新潟焼山 噴火周辺の活断層を地図で確認!糸魚川静岡構造線上の地震注意報か?
新潟県の焼山(新潟焼山)が小規模噴火を
起こしました。
今のところは火山性地震という解釈で
小規模ですが地震が発生しています。
新潟焼山は「糸魚川静岡構造線」という断層の東側に
位置している活火山ですので、
焼山と活断層や地震との関連性が心配されます。
具体的に焼山と活断層との位置関係を
地図で確認していきたいと思います。
新潟焼山がある場所を地図で確認
新潟焼山がある場所を地図でまずは確認してみましょう。
妙高市と糸魚川市にまたがっている山であることが
わかります。
焼山周辺には山が多いだけではなく活火山が
多い点に注意が必要です。
新潟焼山の他には金山、妙高山も活火山です。
新潟焼山と活断層の位置関係を地図で確認
新潟焼山の西側には新潟県糸魚川~長野県諏訪湖付近~山梨県早川町~
静岡県安部川まで到達する糸魚川静岡構造線という大断層が走っています。
関連する県が北部の新潟県~長野県~山梨県~静岡県
という広範囲にわたっている点にも注意が必要です。
地図で位置関係を確認しましょう。
地図を見てわかる通り焼山の西側に
赤い線が走っていますが、
「神城断層」と呼ばれるものです。
2014年11月22日に長野神城断層地震が
発生しています。
神城断層は糸魚川静岡構造線を構成する
活断層群の1つです。
#熊本地震 と新潟の火山の活発化
熊本地震の震源から、ずう〜っと繋がってる「中央構造線断層帯」は、ちょうど新潟県付近まで伸びてる断層帯で、縦にも構造線があるから「新潟焼山」の火山が5月になって活発になったのも、つじつまがあいますね pic.twitter.com/7pj5qoEbkJ
— T.HIRANO (@TOHRU_HIRANO) 2016年5月6日
新潟焼山近くを走る活断層、糸魚川静岡構造線との関連は?
熊本地震では「布田川断層の横ずれの発生」や「阿蘇山の噴火が発生」していますが、
布田川断層や阿蘇山は中央構造線とう大断層に沿った
断層のずれによって発生した大地震です。
その意味では新潟焼山の噴火も
1つの活火山の噴火という見方だけではなく
活断層と活火山が連動している可能性が
あるので糸魚川静岡構造線上の地域では
万が一に備えた防災意識を持つことも大切です。
新潟焼山が噴火した周辺地域の妙高市や糸魚川市への移住や
地元で物件探しをする方は、
⇒新築土地選びや中古住宅探しの注意点は断層と川!熊本地震の護岸崩壊を教訓にして
をご参照ください。