事故物件を購入前に見分ける方法は?実例で見分け方を紹介



事故物件については「大島てる」というサイトで、

何らかのいわくつきであることが

ネットで公開されている場合もあります。

 

しかし、これから新規に売りに出されてくる中古住宅には

事故物件であることが

ネットに公表されていない物件も多くあります。

 

賃貸物件であれば、誤って契約してしまっても、

すぐに引っ越しをしてしまえばいいですけれども、

購入した場合には

売却をしたり、引っ越しをするのも容易ではありません。

 

絶対に事故物件だけは掴みたくないという場合は、

事故物件であることを見分ける方法を知って

避ける必要があります。

 

特に、購入を検討する物件については

事故物件の見分け方を実行することで、

安心して契約をすることができます。

 

 

事故物件は一般的には告知されている

事故物件と一般的に呼ばれる言葉には

いろいろな事情のある物件が含まれています。

 

最も日本人に忌み嫌われるのが

殺人、自殺などの事故物件で、

不動産会社のチラシにも「精神的瑕疵あり」や

「心理的瑕疵あり」といった表現がされています。

 

「精神的瑕疵あり」とまでは言えないもののなかには、

病気や老衰でなくなった孤独死があった物件も

一般の人には事故物件という認識がされています。

 

孤独死があった物件についても

「告知事項あり」といった表現が広告上されていることが多いです。

 

人の死が絡んでいる物件で、一般的な亡くなり方ではないときに、

不動産会社では売買契約をする前の段階で、

事故物件であることを告知しています。

 

ですので、基本的には、不動産会社を信頼すれば、

事故物件は避けることができるので、

事故物件を見分ける方法などを

一般人が身につける必要はないはずです。

 

しかし、実際には、本来は告知するべきワケありの物件についても、

調査不足のために見落とされることが時々あります。

 

不動産屋が見落とした事故物件を購入前に心理的瑕疵アリと見分けた方法

不動産会社は全く問題がない物件として

普通の相場近辺の価格で販売をしている物件がありました。

 

物件の資料には「告知事項あり」などの表示は一切ありませんでした。

 

物件があった場所がいいことや物件の築年数もまだ新しめであったので、

実際に内覧をしてみることにしました。

 

物件内部についても、雨漏りなどの様子も確認できませんでしたし、

特段、問題はなさそうでしたので、

若干の値引きをお願いして、

購入申込みを不動産会社へ差し入れました。

 

購入申込みは受理されて、

いよいよ契約をすることになりました。

 

契約前に、謄本などをみせてもらったのですが、

謄本には、売主の氏名が妻の名前で記載されていました。

 

本来の所有者は夫であったのですが、

「相続」とうい理由で妻名義に所有者が変更されていることがわかったのです。

 

売却理由を再度確認すると、

「資産売却」という回答で、

近所に引っ越したので今まで住んでいた家を売りたいという理由であることがわかりました。

 

しかし、いままで住んでいた家を引っ越した理由と、

不動産の謄本に記載されていた「相続」の関連性が

理解できません。

 

不動産会社は一切問題がない物件であると言っているのですが、

怪しかったので、

物件の近所に住む人に

なにかなかったかを聞き込みをしていました。

 

すると、「所有者の男性が亡くなって、警察が来た」

ということだけがわかりました。

 

「殺人だったのか、自殺だったのか、孤独死だったのか」

そのあたりの事情も近所の方も知らない様子です。

 

単なる病死だったのか、それとも精神的瑕疵に該当するような状況であったのか、

警察の現場検証の結果までは

確認できませんでした。

 

仕方ないので、住所と謄本に書いてあった亡くなった所有者の名前を元に、

警察署に現場検証の結果がどうだったのか

確認に行ってみました。

 

警察も個人情報は簡単に教えられない事情はあるものの、

事故物件をつかむかどうかの瀬戸際にあることを伝えてみると、

「変死があった」ということだけは

教えてくれました。

 

以上のことが判明したので、何ら問題がないと言っていた

売却依頼をうけた不動産会社に再度、

現所有者の妻に本当のことを打ち明けてもらうようにお願いしました。

 

すると、夫から家を相続した妻は、

「薬を服用して、自ら命を絶っていた」といことを

白状しました。

 

不動産会社は、何も聞いてなかったので、

問題ないと思いこんでいたと言っていましたし、

 

相続人の妻は言わなくてもいいものだと思っていたと

証言しています。

 

以上のように、事故物件であることが判明したので、

購入は見送ることになりました。

 

事故物件であることの見分け方のポイントは、

  • 相続物件であったことで怪しいと感じたこと
  • 物件の近所に聞き込みをしたこと
  • 警察にも聞き込みをして変死があったことを確認したこと
  • 相続人の妻はまだ40歳程度で若かった(夫も寿命で亡くなるような年齢ではない)

 

相続物件は一般的には、なんの問題もないのが普通ですけれども、

売却理由を確認して、腑に落ちない場合には、

何らかの事情が隠れていることがあります。

 

不動産会社は売却の相談をうけたときに、

どういう経緯で亡くなったのかを確認していないのは

おそ松と言わざるを得ません。

 

謄本を見て「相続」と書かれてあっても、

亡くなった人の年齢や相続人の年齢は書いていません。

 

しかし、売却相談をうけた不動産会社は、

相続人の妻がまだ中年で老人ではないことがわかっていたのに

事故物件かもしれないと勘ぐることをしませんでした。

 

物件を購入するときには、売却理由が不自然であったり、

売主の年齢なども、事故物件の可能性と関連が出てくる場合もあるという

事例です。

 

競売物件の三点セットに事故物件の記述がなかった物件を精神的瑕疵ありと見分けた方法

競売物件がでてくると裁判所から物件がどんな物件なのか、

不動産の謄本や公図などの資料、

間取り図、物件の外観写真や内部の写真などが

詳細に記載されている三点セットという資料が公表されます。

 

三点セットの中には、仮に殺人や自殺などの精神的瑕疵がある場合には、

その旨の表示がされていて、

その分、物件価格が相場よりも下に評価されて出てきます。

 

ところが、私が落札を検討しようとした物件には、

一切事故物件であるような記述はありませんでした。

 

できるなら落札したいと思うような物件であったので、

実際に物件がある場所を見に行くことにしました。

 

物件のある周辺は農村地帯で家はまばらな調整区域です。

 

競売物件のご近所に住む人達に

競売になった物件になにか事故などはありませんでしたかと

訪ねてみると、

表情が曇っているのがわかるのですが、「なにもない」

と言っていました。

 

ただ、普通なら、「殺人などはなかったか?」と聞いてみると、

本当に問題ないなら、「一切ない、何ら問題ない」と間髪入れずに

答えてくれるのが普通です。

 

ちょっとおかしいかなと思いつつ、

競売物件から少し離れている家に聞き込みをしみると、

「あの家は、芳しくない」

と教えてくれました。

 

競売物件の敷地内にある木にぶら下がって、

元所有者が自ら命を絶っていたことが

わかったのです。

 

農村地帯で、同じ名字の人が多かったので、

住んでいる人は遠い親戚のような関係だったのかもしれません。

 

身内の恥を晒したくないとか、

差し支えのあることは外部にもらしたくないという

心理が働いていたかもしれません。

 

一般的には隣近所に住んでいる人は

事故物件であったかどうかをよく知っているものですが、

単なる近所よりも少し関係が深い仲だと

本当の事を言ってくれない場合もあるという

事例です。

 

事故物件の見分け方のまとめ

基本的には事故物件を見分けるには、

対象物件の近所の人の情報が命です。

 

聞き込みをすることは大切ですし、

聞き込みの内容が本当なのかも

相手の表情などから読み取ることも必要かもしれません。

 

1件だけ聞き込みをして、事故がなかったと言われても、

本当かどうか確証がもてないことがあります。

 

できれば、複数の人から事故がなかったのかどうかを

確認することが重要になってきます。

 

 

 







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