三井のリハウス ブラック度は中小の不動産会社と比較でどう?



不動産業界といえば、営業マンが高率歩合給で

ガツガツ仕事をしている印象が未だにあります。

 

中小企業でも簡単に参入できるビジネスで儲かる商売であるので、

会社として労務管理が十分に行き届かない会社が

意外にも多いです。

 

労務管理が不十分な会社では、社員に負担がかかりますし、

社員のパフォーマンスが上がらない、

ブラック企業ということになってしまいます。

 

一方で、不動産業界にも大手企業があるわけで、

三井不動産の傘下にある不動産売買仲介の

三井のリハウスはCMでもよく目にする会社です。

 

大手企業といえども、不動産会社なんだから、

結局ブラックじゃないのかと勘ぐったりもしがちです。

 

実際に、三井のリハウスって、地元にある中小の不動産屋との比較で

ブラック度はどうなんでしょうか?

 

実際に、リハウスの社員の活動を見てみた印象を

お伝えしていきましょう。

 

三井のリハウスは電車通勤!中小不動産はマイカー通勤

三井のリハウスは店舗が駅前にありますので、

通勤が電車通勤となります。

 

そんなわけで、自分の車で通勤をするスタイルはありません。

 

ですので、通勤時の労災事故などもほぼ起きないと言って

いいでしょう。

 

多くの不動産会社との違いは、電車通勤であることから

始まっているのかもしれません。

 

都市部だけで営業をするリハウスと地方の田舎で営業をする

零細の不動産会社との違いとも言えます。

 

 

営業や案内で利用する車は三井のリハウスは社有!中小不動産は持ち込み

リハウスの社員はマイカー通勤の必要性がないので、

自分の車を営業用に持ち込む必要がありません。

 

営業で利用する車はリハウスが所有する社有車があって、

社員は会社の車を利用できます。

 

一方で、中小零細の企業やその他、大手と呼ばれるような不動産会社でも

未だに、社有車を社員へ提供できていない会社が多いです。

 

入社の条件が車の持ち込みであるのが不動産業界の常識の様になっています。

 

不動産業界がブラックであると言われてしまう原因の一つになっています。

 

新卒で不動産会社を選ぶときには、リハウスのように、

社有車が提供されるのかはチェックポイントといえます。

 

 

ガソリン代の支給の有無や車両の借り上げも不要

 

 

不動産会社で最悪な会社は、給料にガソリン代が込になっていると

主張するような会社です。

 

不動産会社は従業員が車を持ち込んで営業をするために、

ガソリン代を支給する会社はまともと言えますが、

ホワイト企業とは言い難いです。

 

従業員の車を利用して営業をさせているわけですので、

ガソリン代を支給するだけではなく、

毎月、車両の借り上げ手当を支給する必要があります。

 

まあ、三井のリハウスのように最初から会社の車を利用して

営業ができるなら、ガソリン代の支給の有無や

車両の借り上げ手当の有無を気になる必要もないわけです。

 

若手社員は結婚できているか?

不動産会社で仕事をして、若手社員が結婚をして家族を養っていけてることは、

会社の働きやすさを写す鏡の1つと言えます。

 

仕事やノルマに追われて、プライベートが充実していなければ

いい仕事はできません。

 

リハウスの若手社員は結婚指輪をしていたりする人を

何人も知っているので、

三井のリハウスで仕事をしていくということで、

安心して結婚ができる体制にあると推測できます。

 

ブラック企業の営業社員を見てみると、

結婚するゆとりを感じられないのは、

私だけでしょうか?

 

夜遅くまでの営業はありだが、ゆとりも。

リハウスの社員といえども、朝9時に出社して、

夕方の5時や6時に帰れているわけではありません。

 

7時、8時、時には9時になることもあるのが

不動産の営業の仕事をする宿命のようなものでしょう。

 

ただ、三井のリハウスは専任媒介契約の売却依頼物件を

多数抱えている営業スタイルなので、

 

夜遅くに、他社から購入申込みが入っても、

無視して自宅に帰るゆとりが

リハウスの社員にはあります

 

看板が大きいから、収入印紙もごまかさない

売買契約を締結するときには契約書類に収入印紙を貼り付けする必要があります。

 

よく、売り主側が契約するときには、

コピーでいいので、収入印紙は買い主だけの負担にしてほしいという

申し出があります。

 

そんなときも、リハウスの社員は、

「うちは、看板が大きいので」という理由で、

売り主にも収入印紙の貼り付けを促しています。

 

リハウスは、「看板が大きい」=「ホワイト企業」

をアピールしています。

 

宅建士の保有率が高い

宅建士を持っている営業マンは法令を遵守する姿勢が

資格を持っていない営業マンよりは強いと言えます。

 

法令を守ることがホワイト企業への道です。

 

リハウスは大抵の社員が宅建士を持っている点が

地場の不動産会社とは違っています。

 

※宅建士は従業員の5人に一人の割合で必要です

 

週休二日制や有給休暇ありで家族サービスができる

 

一般企業は完全週休二日制であるのですが、

不動産業界で小さい会社では、各週休二日制などの会社が

まだまだあります。

 

しかも、不動産会社での営業をしていると、定休日でも顧客の都合に合わせて、

休日出勤を余儀なくされることがあります。

 

リハウスでは完全週休二日制ですし、

休日は、家族サービスを重視する社員にお目にかかったこともあります。

 

アタリマエのことなのですが、不動産会社は

休みが少ないというブラック体質が未だに残っています。

 

まとめ:不動産会社がブラックと呼ばれる要素をリハウスは排除している

三井のリハウスに対しては、中小零細の不動産会社はなにかと

いいイメージを持っていない人たちも多いようです。

 

三井のリハウスを批判したくなるような場面はよくあるのでしょうけれども、

その前に、不動産業界のブラックぶりを

自助努力で浄化していく必要がありそうです。

 

リハウスのように儲かっている会社は社員を大切にできます。

 

社員を大切にできると、顧客に対してのサービスも

充実していきます。

 

零細企業の不動産会社が大きな利益を追求していくには、

社員の離職率を軽減して、パフォーマンスを向上させる、

労務管理の充実が大切です。

 

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ