マンション選びの注意点=渡り廊下分断リスクが平成28年熊本地震で明らかに!



マンションを見学しに行くと高所恐怖症ではなくても、

高層階マンションの廊下をあるくのは眺望がいい反面、

 

下を見ると怖いと感じることが多いです。

 

特に恐怖を感じるのはマンション高層階の渡り廊下

歩く時です。

 

東日本大震災があって以来、地震リスクには敏感になっていますから

余計に崩落してしまったら怖いと想像してしまいます。

 

2016/4/14に発生した平成28年熊本地震では、

熊本もしないの13階建てマンションにおいて、

 

実際に渡り廊下分断とうい現象が起きてしまいました。

 

マンション選び注意点の1つとして渡り廊下分断リスクについて

説明します。

 

 

平成28年熊本地震の巨大さを示すマンションの渡り廊下分断が発生!

2016/4/14発生した熊本地震では熊本市内で震度6を記録する

大きな地震が発生しました。

 

東日本大震災でもマンションの上の階程、揺れが大きくて怖い想いをした

という方が続出しています。

 

恐らく、熊本地震でもマンションの1階~3階あたりの人たちよりも

高層階に住む人たちの揺れは比較的大きくて、

 

怖い想いをしたのではないでしょうか?

 

地震発生時に渡り廊下の亀裂程度は発生ますが、

 

熊本地震の巨大さを示すのがマンションの渡り廊下分断が

起きたことです。

 

東日本大震災の発生で首都圏にあるマンションも

タイルが崩れるなど大なり小なりの被害が発生したのですが、

 

渡り廊下があるマンションにおいて、

渡り廊下が分断されるほど大きな被害は

 

見たことがありません。

 

渡り廊下分断が起きたマンションはどこ?マンション名は?

渡り廊下が分断されたマンションは

熊本市中央区にある13階建ての茶色いマンションです。

肥後本線「平成駅」から近いマンションです。

 

 

Twitterじょうでも、マンション名も特定されているようで、

「サーパス平成」という分譲マンションです。

 

 

 

マンション選びの注意点として渡り廊下分断リスクを教訓にしてチェックポイントは?

住民の方は大変怖い想いをしたかと思います。

 

渡り廊下を歩かないとエレベーターに乗れない部屋もあり得るからです。

 

渡り廊下が崩落した場合に備えて恐らくはエレベーターではなく、

外階段が設置はされているでしょうけれども、

 

揺れの大きさ激しさ、渡り廊下が壊れていくときの音など、

想像しただけでも恐ろしいです。

 

2つのマンションを1つの敷地内に建築して

渡り廊下でつなぐわけですから、

 

2つのマンションがそれぞれに違う揺れ方をすれば、

渡り廊下には甚大な張力も働いたでしょう。

 

熊本に限らず、マンション選びを今後考える方は、

万が一の地震の時には

渡り廊下があるマンションには

渡り廊下分断のリスクがあることを覚えておきましょう。

 

また、どうしても購入したいマンションに渡り廊下がある場合でも、

日頃エントランスを通ってエレベーターに乗って

自分の部屋にアクセスするのに

 

渡り廊下を通らなくても済む部屋なのかという点には

注意を払いたいものです。

 

渡り廊下を歩いている最中に大地震にあうというのは

恐ろしすぎますので。

 

また、マンションを見学するときには

マンションが免震構造や免振装置がどの程度完備されているのか

 

も契約前の見学の段階で

不動産会社へ確認しておきましょう。

 

地震の揺れを小さくしてくれる装置があるかないかでは

マンションの被害リスクに違いが出ます。

 

渡り廊下分断したマンション、物件概要

熊本市中央にある熊本地震で渡り廊下が分断された

分譲マンションの物件概要を確認してみます。

 

  • 所在地:熊本県熊本市中央区世安町55−2
  • 名称:サーパス平成
  • 交通: JR豊肥本線/平成駅 
  • 建物構造・階建 :SRC造13階建て
  • 総戸数 :89戸
  • 築年月: 1998年12月
  • 分譲会社: 穴吹工務店
  • 施工 会社:穴吹工務店

 

地震発生時で築17年しか経過していない

まだ新しいほうのマンションで耐震基準は

新耐震基準の比較的安心感のあるマンションです。

 

マンションの渡り廊下部分は地震の揺れを吸収するために

エキスパンションジョイントとよばれる

地震の揺れを吸収したり、分散させたりする工法がとられているので、

 

地震発生時には熊本のマンションのように渡り廊下の分断が

起こります。

 

工法上は狙い通りに発生した分断ですが、

住民の恐怖はハンパデはありません。

 

マンション発生時に渡り廊下を歩いていたらと

思うとぞっとしますので、

 

マンション選びも注意して

行いましょう。

 

 

マンションではなく中古住宅派は熊谷城石垣崩壊の

次の記事をご参照ください。

⇒熊本城 石垣崩壊は他人事ではない!中古マイホーム購入時に擁壁は要観察!

 

 

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ