マイホーム 土地選びで妥協できないポイントは断層の回避!益城町 新耐震基準も全壊!



熊本地震では活断層上に沿って

住宅の倒壊が集中しました。

 

マイホーム土地選び妥協できないポイント

断層を避けて地震の被害を回避することです。

 

なぜなら最高級の技術で建築された高品質の

ハウスメーカーで建築しても地割れが起きる様では

 

家が傾いてしまうからです。

 

 

マイホームの土地選びで妥協しないことがポイント、断層がどこにあるのかを理解するところから

熊本地震が発生して益城町の人たちは大変な被害を被りました。

 

大切な我が家が全壊した周辺の人たちは断層があることは理解して

いました。

 

先祖代々住み続けてきた土地であれば致し方ないところです。

 

但しこれからマイホームを新築する人たちにとっては

土地選びはこれからの段階です。

 

住もうとする地域で断層はどこにあるのかどんな断層があるのか

を把握することには面倒でも妥協しないことがポイントです。

 

なぜなら土地探しをするうえで活断層の位置まで不動産会社や営業マンが

完全に把握しているとは限らないからです。

 

その為には地震調査研究推進本部が提供している

活断層の名称や地図にを活用することをお勧めします。

震度6以上の揺れに見舞われる確率分布地図

震度6以上の揺れに見舞われる確率分布地図

 

 

 

検索で「地震調査研究推進本部」を入力していただければ

政府のHPがありますので、

 

その中でも

予測地図を見ていただければ全国にある活断層を

ベースにした震度5以上、震度6以上などの

 

分類で30年以内に地震が発生する確率が分かります。

 

30年以内に震度6以上の地震が発生する確率は

九州地方では熊本県益城町周辺部分は

 

それほど高い確率でじはなかったのですけれども、

 

太平洋側にある他の地域の方が発生確率は

高いことも一目でわかります。

 

マイホームの土地選びに地震で被害が大きい断層付近を避けるという点は妥協してはならない!

2013年時点では九州地方での断層地震の発生確率を

政府の地震調査研究推進本部予測していました。

 

今後30年以内にマグニチュード6.8以上が

九州地域内のどこかで発生する確率は次の様なものでした。

 

  1. 中部(大分市や熊本市など)が18~27%
  2. 南部(鹿児島市など)で7~18%
  3. 九州の北部(福岡市など)が7~13%

 

九州全域では30~42%の発生確率で最大でM8.2程度と推定

されていました。

 

最も発生確率が九州地方で高かったのは

熊本地震が発生した熊本~大分地域です。

 

鹿児島市がある南部や九州北部の都市福岡市でも

熊本市周辺よりは低いだけで安心はできません。

 

また益城町では震度7強の地震が30年以内に発生する確率が

0~6%と推測していました。(楽観的予想だった?)

 

結果的には布田川断層に沿って甚大な

倒壊被害が出ました。

 

地震の発生確率が低くても活断層上にある場所は危険であることが

熊本地震の例で明らかになりました。

 

マイホームの土地さ選びは断層を避けるという点だけは妥協をせずに

探していく必要はあります。

 

益城町では震度7が2回発生し、2000年以降に建築された新耐震基準の家が全壊!

益城町役場の南側には布田川活断層が走っていることが

知られています。

 

活断層付近では倒壊率が高かったのですが

旧耐震基準のものでだけではなく、

 

1995年の阪神大震災後に基準が強化された2000年基準の

住宅まで倒壊しました。

 

2000年基準と呼ばれる新耐震基準では接合部分に

金物を取り付けたり、

壁の量を増やすように耐震性が強化されてい他にも関わらずです。

 

益城町役場南部を走る活断層付近にあった

住宅は2000年以降に建築されている

 

木造住宅でも全壊が51棟発生しました。

 

2000年以降の地震では津波を除いては

前代未聞の出来事です。

 

益城町の活断層付近で建築された

2000年以降に建築された木造住宅の全壊の

例からわかる通り、

 

活断層付近にマイホームを建築することは

ハイリスクであることが分かります。

 

活断層マップを活用しながらマイホームの土地選びを

断層が何処に走っているかを近く的に直ぐに理解するには

AISTが提供している「活断層データベース」を検索してください。

 

全国の活断層がどのように走っているのかを

理解できます。

布田川・日奈久起震断層 地図

布田川・日奈久起震断層 地図

布田川断層の例では地図上に

赤い線が走っているのがよくわかります。

 

実際に「活断層データベース」にアクセスしてみると

地図の縮尺倍率も変えられるので、

 

より詳細に活断層が何処に走っているかが理解できます。

 

活断層の名称や場所が何処にあるのかを理解してマイホームの土地選びをするには?

活断層は漠然と地図上で把握するだけではなく、

具体的な名称をお住まいの地域で確認する方が

 

記憶も明確になるのではないでしょうか?

 

例えば九州にある断層であれば

  1. 西山断層帯(福岡県沖ノ島~朝倉市の活断層)
  2. 警固断層帯
  3. 水縄断層帯
  4. 別府-万年山断層帯
  5. 雲仙断層群
  6. 布田川断層帯⇒熊本地震
  7. 日奈久断層帯⇒熊本地震
  8. 人吉盆地南縁断層
  9. 出水断層帯
  10. 宮古島断層帯

 

九州地方には主要な断層が10もあることが

理解できます。

 

全国にある断層を把握するうえでも、

「震源断層を特定した地震動予測地図」

で検索をして各地域にある

 

断層にはどんなものがあってどこにあるのかを

理解することをお勧めします。

 

⇒中央構造線にある阿蘇神社 楼門の全壊は伊方原発に注意というお告げ?

をご参照いただければ、中央構造線がどこを走っているかが

理解できます。

 

マイホームの土地選びをするうえで、

不動産会社やハウスメーカーが必ずしも

 

断層の場所を把握しているとは言えません。

 

土地選びも完璧なものはないでしょうけれども、

断層を避けるという点は妥協しないのが

ポイントです。

 

スーパーが近くて、生活の利便性が高いなど人気がある土地が

以外にも断層に近かったという場所がないわけではありません。

 

 





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