赤尾商事のプロパンガス料金はいくら?賃貸は高い?
これまで何度も引っ越しをしてきて、
引っ越しをスタートするたびに、
ガス会社との契約をするのですが、
電力会社のように、ほぼ東京電力との契約で決まっているわけではなく、
それぞれの賃貸物件ごとに、
東京ガスの都市ガスであったり、
プロパンガスであったりしました。
今回は初めて、赤尾商事というガス会社から
プロパンガスの供給をうけることになりました。
正直言って、今まで、聞いたこともない会社なので、
ガス料金が高いのではないかと非常に心配でした。
賃貸アパートの1室を借りる場合に、
電力会社を選んだり、インターネットのプロバイダーを選んだり
というように、
ガス会社を自分で選べないのが辛い点です。
結論から言えば、賃貸物件のプロパンガスは
高めに設定されているのが常識になっているのですが、
赤尾商事の場合はどの程度の料金なのか、
契約をしてみてはっきりしましたので
シェアしていきたいと思います。
引っ越しで賃貸物件を契約し、管理会社から紹介されたガス会社が赤尾商事!
不動産会社から契約後に、
電気、ガス、水道などの連絡先が記載された用紙を
いただきました。
ガスはプロパンガスであることは物件概要に記載されていたのですが、
ガス会社までは書いてありませんで、
契約のときに初めて知りました。
ガス会社の名前は、「赤尾商事」でした。
私は、不動産管理会社の社員へ「・・商事」って、怖い!
と伝えると、
笑っていました。
不動産屋の社員は、笑顔で、
「赤尾商事は大家さんが指定している
太田市にあるプロパンガス会社で、
いままで入居者から特に悪い評判は聞いたことはないので、
大丈夫ですよ」
と慰められました。
まあ、不動産屋に勤務する社員は他人事だから、
「商事」でも問題ないというのは当然ですけどね。
とにかく、知らない会社で、小さい会社で社名が、
「・・商事」はヤバイですよ。
しかも、世間一般に、プロパンガス屋や
高いっていうイメージが定着してますからね。
ぼったくられたくないですし。
赤尾商事はHPがあるけれども、プロパンガスの料金体系は表示されていない
どのくらい料金が高いのか気になるので、
赤尾商事のHPを見てみました。
すると標準料金については、「店頭に掲示」してありますという
記載がありました。
つまり、お店に行けば、わかるけど、HP上では
非公開となっているわけです。
ますます、料金体系が不透明な印象で、
やっぱり、プロパンガスによくある
割高な料金なのかなと
推測するしかないです。
赤尾商事だけじゃない!料金体型が全世帯一律ではない業界の理由は?
まあ、持ち家の一般家庭の料金体系と
アパートで暮らす人達への料金体系が
違っているというのは業界の常識ですので、
HPに明確に、
- 持ち家の場合
- 賃貸の場合
とランク分けすると、
批判を浴びかねないので、
ネット上で明示できないのは理解できます。
持ち家の人は、ガスが割高と感じたら、
同業他社へ切り替えたり、オール電化へリフォームしたり
選ぶ権利があります。
賃貸の場合は、大家がガス供給施設の工事費や給湯器代を
ガス会社へ負担してもらっているという実情がありますし、
アパートを借りる入居者には選ぶ権利がないので、
料金が割高になってしまいます。
なので、赤尾商事がHP上に料金を明示していない理由は
手に取るようにわかります。
ああ、やっぱり、という感じなのです。
引越し日に赤尾商事の社員と立会でガスの開栓!いよいよ料金の説明があった
引っ越しをしたその日からお風呂に入りたいですし、
引越し日にあわせて、ガス会社との立会を行って、
ガスの開栓が行われます。
予め、連絡して予約しておいた日時に、
赤尾商事さんが開栓にやってきました。
ガスの点検をしたあとで、点検結果・調査結果のお知らせの
書面をもらいました。
その流れの中で、
ガス料金については、
- 基本料金 1800円/月(税別)
- 従量料金 510円/㎥(税別)
と説明を受けました。
やっぱり、高い!
プロパンだから都市ガスより高いに決まってるというのは
当然ですけれど、
今まで、お世話になっていた
新日本瓦斯のプロパンガス料金より高かったのです。
新日本瓦斯の場合は、
- 基本料金 1500円/月(税別)
- 従量料金 490円/㎥(税別)程度
でした。
まあ、従量料金が高いのは、我慢できますけれど、
ガス料金が0で利用しなくても、基本料金が
300円も高いというのはショックですよね。
参考記事⇒埼玉の新日本ガスのプロパンの評判はどう?高いときはクレジット払いで
そこで、赤尾商事はガソリンスタンドを群馬で運営している
というので、
赤尾商事のプロパンガスを利用している人に
なにかメリットはないのか聞いてみましたが、
何もないそうです。
赤尾商事も預り金1万円があった
それから、やっぱりという点では、
赤尾商事も立会のときに、「1万円」を預り金として、
渡す必要がありました。
1万円を赤尾商事が預り金として徴収する理由は
保全のためです。
大手の新日本瓦斯からも徴収されましたので、
業界全般の慣習となっています。
もちろん、転居するときには返還してもらえるのですが、
「無利息」で返還されます。
また、赤尾商事が倒産したら、1万円は帰ってきませんので、
お金を預けた入居者が損をすることになります。
初回のガスの検針はどうだった?
プロパンガス会社からは、預り金についての例でも分かる通り、
不利な扱いを受けています。
なので、初回のガス料金が莫大だったらどうしようかと
心配でした。
検針票をみると、使用開始時の説明通り、
基本料金は1800円税別でしたし、
従量料金も確かに、510円/㎥での
計算でした。
また、以前住んでいた賃貸物件での使用量と
ほぼ変化がなかったのでややホッとしました。
料金設定が安くないだけで、ガスメーターの
回転が早いとうことはなさそうです。
アパートの大家さんへガス料金が高いと言ってみたらその反応は?
入居してみて、玄関ドアの不具合があったために、
管理会社へ調整してもらうように
依頼をすると、
大家さんが直接調整をしに来てくれました。
金儲けをしてますという雰囲気の大家さんではなく、
定年後の年金の足しに大家をやっているという
ごく普通の人です。
不動産屋が業者を手配すると、
安くなはいお金を請求されるので
自分で対応できそうな案件は
直接アパートへ出向いて対応しているということ。
そこで、以前利用していたガス会社との比較で、
今回のガス会社(赤尾商事)は高いので、
ガス会社を安いところへ切り替えるお考えはないでしょうか?
と尋ねてみました。
すると、
「契約して、7年経過しているので、
残価がまだあるので、そのあたりを
負担してくれるガス会社なら切り替えてもいいな」
というまんざらでもない反応でした。
残価を買取して切り替えるのがガス会社の一般的な手法ですので、
今回の大家さんの希望は叶えられます。
私がガス会社の切り替え営業をしていたら、
速攻で、切り替えの提案をしているところです。
まあ、今後、大家さんは、
「入居者のガス料金を低減するため」
という名目で、ガス会社を切り替えてくれるかは
わかりませんが、
新しいガス会社からの提案があれば、
受け入れそうな大家さんでしたね。
賃貸物件であっても、大家さんの意向であれば、
を利用することで、
ガス会社を切り替えることは難しくありません。
従量料金が安くならなくても、
基本料金が1800円から1500円になるだけでも、
入居者にはメリットがあります。
入居者のためという名目で、
大家さんにも何らかのメリットは発生するはずです。
私のように、大家さんと直接会って話をする機会がある
賃貸物件の入居者なら、
ガス会社を切り替えてもらえないかを
お願いしてみる価値はありそうです。
赤尾商事のガス料金はクレジットカードも利用可能
赤尾商事では口座引落以外にも、
クレジットカードでの支払いも
可能です。
私の場合は、楽天銀行デビットカードを登録しましたけれども、
検診後に引き落としがあったので、
デビットカードでも支払いができることが
わかります。
楽天銀行のVISAデビットカードを利用しての決済での
ポイント還元率が1%なので、
ささやかでも、ポイント還元をうけて、
ガス料金を減らしていく考えです。
ちなみに、赤尾商事が運営するガソリンスタンドでは
楽天カードのポイントをガソリン代に充当することができます。
ポイントでは物足りないという方で、ガソリンの給油が多い人はENEOS カードのような
ガソリンが大幅値引きになるカードの方がお得になるかもしれません。
楽天カードとエネオスカードうまく使い分けていきたいですね。