三井のリハウスは値引き交渉をどの程度やってくれるの?



家を買うときには首都圏、名古屋、関西などの大都市圏では、

大手不動産会社に相談する機会が多いかもしれません。

 

特に三井不動産の子会社である三井のリハウスなら、

安心感が非常に高いので

問い合わせもしやすい会社です。

 

しかも三井のリハウスには売却に関する相談が多く寄せられるので、

紹介してもらえる物件が豊富であることも

魅力の一つです。

 

そして、具体的にいくつかの物件を比較検討しながら、

1つの物件を購入しようとするときには、

物件価格の値引き交渉を依頼することにもなってきます。

 

売り主からの売却を依頼されている物件を高く売るのが本業の

三井のリハウスの営業マンはどの程度、

値引き交渉をしてくれるのでしょうか?

 

実際に三井のリハウスの仲介を何度か利用してみた

印象を紹介していきます。

 

 

買取業者はリハウスを利用して価格交渉をして安く仕入れている

三井のリハウスには買取業者のリピーターが存在しています。

 

どういうことかといえば、一般の人は物件の購入は

何度も繰り返して行うことは少ないです。

 

しかし、不動産を買取して再販するビジネスを営んでいる

不動産買取会社の場合は、

年に何度も物件を購入しては再販することが

ビジネスになっています。

 

買取業者が三井のリハウスから紹介された物件を

格安に購入するためには、

 

リハウスが価格交渉をすすめて、買取業者が儲かるように

購入申込みを差し入れて契約を締結していきます。

 

そのかわりに、買取業者は、リハウスの仲介で買い取りできた物件については、

三井のリハウスへ専任媒介を締結して、

 

再販のときにも手数料を支払ってあげるという

見返りを与えて、物件を再販するというケースもあります。

 

三井のリハウスは専任媒介契約を結んだ物件を

多く抱えて安定的に仲介手数料を獲得するのが

ビジネスモデルですから、

 

買取業者をうまく利用していくのは

非常に合理的な手法になります。

 

つまり、リハウスの営業マンは買取業者から

再販も任せてもらえるという見返りがあるので、

喜んで価格交渉をするという側面があるというわけですね。

 

 

 

新築物件をリハウスで買うとき価格交渉はできる?

新築の建売物件を販売している業者で仲介業者を積極的に利用して

販売している業者といえば、

 

一建設、アーネストワン、飯田産業、

タクトホーム、アイディーホーム、東栄住宅といった

飯田グループHDの建売業者や

 

オープンハウス傘下のホークワンなどがあります。

 

いずれの企業もある程度は価格交渉が入ることを前提に

価格設定をしている側面があるわけですが、

 

三井のリハウスは建売業者へ土地を仲介した物件である場合を除いて、

それぞれの建売業者が

土地をいくらで仕入れたのかを

知っているわけではありませんし、

 

建物の原価がいくらで1棟あたりにかかっているコストを

知っているわけではありません。

 

しかも、新築を取引するときには、

売り主である建売業者からも手数料が入るので、

話をまとめるためには

あまり大きな値引き交渉をしてしまうと、

 

建売業者から

仲介手数料を支払わなくてもいいなら、

値引き交渉に応じる

 

と言われてしまっては

商売になりません。

 

このことは、他の仲介業者の場合と同様と言える

取引形態と言ってもいいでしょう。

 

参考記事⇒飯田産業の建売に値引きの相場などない!安く買う方法とは?

 

三井のリハウスが専任媒介の中古物件の値引き交渉には物件ごとに差がある

三井のリハウスが専任媒介契約を結んで

売り主から売却を依頼された物件について

購入申込みをリハウスの仲介出する場合で、

 

買い主が価格交渉を希望通りにできるかどうかは

ケースバイケースになります。

 

リハウスが専任の物件であるということは、

売り主の売却希望価格を知っているということになります。

 

つまり、最低ラインどのていどまで値引きが可能なのかについて、

リハウスの担当者は知っているので、

買い主がどうしても安く買いたいという希望があって、

強い価格交渉をしようとする場合は、

意外な安値でも変える可能性があると言えます。

 

リハウスとしても、購入申込みの価格が安いとしても、

手数料が買い主、売り主両方から入れば、

悪い話ではないという計算もでて当然です。

 

逆に、値引き交渉が思ったほどできない場合もあって、

リハウスが値引き交渉をしないというより、

売り主の資金的な背景があって、値引き交渉に応じられないわけがあるときは、

リハウスとしても売り主の希望を考慮して

値引き交渉はほどほどにしかできないという

対応になってきます。

 

リハウスの専任物件について価格交渉をするときには、

どの程度まで値引きできるかを営業担当が知っているという点を

理解しておくと良いでしょう。

 

専任ではない中古物件をリハウスの仲介で値引き交渉するときは?

三井のリハウス以外の不動産会社が専任の物件を

リハウスの仲介で購入するようなときは、

価格交渉をすることについては、

売り主からの売却依頼というたがが外れるので、

価格交渉がしやすいと感じるかもしれません。

 

しかし、リハウスの専任媒介ではないだけに、

売主側の最低ラインどの程度で売れたらいいと思っているかなどの

有力情報をつかんでいないという弱点があります。

 

しかし、リハウスの営業マンはつねに売却査定を行っているので、

物件の適正価格がどの程度なのかを

適切に判断する能力が高いです。

 

つまり割高に価格設定をした物件価格であれば適正価格であると考えられる

水準から割安な水準に差し掛かるレベルまでなら

十分に価格交渉をしてくれるはずです。

 

リハウス以外の仲介業者を利用して三井のリハウスの専任物件を価格交渉は難航の可能性

物件を購入するときにはリハウス以外の仲介業者を利用して

家探しをする中で、

偶然にリハウスの専任物件を購入したいという場合も

出てきます。

 

三井のリハウスは売り主側の不動産会社として、

できるだけ高く売却することが建前上は使命になっていますので、

 

リハウス以外の仲介業者を通じて相場よりも安い購入申込みを入れてしまうと

相手にしてもらえないということになります。

 

値引き交渉は相場がどの程度のレベルなのか、

相場の下限程度までが値引き交渉の限度となります。

 

 

三井のリハウスは自社でも十分に集客できるので、

どうしても買いたい物件であるときには、

値引き交渉は程々にして商談を進めるほうが

得策であるというケースが多いというのが

実情でしょう。

 

投資家のようなスタンスで格安物件を狙うなら、

売却理由がワケありなものを狙うことも重要なので、

リハウスの営業マンに売却理由を確認することは

必須です。

 

参考記事⇒中古物件を安く購入できる任意売却のルールや流れを説明!

 

 

物件価格の値引き交渉も重要ですが、

 

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などを利用して、

 

まとまった金額になる火災保険料金を

お安くするような工夫も大切になってきます。

 

 

 





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