鮭が「目にいい食材ランキング1位」である理由はアスタキサンチンに?
テレビで取り上げられた
「目にいい食材ランキング」では
ブルーベリーやほうれん草を抜いて、
ダントツの1位とされたのが鮭でした。
ではどうして鮭が目に良い食材の1位に輝いたのでしょうか?
その理由はアスタキサンチンやシアノコバラミンといった
目に良いと言われている栄養素が鮭にありそうです。
鮭に含まれるアスタキサンチンとは?
アスタキサンチンは鮭の筋肉の赤い部分に含まれている
栄養素です。
サーモンもサケ科の1種で、サーモンピンクなどといったりします。
アスタキサンチンの作用としては、
アスタキサンチンは高い抗酸化作用を持ち、
紫外線や脂質過酸化反応から生体を防御する因子として働いていると考えられる。
また、アスタキサンチンは光障害から目を保護すると言われている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3
目は紫外線だけではなくpcやスマホから出るブルーライトなどに
さらされています。
目の健康を考えるならアスタキサンチンを豊富に含む鮭を
食べることがよいことがわかります。
アスタキサンチンが目と脳の健康に良い理由は?
目や脳という場所はデリケートな場所ですから、
簡単に物質が通過できないように
「血液脳関門」、「血液網膜関門」というフィルターが
備わている場所です。
ビタミンEは眼にいいとという評判があるのですが、
ビタミンEは眼や脳に入る直前にある
フィルターを通り抜けることはできません。
つまり、ビタミンEに限らず、
老化現象を予防すると言われている
抗酸化作用がある「βカロテン、ビタミンC、ビタミンE」などは
脳や目に入るために通らなければならないフィルターを
通過することができません。
ですから、理論的に脳や目の健康に良いとされる物質も
直接目や脳に作用することができないのです。
ところが、鮭に含まれるアスタキサンチンは
目や脳に入るために通過すべきフィルターを
通ることができるので、
直接目や脳に作用する抗酸化物質なのです。
アスタキサンチンは目の奥の栄養が届きにくい細部にまで入り込む
ことができる為に眼精疲労などが
回復すると言われています。
アスタキサンチンに期待されている効能とは?
- 眼精疲労の改善
- 裸眼視力の改善
- 網膜毛細血管血流量の増加
など、脳や視神経に働きかけることが
期待されています。
鮭にはシアノコバラミンも含まれている!
医薬品として眼科で目薬を出すときに、
眼精疲労回復の点眼薬としてピンク色をした
「サンコバ点眼薬0.02%」が処方されています。
サンコバの有効成分はシアノコバラミンという成分で
眼精疲労に効果があります。
シアノコバラミンはビタミンb12とも呼ばれていて、
海苔や貝、魚類に多く含まれています。
つまり、鮭にもシアノコバラミンが含まれていますから、
鮭は目にいい成分が含まれているということがわかります。
鮭の栄養分のまとめ
鮭の栄養分としてアスタキサンチンとビタミンb12が含まれているので、
目や脳の健康に良いことが分かります。
アスタキサンチンはサプリメントとしても販売されています。
大塚製薬のネイチャーメイド アスタキサンチン は機能性表示食品
として販売されていて、
パッケージには「ピント調節機能をサポート」
と表示してあります。
PCやスマホで目を酷使して、
眼精疲労など目のトラブルを改善が期待できるので、
試してみてはいかがでしょうか?