「風の電話」がある場所=大槌町の東日本大震災 復興支援にできることとは?
東日本大震災で三陸の町大槌町は現在復興中の町です。
大槌町には「風の電話」がある場所ということで知られています。
津波によって突然に家族と死別してしまった人たちが、
亡き家族に語り掛ける場所となっています。
東日本大震災の影響が被害を受けた人たちの心の
傷になっていることが分かります。
大槌町の復興支援にできることがないでしょうか?
大槌町にある「風の電話」の場所はどこにある?
大槌町の場所を確認する意味でも「風の電話」がある場所は
佐々木さんという方が運営する「森の図書館」
という私設図書館の近くにある
白い電話ボックスです。
【テレビ】3/10(木)NHK 22時
Nスペ「風の電話-残された人々の声」
津波で大きな被害を受けた岩手県大槌町。丘の上に不思議な電話が置かれている。線はつながっていないが、今も多くの人が訪れ、亡くなったり行方不明になった大切な人と「会話」する。佐々木格さんのお庭。— JapanDocs (@jdocs) 2016, 3月 10
森の図書館がある場所の住所は
岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里9-36-9
となります。
参考までに、この図書館がある地域の地図を見て確認します。
風の電話が設置してある高台にある森の図書館からは、
浪板海岸(なみいたかいがん)が見下ろすことができます。
岩手県の大槌町に森の図書館があります。その庭には”風の電話”が設置されていますが、電話線が繋がっていません。
そこには震災で家族や友人、大切な人を亡くした方々が、その人に思いを伝えるために来るそうです。 pic.twitter.com/G1RMAumzud
— み (@yareyareyaaaa) 2014, 3月 19
大槌町の子供達を支援する森の図書館へ寄贈も復興支援になるのでは?
森の図書館は大槌町の図書館がなくなってしまったことで、
子供達の読書の場や遊び場などとして
活用されているようですが、
子供達向けの図書で寄贈してもいいと思う方は
本を寄贈の申し出などは
本の再利用を兼ねて気軽にできることの1つでしょう。
大槌町の東日本大震災後の復興支援にできることは観光にでかけること!
東日本大震災の復興支援として
ボランティアとなると時間も必要ですし
誰でもできることではありません。
復興支援の為に誰でもできそうなことは
大槌町に観光がてら、
でかけることではないでしょうか?
近県からであれば日帰りコースでしょうし、
遠方からでも1泊~2泊できればアクセスは可能です。
経済支援をするというような大掛かりなことではなくても
大槌町の特産品を購入したりするだけでも
多くの人が意識的に取り組めば、
大槌町の経済が少しづつ良い方向に回り始める
助けにはなります。
大槌町 観光の見どころは?
大槌町の海を見に行くだけでも砂浜が広がる
海岸線は綺麗です。
敢えて観光スポットをあげれば、
蓬莱島(ほうらいじま)はひょっこりひょうたんじまの
モデルになったことで知られています。
大槌帰ってきたから、蓬莱島へ散歩!天気も良いし暖かいから過ごしやすい! #大槌 #蓬莱島 pic.twitter.com/7aD7QZvxnm
— ikuyan (@mapu_777) 2016, 1月 3
大槌湾内にありますから、大内湾を目指していけば
すぐに見えるでしょう。
また、大槌町は西側には山が広がっていて高台があります。
高台から見る海の景観もきれいです。
岩手県上閉伊郡大槌町城山には、
大槌城址と城山公園があります。
大槌城址公園から大槌の町並みを望む。 pic.twitter.com/PBIVyrbYHX
— BIG13世(岩手山大好き) (@big_13) 2013, 12月 18
大槌町は西側に山があるから海産物に恵まれている!
風の電話がある高台は太平洋よりも西側にあります。
大槌町は東西に長く、西側には山があります。
山から流れる大槌川、小鎚川が山から
植物プランクトンなどの栄養分を海に運ぶことで、
ウニやイクラなどの海洋資源の生産が盛んです。
僕の住む町、大槌は「湧水」に恵まれた町。
大槌川・小鎚川は、上流から来る水だけで無く、川底から水が湧いてくる。
町の中の家庭では、井戸水をくみ上げて、生活用水として使っていた。
町の自慢の一つ。水文化。#大槌町 https://t.co/q2X940q9aF— せきやはれお (@sekiyahareo) 2015, 9月 27
大槌川には鮭が遡上してくることでも有名ですね。
美味しい鮭を食べられることでも有名な場所です。
海を見に行くだけでもいいですし、
海産物もいいものがありそうです。
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大槌町の復興支援のためにできることは、
大槌町へ出かけることからで十分だと思います。
大槌町というマイナーな地域の良さが
わかるだけでも地元の人たちは喜んでくれるのではないでしょうか?
そしていつか「風の電話」が
不要になる日が来る日を祈ります。
大槌町の東日本大震災後の状況を知る本
は東日本大震災の津波で大槌町の住民1400人を越える死者が
でたなかで、どうやって生存者は
生き残ったのか、当時の体験を取材してまとめられた本です。
忘れてしまいたいような出来事ですけれども、
忘れてはならない教訓を多く含んだ本です。