などがある場合には、
土日は静かだけれども、
平日の騒音がひどいということにも
なりかねません。
つまり、平日に内覧を設定したほうが平日に賑やかになる
公共施設の騒音に気がつきやすいというメリットがあります。
土日祝日が休みで平日に騒音が出る可能性がある公共施設
土日祝日が休みで、平日に賑やかになるものとして
次のような施設があります。
- 保育園や幼稚園
- 小中学校、高校
特に、保育園や幼稚園の場合には幼児が活発に活動をするので、
小中学校とは違ったレベルの騒音被害がでることがあります。
近くに保育園の騒音のために、引っ越した実例も
実際に、私の知り合いは静かな住環境を重視する人で、
家は癒やされる場所と考えている
専業主婦の方がいます。
専業主婦ですので平日でも日中自宅で過ごすことが多いのですけれども、
保育園には隣接していたわけではないのですが、
保育園が近くにあたことで思いの外
子どもたちの騒々しさにストレスを感じて、
引っ越しをすることになりました。
保育園が近くでも仮に、夫婦共働きであったなら
保育園の賑やかさは騒音とは感じなかったかもしれません。
家を買うときにも保育園はあったはずなのですが、
ご主人様が土日が休みであるので、
土日に家を見学して物件を決めてしまったので
平日の保育園の騒音に引っ越し後に
気がついたというケースです。
それから子供を嫌う人は少ないですから、
子供がうるさいのは許せるという意識があります。
まさか、保育園がストレスを感じるほどにうるさく感じるなど、
本人も気が付かなかったという盲点もありました。
もちろん平日でも夕方以降であれば保育園も静かになって
しまう点には注意をしたいものです。
内覧のコツは平日に行うこと!大手不動産会社の営業マンは土日が忙しい
平日に内覧をするメリットは物件を案内してくれる
営業マンとも関連があります。
大手不動産会社を通じて家を買う人が多いはずですけれども、
土日のスケジュールは
- 朝一番に、訪問査定
- 昼から、来店対応と物件の内覧
- 夕方には、物件の契約
と言った具合に、スケージュルが1時間単位で
つまっていることが多いはずです。
営業マンは土日の内覧については
契約に結びつけるという意気込みもあるでしょうから、
顧客に対しても、
「決めてほしい」というプレッシャーが伝わってきます。
その点で、平日の内覧は営業マンのスケジュール的にも
ゆとりがありそうですし、
土日と比較して契約へのプレッシャーが小さい
ので、検討する側としても、
じっくりと検討をして、
気軽にお断りもしやすいという
メリットがありそうです。
一つの不動産会社だけにとらわれずに、
適切な助言をしてくれる会社や営業マンをみつけて、
多くの物件情報から理想に近い家を探していくことで、
購入の失敗を回避できます。