眺望がいい物件では法面に注意!東海大学学生村 築浅RCマンションに崖崩れのリスク!



南阿蘇村の河陽地区には

東海大学学生村があります。

 

東海大学生800人が賃貸アパートや

マンションで暮らしている場所です。

 

熊本地震で阿蘇大橋付近には活断層がはしっていましたので、

阿蘇大橋が崩落しただけではなく、

 

トロッコ列車で有名な南阿蘇鉄道も被害を受けて不通になっています。

 

橋梁や道路もあちらこちらで崩落したり寸断される被害になりました。

 

東海大学の学生アパートも倒壊したものもありますが、

倒壊しなかった頑丈なRCマンションは建物の被害は

 

一見するとなさそうではありますが映像を見ると

マンションの駐車場付近が崖崩れを起こしていて

 

マンション敷地に駐車していた車が転落寸前になっています。

 

学生用マンションがあった場所は高台にあって、

眺望のいいマンションとして知られているのですが、

 

眺望の良さには斜面や法面に崖崩れのリスクがあることには

気を付けていきたいものです。

 

 

崖の近くにある東海大学学生村にある築浅RCマンションは眺望がいいのが売りだった!

崖の近くにある場所は眺望がいいことも多いです。

 

南阿蘇村では土砂に飲まれた

低い土地にある家もあった一方で、

 

高台にある眺望のいいRC造4階建ての

東海大学向けマンションは

 

山からの土砂崩れではなく、

足元の駐車場から下が崖になっていて、

 

熊本地震の揺れによって崖崩れを引き起こしました。

 

ヘリコプターでマンション住民が駐車場から

救助された場所です。

 

RC4階建てのマンションは東海大学学生村

南阿蘇村河陽地区にありながらも

 

晴れた日には遠く離れた熊本市の街が見えるほどの

眺望を誇っていました。

 

地元の人でも惚れ惚れするような光景だったと

思います。

 

また築年数も浅く、インターネットも無料使用

装備されていました。

 

田舎暮らしの物件探しは眺望がいい場所では崖崩れのリスクがないかをチェック

セカンドハウスとしての田舎暮らしを始める物件探しや、

自分の自宅として郊外の山がちなところでの物件探しでは

 

眺望がいい場所が時々あります。

 

南阿蘇村から熊本市の街が一望できるような

立地ではつい眺望の良さに惚れてしまいます。

 

一方で大地震や大雨があった場合には

足元付近からの崖崩れのリスクがないかを

よく確認はしておきたいところです。

 

熊本地震による崖崩れによる法面の修復費用は誰が負担するのかにも注意点!

具体的な例で駐車場から崖崩れがあったマンションの場合には

崖崩れを修復しないと住民は戻ってこないでしょう。

 

では崖崩れは誰が修復をする義務があるのでしょうか?

 

マンションが建っていた敷地地、駐車場については

マンションとその土地の所有者のものです。

 

しかし、駐車場から下にかけて崖になっている部分の

所有者は誰なのかによります。

 

もしも、崖の部分も合わせてマンション敷地所有者が

持っているとすれば自己負担で修復する費用が

かかります。

 

金額は莫大です。

 

マンション敷地に隣接する崖の部分(法面)については

マンションの敷地所有者以外の第三者であれば、

 

その第三者に対して崖の修復請求が入るでしょう。

 

このことからわかるのは、

眺望のいい物件があったときには、

 

崖の部分に当たる法面(のりめん)が大なり小なりついていることがあります。

 

この法面が誰のものなのかをよく確認してから

眺望のいい物件に決めるのがよいでしょう。

 

万が一法面が崩れて崩壊したら、誰が費用を負担するのか?

と考えてリスクを回避することがポイントです。

 

眺望がいい熊本城も石垣崩壊で法面修復費用が莫大

眺望の良さを誇る熊本城も石垣の上に建築されていました。

 

高い石垣はいわば崖崩れを起こしたようなものです。

 

熊本城の敷地は平坦部分だけではなく

急斜面で立ち上がっている石垣造られた法面部分も

含まれています。

 

熊本城の修復費用は200億円とも言われるのは

石垣崩壊を修復する費用が莫大であるからです。

 

⇒熊本城 石垣崩壊で飯田丸五階櫓 が倒壊の危機!擁壁付き中古マイホームは要観察!

 

 

以上、眺望の良さを誇る土地や建物には

震災時に大きなリスクが発生することが分かります。

 

家探しのときも法面や崖には注意を

 

熊本地震で法面が崩壊しそうになっている

マンションや熊本城などは

 

全く他人事ではありません。

 

我々が、家さがしをするときにも、

崖があったり法面の斜面があったりしますので、

注意が必要であるということです。

 

 

 





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