オープンハウスってどうよ?荒井正昭社長のカリスマ性で株価2倍高も?



東京駅周辺

織田裕二さんがきぐるみを着て「東京に家を持とう」という

CMで知られる東京の丸の内にある不動産会社に

 

オープンハウスがあります。

 

都内で戸建てやマンションの分譲を行っている企業です。

 

新築建売大手では、飯田グループHDが最高益を更新し、

好調な業績を発表していますけれども、

 

オープンハウスも、業績は2017年も最高益を更新する見通しです。

(連続最高益更新しました)

 

投資や就職でお金を稼ぎたいというかたが

オープンハウスってどうよ?」(株価や給料について)

という疑問があるかと思います。

 

カリスマ経営者=荒井正昭社長の発言と株価2倍高が

可能なのか見ていきましょう。

 

オープンハウスは高収益企業?

 

投資をする際に大切なのは会社の収益力です。

 

会社四季報をみていると、ビジネスモデルがしっかりしている企業で

安定的な業績を伴っている会社でも

 

営業利益は売上に対して5%程度しかない企業もおおいです。

 

日本一の企業といえば、現時点ではトヨタ自動車が

思い浮かぶかもしれませんけれども、

 

トヨタの営業利益は売上の10%前後あり、

売上が大きいだけではなく、

 

利益も十分確保されるということなのでしょうか?

 

 

さて、オープンハウスですけれども、

業種は製造業ではなく不動産業で異業種ではありますけれども、

 

営業利益は売上に対して、12%程度あり、

収益力はトヨタ自動車を上回ります。

 

オープンハウスの給料ってどうよ?

これからは社員を大切にする会社の株価が上がりやすくなると

いえるのではないでしょうか?

 

ブラック企業をなくし、働き方改革を進めようとしているのが

いまの時流です。

 

社員が十分な収入を得られて会社で働くことに

十分に満足感を覚えられるような会社は高株価になるのです。

 

例えば、キーエンスという会社は今現在、日本で一番

株価が高い会社ですけれども、

 

平均年収は1700万円を超えています。

 

オープンハウスはまだ、若い会社ながら、

会社四季報に掲載されている平均年収は事務系社員も含めて、

 

29.6歳の平均年齢に対して、

655万円と高水準です。

 

営業社員の場合は、もう一段上の年収になっているはずです。

 

大学を卒業して間もない入社3年位の営業社員でも

父親の年収を越えるような人たちがゴロゴロいる会社という

形容の仕方もできるかもしれません。

 

残業代がもったいなくて支払わないような

ケチな会社ではないですね。

 

むしろ、社員に高給を取らせるように

働いてもらうということなのかもしれませんが。

 

若いうちにお金をためたいという方には、

最高の会社です。

 

給料が良すぎるために、ブラックでは?という声も

上がるのではないでしょうか?

 

オープンハウス荒井正昭社長のカリスマ性が垣間見える発言とは?

 

オープンハウスが東証1部に上場したのは

2013年9月20日です。

 

東証で記者会見した荒井正昭社長は「10年以内に連結売上高を5000億円と、

2013年9月期予想比で5倍以上に引き上げたい」と述べ、

用地仕入れの強化でシェア拡大を目指す方針を明らかにした。

出典:オープンハウスの荒井社長「10年内に売上高5倍の5000億円目指す」

 

日経新聞の取材で10年以内に売上高を5倍にするとの

コメントを荒井正昭社長が野心的に語っています。

 

かつて株価が大化けしてきた会社には

カリスマ性のある経営者がいます。

 

日本電産の永守社長などが典型です。

 

日本電産の社長は経営者はホラも大切だと

語っていますけれども、

 

オープンハウス荒井社長も大風呂敷を広げる

ような語り口がカリスマ性を感じさせてくれます

 

オープンハウスの株価は2倍高もあるのか?

 

2013年に上場したときの初値が2300円(分割考慮すると1150円)

ですから、利益率が同じなら、

 

株価は5倍になるはずですから、

1150円✕5=5750円です。

 

最近の株価は2600円近辺(2017年2月頃)で推移していますので、

仮に、今後、荒井社長の野心的な発言が

実現すると株価はここから2倍にはなることになります。

 

 

今後の株価動向には注目です。

(注意:投資は自己責任です。)

 

ちなみに、著名投資家のヴァフェットは株主資本利益率(ROE)が高い

銘柄を投資位対象にすることが

 

「バフェットの銘柄選択術」

で説明されています。

 

オープンハウスも、ROEは非常に高い銘柄の1つです。

 

 

 

 

ひふみ投信 ファンドマネージャーの成長株投資の選び方でみるとオープンハウスってどうよ?

 

ひふみ投信のファンドマネージャー藤野英人社長は

会社のHPに経営者や役員の顔写真がない会社の

株価パフォーマンスは良くないと

語っています。

顔写真がないのはなにか、わけがあるのではないかという

推測です。

 

現時点(2017年2月)では、オープンハウスのHPには

社長の顔写真は掲載されていません。

 

2020年からは東京の人口も流入に歯止めがかかってしまうという

データもありますし、

 

家を国内で売るビジネスは

斜陽産業のようにも映るのですけれども、

 

カリスマ社長は新たな解決策を

打ち出すパワーを秘めています。

 

オープンハウスが大化けする理由は不動産業だから?

オープンハウスの特徴は着実な利益計上をしている点ではないでしょうか?

 

不動産業は多額の借金をして土地を購入したり、

戸建てやマンションの建築などを行いますので

倒産のリスクも高い業種です。

 

一方で、オープンハウスの株価が大化けする可能性がある理由は

リスクとリターンが大きい不動産業であるからともいえます。

 

大手不動産会社は独自のビジネスモデルを構築して

不動産投資を行っています。

 

個人でも、マンションやアパート経営をする人の年収が、

数千万単位であったり、

億を越えられるのは不動産を活用しているからです。

 

オープンハウスのように、仕入れがうまい業者であり、

企画もうまいと儲かります。

 

不動産投資のお手本にしたい存在です。

 





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