寒がりの原因は筋肉量低下にあった!対策の「インターバル速歩」とは?



 

毎年11月に入ると寒さが厳しくなって

12月になるとより厳しさが増してきます。

 

江戸時代から11月にはこたつ開きといって

こたつに火を入れる習慣がありました。

 

ところが、同じ時期でも寒いと感じる人と

寒くないと感じる人がいて、

 

寒さについては寒がりな人と

むしろ寒いことには強い暑がりの人がいます。

 

秋から春にかけての極端な寒がりは

冬の季節が辛いですから、

 

少しでも寒がりを改善しできる対策

寒がりの原因になる筋肉量について考えてみます。

 

 

寒がりの原因には運動不足による筋肉量減少がある!

 

子供の頃は活発に運動をして、

大人になるまで筋肉が増強されて

 

エネルギーが活発に消費される傾向にあります。

 

子供は風の子というのは、

寒がらない躍動感を示した言葉かもしれません。

 

大人になって成長も止まり、

会社勤めなどが習慣化すると、

 

肉体をつかう労働の仕方をする人以外は

極端な場合は事務職の様に

デスクワークで

 

終日ほぼ体が動かず

運動不足によって筋肉の量が落ちていきます。

 

男性にしても女性にしても、

筋肉量が落ちていくことは

 

代謝が悪くなるので、

エネルギーの消費量が少なって、

太りやすくなるだけではなく、

 

気温が低い季節になると

寒がりになる傾向が強くなります。

 

暖かい室内から外に出て歩くだけでも

筋肉を使ってエネルギーを消費するように

なるので体が温まります。

 

勿論、筋肉だけでなく、血行がよくなるので

血流の循環がよくなることでも

寒さを感じなくなります。

 

人の体が運動をしていなくても

 

極度の寒がりから抜け出すには代謝をよくして、

エネルギーを燃焼しやすい筋肉量を増やすこと

 

がポイントです。

 

室内で筋肉量を増やして寒がりを少しでも改善する対策とは?

 

筋肉量を増やすと言っても、

寒がりの人は運動不足が根底にありますから、

 

体を動かす努力をすることが寒がりを

克服する対策となります。

 

簡単な方法としては、

 

室内にいるときは、掃除や洗濯など

面倒なことを積極的にするようにしましょう。

 

筋肉はストレッチすることで

血流もよくなります。

 

掃除などはあちらこちらに手を伸ばして

ストレッチをする効果も期待できます。

 

また、「片足立ち」も有効です。

 

「片足立ち」とは、

右足だけで1分間立ち続けます。

次に左足だけで1分間立ち続けます。

 

この1セットの片足立ちで

 

10分間の歩行に匹敵するだけの

運動量になると言われています。

 

室内にいるときに歩き回るわけにはいかない時は

有効です。

 

外に出てより筋肉量を積極的に増やすには歩行すること!インターバル速歩が有効!

 

室内だけの運動ではやはり限度がありますから、

日々、散歩をする時間を作りましょう。

 

会社通勤で日々歩いている方は

歩き方を工夫することで

 

筋肉量をアップする方法があります。

 

その方法は

信州大学教授の能勢博先生が提唱する

インターバル速歩」とよばれる

歩き方です。

 

インターバル速歩とは、

 

速歩きで3分間歩き

3分間ゆっくり歩く、

 

このセット5回(30分)以上繰り返す運動法です。

 

時間的にも30分で完結するやり方なので、

週に4日以上が目標とされていますから

 

高いハードルではありません。

 

筋肉もついて、寒さにも体が強くなります。

 

暖房なしで寒い冬を過ごす方についてはこちら!

 

健康維持にもいい方法ですし、

体力が10歳分ほど若返ることが

 

科学的に証明されていますので、

やりがいもあります。

能勢博先生は、著書

  • 「『早く歩く』人は、体も心も超健康!」
  • 「歩き方をかえるだけで10歳若返る」

 

など、

インターバル早歩についての本も

書いていますので、

 

より詳しく効果ややり方を学ばたい方は

参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

歩くことで筋肉がつくことや代謝がよくなることだけではなく、

病気を予防したり治したりする効果も期待できます。

また、「病気の9割は歩くだけで治る!」健康維持のためには参考になる、

いい本です。

 

たとえば、膝痛は運動不足のために、

筋肉が落ちてしまったことが原因です。

 

膝痛がある人はインターバル即歩は最初からできませんので、

歩く習慣をつけてまずは、スムーズに歩けるようになること、

 

その次に、

早足で歩けるようになることを目指してください。

 

寒がりは甲状腺機能の低下が原因の場合もある!

 

寒い冬でも半袖で過ごせるような人は、

体の代謝が活発な状態であり若々しいです。

 

 

逆に、若いときには、寒さに強かったのだけれども、

年をとったら、寒がりになったという場合には、

 

代謝機能が悪化しているために寒がりになったと

解釈できます。

 

 

そして、代謝機能を司っているのが、

のどぼとけと気管の間にある甲状腺という臓器です。

 

認知症の名医である奥村歩先生は

著書認知症にならない! 「もの忘れ外来」徹底ガイドで、

 

甲状腺機能の低下を治療し、

代謝機能を回復させたところ、

 

両脚のむくみや肌のかさつきをともなう

仮性認知症の症状もなくなったと

症例を示しています。

 

甲状腺機能の低下が原因の寒がりは「認知症のような症状」が出たりすることがあるのが

特徴です。(認知症ではない)

 

寒がりという代謝機能低下を改善には、

時として病院での治療が必要な場合もあるのでしょうけれども、

 

出来る限り、日常に適度な運動などを取り入れて

細胞を活性化していきたいものです。

 





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