竹やぶが隣接する家のメリットは?売却が大変だった口コミ



探しをしていると緑豊かな住環境のある場所に、

時として、竹やぶがあることがあります。

 

偶然にも購入を検討する家が竹やぶに隣接していたり、

敷地の中に竹林が入っていることもあります。

 

竹は松竹梅という言葉があるように縁起の良い植物として

使われるのですけれども、

「やぶ」という言葉の印象はよくありません。

 

竹やぶに隣接するような家や土地は

買ってもよいのでしょうか?

 

竹やぶ付きの家の売却の大変さを目の当たりにしたことがあるので、

メリットデメリットを確認していきましょう。

 

 

竹やぶが北側にある家が競売に!

 

竹やぶと競売とは基本的に無関係ですけれども、

偶然にも敷地の3分の1程度が竹やぶになっている

傾斜地にある家が競売で落札されたことがあります。

 

敷地の北側部分に竹やぶがあるために、

まだ築年数が浅いきれいな家の見栄えが暗くなってみえます。

 

竹やぶが庭の一部という味方をすると、手入れがされていない

庭木という印象です。

 

競売になるような物件ですので、

家の手入れもままならないわけですから、

竹林の手入れが充分でないのは当然の姿とも言えます。

 

竹やぶがある家を競売で購入しリフォームしても印象がよくならない。

竹やぶ付きの家を落札した不動産業者はいつもどおり、

家をピカピカにリフォームして

再販する計画だったのでしょう。

 

いよいよリフォームが完了してネットなどにも広告が出てきましたので、

見学に行ってみました。

 

もともと注文住宅で建築された柱もひのきの4寸を利用した

立派な家です。

 

もともと品質が良い住宅で、築年数も10年程度の物件ですから、

リフォームをして壁紙や畳、障子などが張り替えられた

建物の印象はアップしていました。

 

ところが、リビングからは北側にある竹林があるために、

どうも暗い印象が残ったままです。

 

室内がきれいになるだけでは室内の住心地は改善できないことが

理解できました。

 

やはり室内から見える敷地内の庭や

竹やぶがきれいに整えられていると

住んでいてもワクワクします。

 

逆に、竹やぶだからといって伸び放題にしておくと、

日陰にもなりますし、

室内がジメジメしているのもわかりました。

 

竹やぶに近い家は買うなという言葉は本当だった

竹やぶ

誰かが「竹やぶに近い家は買うな」と行っていたのを覚えています。

 

なぜ竹やぶが近くにあるとだめなのかはその時には

わかりませんでしたけれども、

竹やぶ付きの家を見学してなるほどと理解できました。

 

竹やぶの手入れはされず、家が暗い印象!竹やぶの間伐を実施

竹やぶの印象が悪いためなのか、3ヶ月程度もたっても

リフォームしてあるにもかかわらずまだ物件は

売れていく様子がありません。

 

物件を所有している不動産会社も竹やぶをなんとかしなければと

気がついたのか、

竹やぶの間伐をスタートしていました。

 

本来なら竹やぶを全部除去できれば印象がもっと上がるのでしょうけれども、

費用がかかるのためなのでしょう。

 

ただ、間伐しただけでもずいぶんと敷地内が

明るく、こざっぱりしているのがわかります。

 

半年程度床屋に行かずに手入れをしてない髪を

床屋で手入れをしてもらったような印象です。

 

竹やぶの間伐に必要な道具

竹やぶに生えている竹を1本1本切り倒すのは

誰でもできます。

 

長さがあるだけで、竹は直径が短いですし、

中が空洞なので

 

安いのこぎりが1本あれば、ずいぶんと

竹林の間伐ができます。

 

チェーンソウを使って切り倒すのは楽ですけれども、

なれないと危険性がむしろ高いので、

 

竹程度であれば、労力がかかりますが、

のこぎりでなんとかなります。

 

竹林があるメリットやデメリットは?

敷地内に竹林があるというのは非常に珍しい物件です。

 

北側に竹林がある家は真冬に売りに出されて

春になっても売れず、

 

間伐をしてから夏になったころに

買い手がついたようです。

 

竹林が隣接するメリットは?

 

竹林があるメリットとしては、

春にはたけのこが取れることです。

 

注意点は、たけのこはすぐにとらないと、

すぐに大きな竹に伸びてしまう点です。

 

また、竹林があることで、鳥が住み着いたりして、

うぐいすの声が聞こえてきたりもするので

鳥好きには心癒される空間だったりもします。

 

また、竹やぶが日を遮ることで、暑い夏は

やや涼しくなります。

 

竹やぶ近いときのデメリット

デメリットは竹やぶがあると

家の見栄えが落ちることです。

 

ある程度見栄えをよくするためには、

1年を通して手入れに労力がかかります。

 

庭の草むしりどころではありません。

 

更に、竹林があることで家が日陰になりやすいことで、

梅雨時などは特に、湿気が気になります。

 

さらに春から秋にかけてはヤブ蚊も増えてくるのも

嫌な点です。

 

竹は伸びるのが早いですし、勢いがあるので、

たけのこがあっという間に大きくなります。

 

地下深く根を張り巡らせて成長する竹の繁殖力の高さがを感じ取ると、

家の中にたけのこが生えてくるのではないかという

心配にも繋がります。

 

タケノコが春には収穫できる点はメリットではあるものの、

タケノコを食べに来るイノシシや熊が現れてしまうリスクは否定できません。

 

イノシシや熊は人身事故を起こしてしまう場合もありますので

目撃情報があるかどうかは要チェックです。

 

参考図書1⇒本当に正しい鳥獣害対策Q&A: 被害の原因は「間違った知識」にあった!

 

参考図書2⇒熊が人を襲うとき

 

竹やぶ付きの家を売るには、竹やぶを完全除去するべきか?購入する人も除去費用を覚悟

竹やぶ付きの家を売るのは不動産業者でも

苦労している様子がよくわかりました。

 

竹やぶが敷地内にある場合は、

自分で切り倒す権利があるので、

間伐で見栄えをよくすることで、

売却しやすくなります。

 

ただし、竹やぶは気になる人が多いですし、

できれば湿気も、日当たりも改善し、

ヤブ蚊も気にならなくするためには、

竹やぶを完全除去することで

スムーズに売却できるはずです。

 

竹やぶを除去するために業者に依頼すると、

まとまった費用がかかります。

 

できれば自力で残り技で竹を伐採した上で、

竹用の除草剤を散布して、

 

竹の根をからしてしまいましょう。

 

伐採だけでは、根が生きているので、

竹はいくらでも伸びてきますので。

 

もしも、竹やぶが敷地内にある家の購入を検討する場合は、

竹やぶの除去にかかる労力や費用を覚悟して、

その分、安く買うようにしたいものです。

 

 





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