宅建士合格は権利関係の理解が重要!独学で正解率を高める参考書と勉強方法とは?



宅建士試験の内容は

  1. 権利関係(民法)
  2. 宅建業法
  3. 法令上の制限
  4. 税法・価格の評定
  5. 免除科目

の分野から出題されます。

 

宅建に合格している人たちですら、

権利関係があまり得点できずに

すれすれで合格する人がいます。

 

あるいは、権利関係の得点率が悪くて、

あと1点で合格ができなかったという方も多いでしょう。

 

宅建士試験に独学でしかも高得点で合格をするには

権利関係のマスターが大切になります。

 

権利関係を制覇するための勉強方法と具体的に

どんな参考書を利用するべきなのかについて説明をします。

 

 

宅建に高得点で合格するメドとは?権利関係は正答率が低い

宅建試験では、

 

  1. 権利関係(民法)⇒14問出題中9問正解目標
  2. 宅建業法⇒20問出題中18問正解目標
  3. 法令上の制限⇒8問出題中7問正解目標
  4. 税法・価格の評定⇒3問出題中2問正解目標
  5. 免除科目⇒5問出題中4問正解目標

 

というのが理想とされます。

つまり、50問出題中40問の正解があれば、おおよそ70%の

正答率があれば例年合格ラインを超えるといわれているので

 

確実に合格できるからです。

 

権利関係は出題数が宅建業法に次いで多い割には

高得点が期待されていないのです。

 

それだけ苦手にしている受験生が多いということになるので、

権利関係の分野で高得点を挙げらえるなら

 

宅建士合格に大きく近づくことになります。

 

独学で権利関係に強くなれば、暗記科目の税法などの分野で失点もカバーできる

権利関係に強くなるメリットは、権利関係が単なる暗記科目ではないので、

法の精神を理解して問題に取り組めるようになれば

 

得点率が高くなって、暗記科目であり出題の的が絞りづらい

税法や免除科目での失点をカバーしてくれます。

 

結果的に合格ラインを超える地力を身に着けることが可能です。

 

また、資格の予備校に通塾できれば高確率は高まるのですが、

宅建業法、法令上の制限など暗記科目の受験テックニックが

受講できる点が大きいです。

 

独学で宅建合格を目指すなら、予備校でのテクニックも

簡単には通用しない権利関係に強くなることは重要なポイントです。

 

権利関係を制覇すると宅建士試験の合格率が高まる!

宅建の合格者は宅建業法は20問出題されるうち、

18~20問の正答率はキープしています。

 

宅建業法の場合にはどのテキストで学習しても

学びやすく暗記科目であることもあって

高得点が可能です。

 

宅建業法の次の出題数が多い権利関係で高い正答率がキープできれば、

合格に大きく近づきます。

 

従来の権利関係の勉強方法は?

一般的には権利関係についての勉強方法は「パーフェクト宅建」のような

基本書と呼ばれるテキストを読んだあと、

 

過去問を解いて、

過去問を解いて後に解説をよく読んで理解するというものです。

 

宅建士の為に作成された基本書やテキストのいい点は、

民法を宅建士試験の出題内容に合わせて、

 

効率的に編集している点です。

 

堅苦しそうな民法も、名前を権利関係と変えて、

売買や、時効などの各分野について

 

大まかにポイントだけを説明しています。

 

宅建士の試験には六法などは不要といわれています。

(間違いではありません)

 

権利関係を制覇する勉強方法は宅建士の参考書にプラスアルファのテキストで民法の条文を理解すること

民法の条文は1044条もありますから、1044条すべてを記憶することは

できません。

 

宅建試験に効率よく合格するにも条文の暗記は非効率です。

 

ただし、権利関係は基本的なことを理解して覚えることが大切で、

暗記科目ではありません。

 

民法の条文に基づいて権利関係の各項目を理解するように学習を進めることが

実は効率的なのです。

 

過去には中野元氏の著書で「これだけ宅建」という名著がありました。

権利関係を民法の条文をベースに詳細に説明をしている本で

多くの人が活用して合格をしています。

 

ブックオフやアマゾンで中古品を購入するのも

1つの方法です。

 

権利関係で正答率を高めるために民法の条文をベースにする教えたくない参考書を紹介!

宅建試験に40点以上で合格するためには権利関係の正答率は高いことが必須です。

 

過去にあった名著も絶版になって今では民法をベースにして

詳細に解説した力がつく参考書は少ないです。

 

 

そこで、宅建士の一般的な基本書で大まかな学習を終えた後に、

過去問と合わせて

 

法学検定問題集ベーシックコース

を活用することをお勧めします。

 

マル秘テクニックなのでライバルの受験生には教えたくない

参考書です。

 

(※法学検定を受験する必要はありません。)

 

法学検定ベーシックコースは大学2年生程度のレベルとされていて、

宅建士の試験問題レベルと考えてもいいでしょう。

 

お勧めのポイントは問題がいいだけではなく、

解説が詳しく、民法の条文をベースにして詳細に

解説されている点です。

 

法学検定の使い方は、民法の部分だけでいいので、

全問正解できるまで繰り返し問題演習をすることです。

 

民法の重要ポイントをインプットすることで、

宅建士に出題される権利関係の正答率が

向上します。

 

1つの問題を理解するためには、民法の条文を参照することも

大切です。

(宅建士合格には六法は不要というのは一般論ですけれども、

あったほうがより納得感が高まります。)

 

そこで法学検定問題集と合わせて活用したいのが

宅建六法です。

 

民法をわかりやすく過去の判例なども記載されているので

利用価値が大きいです。

 

宅建だけではなく、今後行政書士を受験する予定がある人は

「行政書士 六法」のほうがいいかもしれません。

 

宅建士試験  権利関係の勉強方法と参考書の独学法まとめ

独学で、基本書で権利関係について一通り理解する

過去問を解きながらポイントを理解する

 

ということを一通りやりながら、

 

「法学検定問題集 ベーシックコース」の

民法の約100問(400枝)について完ぺきに

民法の条文をもとにして理解していきます。

 

法学検定問題集で全問題正解できるようになった段階では

宅建の権利関係についても過去問も

 

すらすらとけるはずで合格は目の前です。

 

過去問や過去10年問題集の活用方法や選び方については

⇒宅建士合格を独学で目指せるお薦めテキスト5選を解説!

をご参照ください。

 

あくまでも「基本である民法の考え方を理解した上で」、

過去問を解いていくことが重要な勉強法になります。

 

注意点は、過去問を解きながら知識を整理しようと

しないことです。

 

正しいインプットがなければ、過去問を解く作業は

非常につらく、効率的ではありません。

 

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ