閖上中学校を解体しても東日本大震災による津波の高さを忘れてはいけない!



東日本大震災津波で、太平洋沿岸の

宮城県名取市も被害をうけました。

 

2011/3/11の東日本大震災から、

もうすぐ5年にもなろうとしている

 

2015/12/24に名取市立閖上中学校

鉄筋コンクリート造の校舎の解体がスタートしました。

 

 

 

閖上中学校の卒業生にとっては、

自分の家を解体されるような辛さがあるのではないしょうか?

 

閖上中学校は解体されて高台へ移転することになります。

しかし、

東日本大震災で発生した津波の高さは閖上中学校まで

来たことは忘れてはなりません。

 

 

閖上中学校に津波が押し寄せ、屋上に避難したことで校舎が津波から救った!

解体されることになった、

閖上(ゆりあげ)中学校の場所を確認します。

 

所在地は「宮城県名取市閖上字五十刈1番地」

となります。

 

地図も確認しますと、

 

 

やはり、海には近いことがわかるのですが、

JR東北本線よりも西側(内陸側)にあるので、

津波の高さがどれだけ高かったのかがわかります。

 

東日本大震災では閖上中学校の1階部分は津波の被害に

あったとうとこですから、

 

解体している場所は大地震による津波が来ると

被災する可能性がある場所ということになります。

 

これから長い月日が経過してしまい、閖上中学校の姿がなくなってしまうと、

あの中学校があった場所まで津波が来て、

屋上に避難して助かったという貴重な経験が忘れされれてしまいかねません。

 

地元住民が閖上中学校へ避難をして約1000人もの人たちが

津波の難から逃れたという意味では

 

閖上中学校は救世主ともいえるでしょう。

 

その意味では、人命を救ってくれた多くの卒業生の心のよりどころになっている

閖上中学校に解体工事の重機が入るのは

残念な気持ちの人も多いのではないでしょうか?

 

地域の人たちから親しまれてきた中学校が

津波の被害にあうリスクがあるからという理由で

解体されるのは残念ですが、

その気持ちを、後世へ伝えていきたいものです。

 

 

東日本大震災の津波の高さを教訓にして家を建てる時、立地には注意!

東日本大震災で津波の被害を受けた

閖上中学校の位置は、海岸部分からは

わりと離れているように見えて、

海抜は約6mほどしかありません。

 

猛烈なエネルギーと高さが尋常ではない津波が発生した場合は、

1階~2階部分であれば飲まれてしまいかねない高さです。

 

 

その意味では、閖上中学校と比較してどれだけ高台なのか、

どれだけ海からは離れているのかを確認しながら

住宅などを再建することが大切ではないかと思います。

 

参考記事⇒新築する土地や中古住宅探しの注意点は断層と川沿い!熊本地震の護岸崩壊を教訓に

 

 





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