長崎市で土砂崩れで家が崩落した場所はどこ?御船蔵町は危険区域に指定なくハザードマップもない!



長崎市で大雨の為に土砂崩れが起きて家が崩落しています。

場所は、長崎市御船蔵町という地域ですが、

 

実は長崎市のHPに

東部本庁地区土砂災害ハザードマップ町別一覧表

があるのですが、

 

長崎市御船蔵町は危険区域に指定されていませんでした。

 

中古住宅にしろ、新築に建て替え、あるいは、

新規に土地を取得するときにはハザードマップは

あてにならないかもしれないのです。

 

 

長崎市で土砂崩れで家が崩落した場所は?

まずは、長崎市で土砂崩れによって家が崩落した場所ですが、

長崎市御船蔵町という地域になります。

 

地図で見てもわかる通り、山が多いわけではなく、

山の中でがけ崩れが発生したというよりも

町全体が傾斜地をなしているのが特徴です。

 

また、崩落してしまった住宅については

比較的急な斜面上にあったことは事実です。

 

20160630長崎市御船蔵町 崩落

20160630長崎市御船蔵町 崩落

 

 

東京や神奈川県でもよくあるひな壇の

土地形状が特色です。

 

ひな壇の土地形状では宅地造成工事がしっかりしていることが

前提になりますね。

 

古い造成地は注意をしましょう。

 

長崎市御船蔵町はハザードマップ上で土砂災害危険区域に指定されていたのか?

ところで、今回、長崎市でがけ崩れがあった、

長崎市御船蔵町なのですが、

 

被害者はいませんでした。

 

被害者はいないのは良かったのですが、

長崎市はあらかじめ土砂災害警戒区域の指定を

ハザードマップとして指定をしていたからでしょうか?

 

土砂崩れがあったエリアについて、

長崎市が危険区域に指定した地域を確認してみます。

 

74 御船蔵町 未指定  

出典:長崎市東部本庁地区土砂災害ハザードマップ町別一覧表

 

つまり、長崎市では土砂崩れが起きて家が崩落した地域全体を

土砂災害危険区域には指定していませんでした。

 

長崎市御船蔵町を含めて、まだ、ハザードマップ自体が作成されて

いないというのが実情なのです。

 

ハザードマップが作成されていないということは、

長崎市全体の土砂災害や大雨の時の危険性については

まだ、実態がつかめていない場所が多いということでもあります。

 

今住んでいる住民のためにも、

これから不動産を取得する人のためにも

 

ハザードマップを指針にする人が多いので、

早めに完成することが望まれます。

 

家の購入は中古でも新築でもハザードマップより傾斜の有無と危険性を目で確かめる

今回土砂崩れで崩落した場所はある意味では

いい場所です。

 

ひな壇の傾斜地で一番高い場所にあって、

町を見下ろすことができるので

眺望がいいです。

 

また、家が立ち並ぶ状況から推測しても、

南傾斜と推測します。

 

北側からの北風が入らず、夏の通気性の面では

弱点ですが、冬は暖かく、

 

日当たりは良好といういい場所であったはずなのです。

 

セカンドハウスではよく眺望に惚れて即決したという

体験談を田舎暮らしの本で見かけますが、

 

危険性もあることも理解しておきましょう。

 

⇒南阿蘇村 温泉権付リゾートマンション阿蘇は眺望の良さも魅力?購入時 注意点は?

も参考になるかと思います。

 

特にハザードマップも整備されない地域であれば、

危険を察知するのは、急な崖になっていないかと

 

推測する第六感です。

 

崖の下の方であれば、上から家が落ちてきても

被害者ですが、

 

崩落して下の家に被害を及ぼすと

加害者にもなってしまいます。

 

眺望がいい高台の崖の上に家を購入するときは、

すぐ下に家が建っていないか?

 

これから立つ予定がないかも

確認するべきでしょう。





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