兵庫県神戸市「六甲山の上美術館 さわるみゅーじあむ」は元保養所をコンバージョン!



美術品は目で見るものと相場がきまっていて、

日本全国に美術館はいくつもあるのですけれども、

 

貴重な美術品を実際に手で触れる美術館は

ないかもしれません。

 

兵庫県神戸市にある「六甲山の上美術館 さわるみゅーじあむ」は

なんと、視聴覚障害者でも楽しめるように

 

手で触って鑑賞できる

美術館として知られています。

 

 

兵庫県神戸市「六甲山の上美術館 さわるみゅーじあむ」が人生の楽園で紹介!

視力を失い、49歳という若さで亡くなった母親への思いを

胸に決意したのが、

「目の見えない人にも美術品を

楽しんでもらえる美術館」を開くことでした。

 

10年間で200軒近い物件を見て回り、

ようやく見つけたのが六甲山にある現在の建物。

元保養所を自宅兼美術館として、

2013年12月「六甲山の上美術館 さわるみゅーじあむ」

をオープンしました。

出典:兵庫・神戸市六甲山~ さわって楽しむ美術館 ~

 

「六甲山の上美術館 さわるみゅーじあむ」コンセプトとは?

美術品愛好家の館主は亡き母が全盲であったために、

視覚障害を持つ人達にも美術品を

 

触って楽しんでもらいたいという気持ちで

神戸市六甲山に触って、五感で鑑賞できる

美術館としてオープンしています。

 

点字での作品紹介も充実しています。

 

元保養所だった建物を自宅兼美術館へコンバージョンした理由とは?

「さわるみゅーじあむ」館長矢野さんは、

宝石、絵画、彫刻などの美術品を200点も所有しています。

 

美術館をオープンするにあたり、元保養所に決めた理由は

建物の大きさであると思います。

 

大きな建物でなければ、多くの美術品が展示するスペースが

取れないからです。

六甲山からの夜景

六甲山からの眺望 夜景

また、「さわるみゅーじあむ」がある場所は

標高850メートルにもなり、

 

眺望が素晴らしいという日常的にある

ロケーションではないことも

元保養所の持つ価値だったのではないでしょうか?

 

夏でも涼しいでしょうけれども、

冬は雪がふるような場所です。

 

ちなみにコンバージョンとは、建物の用途を変更して

利用することですけれども、

 

建築基準法や都市計画法の制限もあるので

専門家に相談した上で行いましょう。

 

 

 

兵庫県神戸市「六甲山の上美術館 さわるみゅーじあむ」アクセス方法、入場料は?

住所 : 〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲 4512-808

TEL : 078-894-2400

営業時間 : 10:00 – 17:00

定休日 : 木曜日

URL:http://handsonme.cloud-line.com/

入場料:大人(中学生以上) 1000円 子供(3才以上) 500円

交通:六甲山上バス カンツリーハウス 下車 徒歩約10分

 

元保養所であったこともあり、

コーヒー、紅茶付きのランチも営業しています。

 

手で触れる美術品の主な著名芸術家とは?

桑山賀行

清水公照

小林陸一郎

重岡建治

高橋りく

出口修

浅賀正治

江田挙寛

吉田英智

Aray Dommer

Herbelt Klein

などです。

 

 





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