屋根や外壁の苔には雨漏りのリスク!原因や除去方法は?



家を長持ちさせるという視点では、

雨漏りをさせないことや、

 

床下の通風をよくして、乾燥させておくことで、

シロアリやカビを繁殖させせないことなどが

主に大切であると考えられています。

 

 

日本の木造住宅では特に湿気を溜め込まないような

通風をよくする建築が重視されています。

湿気を好むものに、カビやこけがあります。

 

カビは嫌われ者ですけれども、家にダメージを与える苔の存在は、

意外にも重大視されていません。

 

苔は日当たりの悪い湿度の高い場所に

発生しやすく、外壁や、屋根にも繁殖して、

雨漏りなどの原因にもなりかねません。

 

屋根や外壁に苔が繁殖する原因除去方法など、

対策を考えてみましょう。

 

 

屋根や外壁に苔が生える原因は周辺環境や日照時間に!

一般的には苔は、山が多い田舎に生える傾向があると

言われています。

 

ところが、東京や埼玉の住宅街でも屋根や外壁に

付着している場合が見られるので注意が必要です。

 

山奥の田舎にある家は苔が生えやすい

苔は山中の山道をあるいていると、石や木など、

いろいろな場所に付着しているのがわかります。

 

木々が多くて日が当たらないところで繁殖が

活発であることもわかります。

 

山が近い集落や住宅街でも、山の中に似たような環境であれば、

苔が生えやすくなるといえます。

 

例えば、山に近い場所に建っている家で、

山が近いために、日照時間が短い方角の屋根や外壁に

苔が生えやすい傾向があります。

 

また、山が近い場所に建っている家の敷地は

コックリートやアスファルトで舗装された駐車スペースでさえ、

苔が生えていたりします。

 

苔がよく繁殖している場所といえば、

家の周囲をぐるりと回っている排水溝です。

 

屋根から落ちた雨水を排水するために作られた

コンクリートブロックでできたU字溝の中は常に湿気が多く

 

日陰になりやすいために、

苔が生えやすい場所です。

 

山奥の過疎地は山が定期的に手入れされて、

木が伐採されていかないと

樹木の高さが年々高くなるので、

 

山から少し離れている平坦地でも日が当たる時間が

短くなる傾向にあります。

 

結果的に、昔は苔が生えることがなかったのに、

山の木が高く成長したために、苔がはえやすくなったという場合もあります。

 

 

平野の住宅街でもなぜか苔が生える

山奥でもなく、周囲は住宅街か畑で、

見渡す限り地平線上には山が全く見えないような

場所でも、

 

日当たりが悪い北方向の屋根や外壁には

苔が生えていることがあります。

 

苔の胞子が山から飛んでくるはずがないのにと

疑問に思うかもしれません。

 

関東平野(東京、神奈川、千葉、埼玉)の場合は

山が比較的少なく、平地が多いです。

 

しかし、首都圏に隣接する北関東の群馬、栃木には、山が多くそびえ立っています。

 

埼玉でも北部は強風が吹く原因は、

北関東にある山からの吹き下ろしがあります。

 

というわけで、都市部だとしても、日当たりが悪く、

湿度の高い場所であれば、苔が住み着いてしまい、

繁殖することもあり得るというわけです。

 

屋根で苔が生えやすいのは北側の1階部分の屋根や外壁

苔がついた屋根

2階建ての家で苔が生えやすい場所は、

2階部分の屋根ではなく、1階部分の屋根です。

 

2階部分の屋根は直射日光にあたっていますので、

苔が生えにくい反面、

 

1階部分の屋根は2階部分の屋根から滴る雨水も落ちてくるので、

余計に湿度が高まります。

 

しかも、日陰になりやすい場所も2階部分の壁の立ち上がりのために

できてしまうというわけです。

 

方角的には、日が当たりにくい北方向に多いです。

 

苔が生えやすい屋根はスレート葺き!外壁はモルタル

苔が生えやすい屋根の種類としては、

スレート葺きの屋根に多く見られる気がします。

 

関東では建売り住宅が多いので、どうしても、

スレート葺き(コロニアル屋根)が多い傾向にあるためかもしれません。

 

苔が生えるには根を密着していく必要があるので、

ステンレス製の屋根などには生えにくいはずです。

 

つまり、苔が根をはりやすいホコリや土がたまりやすいような

屋根には苔も生えやすいといえるでしょう。

 

苔は、アスファルト上やコンクリート上にも生えるので、

コンクリート瓦にも生えやすいといえるでしょう。

 

同じ瓦でもつるつるした陶器瓦には

苔も生えにくいはずです。

 

陶器瓦は高価である反面、一生モノだといわれるのは、

強度の強さだけではなく、苔なども生えにくく、

劣化しづらいという点があるのでしょう。

 

また、外壁では、鉄板サイディングなどには苔は生えにくいですが、

モルタルには苔が付着しやすい傾向があります。

 

苔が付着した屋根や外壁は劣化している!菌やシロアリの繁殖で強度の低下も

屋根や外壁が苔が生えたために汚くなっているくらいは

気にならないという方もいるはずです。

 

しかし、コンクリート上やアスファルト上に生えた苔を

はがしてみてください。

 

剥がしたあとのコンクリートはボロボロになって劣化しているのです。

 

苔には根がないと言われていますけれども、

苔が生えていた部分はなんらかの理由で、

コンクリートの表面が侵食されると推測されます。

 

コケが生えたモルタルの外壁の場合も同じで、

亀裂ができていたり、外壁が劣化していることがわかります。

 

外壁にできた亀裂は雨の跳ね返りのために、

雨漏りの原因にもなり、

 

結果的に家の木部の湿気が多くなると菌も繁殖しやすくなります。

 

菌の繁殖が進んでしまうためと、シロアリの被害も出やすくなるために、

家全体の強度が落ちてしまうことにもつながってしまうのです。

 

窓の苔にも注意を

窓ガラスの下に苔が生えていて、窓ガラスにも緑色のこけの仲間ではないかと思われるものが

付着してきたら要注意です。

 

窓枠の隙間部分から家の内部にまで、カビのように

侵入してくることがあります。

 

窓枠の内側が変色していないかを注意しましょう。

 

 

外壁や屋根から苔を除去してするDIYや外壁屋根塗装によるメンテナンスで解決

苔が屋根や外壁に付着することそのものは恐怖ではありません。

 

怖いのは苔の付着による外壁や屋根の劣化なのです。

 

苔の付着でモルタルに切れるが入ったり屋根の

防水機能が低下すると雨漏りの原因にもなり、

家の寿命が短くなってしまいます。

 

家の寿命を延ばすためにも、苔は除去する必要があります。

 

自分で苔除去の薬を散布し除去する方法

業者を呼んで苔を除去してしまうと費用もかかります。

部分的に苔がある程度のときは、力づくでトラないで、

 

キエール コケ・カビなどのカビ、苔除去剤を利用して

スプレー散布しましょう。

 

 

 

やや範囲が多いかと思うときや定期的に利用していきたいときは

業務用の苔取剤もあります。

 

 

窓ガラスの青苔対策にもつかえます。

 

苔は乾燥していても死滅することはありません。

 

普通の植物であれば、水分が0になったら枯れてしまいますが、

苔は、水分がなくなったときは活動を止めるだけで、

 

水分が補給されると蘇ってしまうという

生命力の強さがあるので、油断大敵です。

 

その意味で苔専用の薬品が必要です。

 

コケを除去して、亀裂を修復し雨漏りを予防する方法

すでに、コケが付着して時間が経過してしまった場合は、

外壁には亀裂が走っている場合もあります。

 

まずは、予算的な問題もあるし、

部分的なスレート屋根の亀裂だけは補修をして

雨漏りを予防したいという方は、

 

イエコマ  で応急処置をすることをおすすめします。

 

 

ただし、10年以上、屋根塗装をしていない住宅の場合は、

屋根塗装をしたほうが無難です。

 

苔が生えていなくても、スレート葺きの屋根も10年に一度は塗装をして、

お化粧をしてあげないと、劣化が進みます。

 

時期的に外壁と屋根塗装の時期であると感じた場合には、

なるべく丁寧に苔の除去をして、亀裂を修復し、

外壁塗装をしてくれる良心的な業者を見つける必要があります。

 

電話帳やネットで1社だけに問い合わせるのではなく、

何社かに連絡をしてみて、話した感じや

 

実際の見積額を比較した上で、

相性の良さそうな、

しかも、品質の高い業者を見つけたいものです。

 

 

 

見積もりを比較して、最安値の業者を選ぶというのも選び方ですし、

最安値にはこだわらず、内容や塗装後の保証や工事実績を重視するという

選び方もあります。

 

いずれにしても、何社か比較してみないと良い業者であるかが

理解できません。

 

外壁塗装の相場、わかります【ヌリカエ】 を閲覧してみて、

 

無料の見積もりをまずは取り寄せてみることから、

解決策を考えてみてはいかがでしょうか?

 

外壁屋根塗装の見積もりを無料でしかも、

一括で数社から取得できるので、

 

価格と品質を比較検討しながら業者を選べる方法として、

便利なサービスです。

 

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ