田舎の実家が売れない原因は不動産屋にも?



都会に子供が出ていって、

両親だけが田舎に残って暮らしているケースは

とても多いはずです。

 

両親のうちどちらかが亡くなるか、両方亡くなることで、

実家を売却することになることも多くなるはずです。

 

遠方にある実家の売却には実家付近の地元の不動産会社に

お願いすることになるのですけれども、

 

半年以上売れないで結果的に、

売るのを諦めてしまうような人もいるかもしれません。

 

都会と違って田舎の物件は本当に

売れないのでしょうか?

 

原因は田舎の不動産会社にも原因がある場合がありえます。

 

田舎の家を売却後、売れないのは山奥だからではない!

山奥に実家がある方が両親が亡くなってしまい、

築20年程度たった一戸建てを売却することになったようでした。

 

本人から売ることにしたとは聞いたこともありませんけれども、

地元の不動産会社が不動産検索サイトのアットホームに

掲載したのを見かけたのでわかりました。

 

価格は、980万円くらいだったと記憶しています。

 

土地は200坪くらいあって、家の大きさも50~60坪位ある

家で、高くも安くもないという感じです。

 

結果的は半年以上売れずに、売却も諦めてしまったのか、

ネット上の広告も中止されていました。

 

一方で、すぐ近くにあった物件が、1000万円で短期間で

成約したとういう噂もききました。

 

同じ、山奥にあるような不便な田舎の物件で、

どうして、短期間で成約する場合と、

 

半年以上も売れないような差がでるのでしょうか?

 

田舎の家が売れない理由も都会と同じところに原因が

田舎の物件は少子高齢化と人口減少が進むので、

売れるうちに売ったほうがいいと

 

後ろ向きな意見をいろいろなメディアで

かなり前からきいています。

 

地方の人口減少がはなはだしいのは現実的に

進行していますけれども、

 

中古物件は都会と違って売り物が少ないために、

人気であるという側面もあります。

 

田舎の家は売れないということは、

一概には言えません。

 

田舎の物件でも都会並みの物件を売却する努力をしていけば、

短期間で売却はできるものです。

 

田舎には不動産業者が少ない

田舎の物件が売れない理由を探してみると、

田舎の物件を早期に売却しようとする不動産業者の絶対数が

少ない点も問題です。

 

インターネットで探しても電話帳で探しても、

特定の不動産業者しか見つからないようなことがありえます。

 

都市部のような人口も多い分だけ

不動産屋の数も多い場所では、

 

業者間の競争もあるぶんだけ、

売却するためのサービスが充実します。

 

 

田舎では業者が少ないために、不動産業者の選択が間違った時の、

軌道修正が難しいのです。

 

田舎の不動産屋も囲い込みをする?

田舎の人は人がいいとか、一般的に言われたりします。

 

ただし、お金が絡んでくると、

自分だけが儲けたいという欲は

どこにいても変わりません。

 

都市部では囲い込みといって、売却物件を

自社だけで仲介して他社を排除しようとするような行為が

問題になることがあります。

 

都会では1つの物件の価格が高いために、

仲介手数料を売主だけではなく、

買主からもゲットできれば

大きな報酬がてに入ります。

 

田舎では物件価格が安いですけれども、

物件が都会のようにでてきません。

 

田舎の不動産会社は1年間に取り扱う件数が少ないために、

売却を依頼を受けたときに、

囲い込みをしてしまう不動産会社もみかけます。

 

都会ではありえないことですが、

田舎ではレインズという指定流通機構に

 

登録せず、他社へ物件情報を公開しない

習慣がある不動産屋があるからです。

 

また、不動産業者同士の共同仲介の実績も、

田舎では少ないだけではなく、

他社の物件情報をレインズで確認するというようなことがありません。

 

協力して仲介するような考えは少なく、

閉鎖的な性格は不動産取引にも

あらわれているです。

 

また、先ほど例に出した、980万円で半年も売れずに、

売るのを諦めた人の山奥物件についても、

 

知り合いの不動産屋にレインズに公開されているかを

確認した所、掲載がないと教えてくれました。

 

不動産屋を信頼して、

売却を依頼した売主が気の毒に思えてなりません。

価格

とはいえ、不動産会社だけの問題でもなく、

山奥の物件を高く売りたいといっても

簡単ではありません。

 

不動産業者に囲い込みがあったとしても、

一部のネット上にはエンドユーザー向けに

情報が掲載されているわけですから、

問い合わせがない場合には、

ドライに値下げを断行するしかありません。

 

価格によっては、買いたいという人が、

不便な場所でもあらわれます。

 

田舎の家をスムーズに売却するには?

田舎の山奥とは言え、山奥だからこそのニーズがあったりします。

 

土砂災害警戒区域に指定されて自宅の再建築ができない人が

家を探している場合もあります。

 

また、場合によっては、

県外から広い土地と安い価格を求めて、

不動産を探し求める人がいます。

 

いろいろなニーズがあるので、

エンドユーザーに確実にとどくように有名な「不動産検索サイト」に

 

広告掲載をネット上で積極的にやってくれる

不動産会社をみつけましょう。

 

また、依頼した不動産会社だけではなく、他の不動産会社に

購入希望者がいる場合もあります。

 

業者間で情報を共有するサイト=レインズへの

公開をしっかりと行っているのか、

囲い込みをしていないかもチェックするようにしましょう。

 

都会にいて、田舎の不動産会社の動きが

いまいち把握できない場合には、

 

最寄りの不動産会社に相談をしてみて、

 

田舎で売りに出している物件がレインズに登録されているのかを

チェックしてもらいながら、

対処法をアドバイスしてもらうという方法もあります。

 

売却査定サイトを利用して

販売中の物件を改めて売却査定をして

 

売れない理由を別の不動産会社に相談してみるというのも

解決策になるかもしれません。

 





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