少額短期保険募集人試験 合格率を高める勉強法は?過去問は何回やる?



不動産会社で仕事をする場合に

なければならない資格として

宅地建物取引士の資格試験があります。

 

宅建士の資格試験の合格率は15%と言われていて、

何度受けても合格しない人もいるという実情もあって、

受ければすぐに合格するというものではありません。

 

一方で、賃貸物件の斡旋のときによく利用する少額短期保険がありますけれども、

少額短期保険の募集人になるにも

少額短期保険募集人試験に合格する必要があります。

 

少額短期保険の試験についての合格率はよくわかっていませんが、

受験すれば誰でも合格するという

レベルであるととらえられています。

 

ただし、油断は禁物で、試験会場にテキストを持ち込めるわけではないですし、

準備をしていかないと

試験独自の言い回しなどに引っかかってしまって

簡単に失点してしまいます。

 

仮に不合格になってしまうと、

馬鹿であることを証明してしまうようなものなので

落ちたら人生の汚点になってしまいかねません(笑)

 

実際に、少額短期保険募集人試験を受験をしてみて

どの程度勉強したら良いのか、

 

誰でも確率高く合格できそうな勉強法がないのか

参考にしていただければと思います。

 

 

少額短期保険の合格点は?誰でも受かる?

合格点は70点と決まっています。全部で50問の出題があって、

35問を正解することで、70%正解率になり、

合格ラインちょうどとなります。

 

1つの問題は、ほぼ、○か☓かで判定をする問題か、

選択肢から選んで空欄を埋める問題です。

 

宅建の場合は、4 肢択一試験ですので、

宅建との比較でも試験のボリュームも

4分の1といえます。

 

宅建は不合格だったけど少額短期保険は合格したという人は

ゴロゴロいる理由でもあります。

 

つまり、合格して当然と言える難度であり、

必要な勉強量は多くないということです。

 

合格するにはテキストだけの勉強でいいのか?

少額短期保険を受験するには、

少額短期保険業者から

「少額短期保険募集人 教育テキスト」

をもらって勉強することになります。

 

試験問題は100%この教育テキストからの出題ですので、

テキストをマスターすれば十分であるのは

間違いありません。

 

宅建のように受験参考書や過去問週などの市販教材もありませんし、

参考書を準備する必要がないくらいのレベルであると言えます。

 

ただ、少短(=少額短期保険)の試験内容は簡単だとは言え、

テキストを一通り読み込んで、内容がほぼパーフェクトに

インプットできる人は稀である気がします。

 

一般的な人が100点満点かそれに近い点数で合格するためには、

やはり過去問は解いて合格のコツをつかんでいく必要性はありそうです。

 

過去問だけで合格できる?

一般的な勉強方法は、先にインプット(内容の理解と記憶)があって、

その後に、アウトプット(問題練習)をします。

 

テキストを読んで理解するのはインプットです。

 

過去問を説いてみるのがアウトプットです。

 

ただし、少額短期保険の内容はそれほど難しくはないので、

先に過去問を解いていって、

受験で合格するための知識を

インプットしていくというやり方もありです。

 

少額短期保険募集人試験で100点で合格した人の勉強法はどうだった?

少額短期保険募集人の試験で試験時間60分のうち、

10分もかからずに100点満点を獲得した人がいます。

 

その人の勉強の仕方は、テキストを先に読まずに、

先に過去問をどんどん解いていって

過去問から重要ポイントをつかんでいくやり方であったそうです。

 

少額短期保険の過去問は市販されていませんが、

では、どうやってやったかといえば、

 

ネットで「少額短期保険 過去問」と

検索してみてください。

 

過去問を掲載しているサイトがいくつかあります。

 

どれか1つのサイトに絞って、

掲載されている過去問をすべてパーフェクトにできるまで

繰り返し解くという手法です。

 

実際には、2~3回繰り返して

100点で合格したそうです。

 

ただし、こう書いてあったら○、こういう表現のときは☓というように

機械的に暗記するようなやり方でもあるので、

 

少額短期保険の募集人として

契約時の説明の姿勢など、

 

実務の現場で、募集人として何が求められているのかなど

本当に理解しているとは言えないような理解度にしか

なりかねないので注意を要します。

 

  • 合格しさえすればいいと割り切っている人
  • テキストを読んで基本をマスターしてというのが面倒

 

だという方は、

 

満点を獲得した人の実例があるので、

 

過去問を解くことで、解法のポイントや覚えるべき内容を

効率よく覚えて、

過去問中心でトライしても良さそうです。

 

ただし、このやり方ができるのは、

割と地頭がいい人や記憶力がいい人向けと言えそうです。

 

ネット上で過去問の選び方は?

ネット上に公開されている少額短期保険の過去問のサイトは

いくつかあるのですが、

 

問題が多いとか見やすいというより、

解いたあとの答え合わせをする段階で、

 

解答や解説が単に、○☓の結果だけではなく、

解説が詳しいサイトを選びましょう。

 

解いたあとに自分で調べる手間が省けますし、

理解力が高まりますので。

 

少額短期保険の出題分野と出題比率みて、優先すべき分野と勉強法は?

少額短期保険の教育テキストは

第1篇~第5編からなりたっています。

 

そして、その各分野ごとの試験での配点は

一律ではありません

 

各セクションと配点の関係は次のようになっています。

 

  • 第1篇 保険の基礎知識   配点10点
  • 第2篇 少額短期保険業   配点14点
  • 第3篇 コンプライアンス  配点60点
  • 第4篇 保険商品の概要   配点8点
  • 第5篇 保険の周辺知識   配点8点

 

つまり、100点満点のうち、60%はコンプライアンスの分野からの出題であることが

わかります。

 

つまり、コンプライアンスの分野を手厚く学習することが

合格に繋がりやすいことがわかります。

 

実際に受験してみての感想、過去問は何回やった?

少額短期保険のためにじっくりと時間を確保して勉強はせず、

基本通り、まずはテキストを読んで基本を理解して、

その上で過去問に取り組みました。

 

過去問は解いてみるとよく間違えた記憶があります。

 

その代わり、間違えた部分を確実にテキストに戻って

知識を正確なものにする努力をしています。

 

仕事を試験対策ですし、自宅では一切学習をせず、

休み時間などを使っての学習でしたので、

 

時間がなく、過去問は1回しか解いていません。

 

その上で受験をした結果は、

残念ながら100点は取れませんでしたが、

それに近い点数は獲得できています。

 

過去問だけで合格しようとする人は、

2~3回繰り返す必要がありそうですが、

 

テキストを読んでインプットを先にすれば、

過去問は1回転すれば十分なのかもしれません。

合格通知書 少額短期募集人

受験後にすぐに採点され、

合格していると合格通知書も

プリントアウトできます。

 

簡単な試験でも、合格通知書を見ると

(落ちなくてよかった)とホッとしますよ。

 

なぜなら、合格しても頭がいいことの証明にはならないテストですが、

落ちたら「賢くない」ことが証明される程度の試験であるからです。

 

落ちたらやばいと思うことで、頑張って過去問を解くという

努力につながります。

 

合格率100%にするための勉強法のまとめ

過去問だけで合格する方法もありですが、

基本は先にインプットです。

 

最初から完璧に覚える必要はないので、

テキストをよく読み込んで

少額短期保険の内容を理解することが第一です。

 

教育テキストを読み込んだあとで各章ごとの終わりにある

「理解度チェックテスト」を解いて、

できなかったところを再度テキストで知識を再確認します。

 

その上でネットに公開されている過去問で問題演習を行い、

テストならではの

特有の言い回しやヒッカケを攻略しながら、

合格するための記憶をしていきましょう。

 

 

ただ、テキストを読むのは面倒だという方は、

動画を利用する方法もありかと思います。

 

少額短期保険ではなく、損害保険募集人試験の

テキストを取り寄せるとCDがついています。

 

CDに収録された動画を見るか、IDとパスワードで

ユーチューブを見ることができます。

 

少額短期保険の

第1篇 保険の基礎知識

第3篇 コンプライアンス  

 

などの内容は損害保険募集人の内容と同じなので、

文字を読むのが面倒でわかりにくいという人は、

動画を活用してみてください。

 

先に基本をマスターできたなら、

その上で過去問を解くようにしてみることで

高確率が高まるのではないでしょうか?

 

ご検討を祈ります。

 

余談ですが、宅建士試験をこれから受験するという方は、

宅建士 独学合格に過去問中心の勉強は受からない!お薦めはCDで基本書の完全マスター!

もご参照ください。

 





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