擁壁付き中古マイホームに崩壊のリスクあり?熊本城の石垣も崩れた!



観光名所の熊本城の屋根瓦やしゃちほこが崩れ落ちています。

 

また、熊本城の石垣崩壊していて大変危険な状況です。

 

特に飯田丸五階櫓の土台部分の石垣が崩壊して

飯田丸五階櫓は倒壊寸前です。

 

熊本城にある石垣は地震での崩壊、崩落は

人工的に作った崖」の危険性を教えてくれています。

 

中古住宅のマイホームを取得するときの物件探しにも教訓になる

要注意な現象です。

 

中古マイホームを探しに行くと熊本城の石垣崩壊に見られるような

石垣やコンクリートでできた擁壁のがある場合には

 

巨大地震が発生することで崩壊リスクが高い物件と

なりえるのです。

 

 

熊本城の石垣の崩壊の状況は?

 

石垣というのは石を積み上げた塀などをいいます。

 

石垣が崩壊したことで、石垣で抑えられていた土まで

あらわになってしまいました。

 

石垣といっても、建物が乗っている土地とは無関係な塀だけであれば

修復するだけです。

 

問題なのは熊本城の土台部分にも石垣があることです。

 

石垣の孕み(はらみ)といって、石垣が外側に膨らむことで

崩壊の危険性があるといわれてきました。

 

ですから、石垣の孕みがあるところは

地震になると危険性が高まるので注意が必要です。

 

熊本城 土台石垣崩壊で飯田丸五階櫓  倒壊状況

 

熊本城にある飯田丸五階櫓の土台部分の石垣が崩壊しています。

4/16現在で今にも崩れ落ちそうな状況です。

 

 

もしも、熊本城の櫓(やぐら)が倒壊してしまったら、

櫓を再建築するだけではなくて、

 

土台部分の石垣から修復する必要があるので

費用は莫大なものになります。

 

これをマイホームに当てはめたら

ちょっと怖いと思いませんか?

 

熊本城の石垣崩壊から学ぶ中古マイホームを購入するときの注意点とは?

熊本城

石垣 熊本城

 

マイホーム探しで中古住宅を購入するときは

一般的には平坦地の場合は崖や擁壁は少ないです。

 

平野部ではなくて山がちなところへ行くと時々、

崖の上に立つ家もあります。

 

また人工的に石垣の様にコンクリートブロックで擁壁を作って

いる場所もよく見受けられます。

 

石垣の孕み(はらみ)が崩壊につながるように、

擁壁の孕みがないか良く観察して下さい。

 

地震などの災害時には崩壊してくる恐れがあることが

熊本城の石垣の崩壊でわかったからです。

 

熊本城も画像で見てわかる通り、

盛土をした高台なのか、

初めから崖の上に立ち上がっていたかのどちらかです。

 

盛土や崖は石垣、石積みによって崩れないように

抑えられています。

 

石垣が完全に崩壊して盛土自体が崩壊すると

熊本城自体が崩壊することにつながります。

 

中古マイホームを自然が豊かな山奥に見に行くと、

崖に擁壁がある場合も時々見受けられます。

 

或は人工的な盛土にコンクリートブロックの

擁壁がある場合もあるでしょう。

 

⇒益城町 布田川断層帯付近に全壊集中!活断層マップを確認しマイホーム購入失敗の回避を!

 

 

その時の注意点は

 

  1. 石垣や擁壁に孕み、膨らみがないか
  2. 崖や盛土を抑える擁壁に亀裂はないか

 

この2つは必ず確認しましょう。

 

 

 

崖を含む宅地の注意点 まとめ

中古一戸建てを購入する時に、崖を含む宅地がある場合は

擁壁について、亀裂、膨らみ(孕み)がないかをチェックすることはわかりました。

 

万が一、裁判になったときに争われてきたポイントは、

 

宅地造成工事規制区域内なのか外なのかを踏まて、

「擁壁が適法に建設されたものかどうか」も大切です。

 

 

 





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