ハウスメーカーで新築購入後に転勤、賃貸か売却か?大和ハウスの家賃保証で安心?
大手ハウスメーカーで新築購入して間もなく、
転勤の辞令がでることがよくあります。
そのために、転勤族と決め込んでいる人たちは、
定年まで家は買わないと決め込んでいる人も
多いくらいです。
大和ハウスでは自社の新築一戸建て購入後に、万が一、転勤になったときに備えて、
家賃保証をするサービスを提案しています。
転勤になったら、賃貸できるから思い切って、
建てしまってもいいのでしょうか?
それとも、転勤になったら家を売却することに
なってしまうのでしょうか?
大手ハウスメーカー=大和ハウスで新築購入後、転勤でも家賃保証があるから大丈夫?
大和ハウス工業では、新築購入後、転勤なら最低家賃の保証のサービスを
提案して新築購入を提案する1つのツールとしているようです。
大和ハウス工業は19日、新築の戸建て住宅を販売する際、
全物件で建物の賃貸価格を定額保証する制度を導入すると発表した。
20日から始める。転勤などで賃貸に出す場合、6カ月間空室が続くと、
以降は所定の家賃を保証する。ただ、地域によってはゼロ円になることもあるという。
一般社団法人の移住・住みかえ支援機構(東京・千代田)の制度を用いる。
注意点は、新築購入時に、購入した地域で
十分な家賃が得られるのか、
家賃保証される金額は0円ではないのか
注意は必要です。
転勤後に賃貸でローンの支払いができるかをチェック!
仮に、駅から近い物件を購入できて、
賃貸のニーズがあったとした場合でも、
住宅ローンを利用して購入することが多いはずなので、
ローン残高によっては、
返済額が多くなる人もいるはずです。
住宅ローンの返済額と賃貸に出したときや
家賃保証される最低ラインの金額で
住宅ローンが支払いできるのかは
最低でもチェックする必要はあります。
では、現金で大手ハウスメーカーの新築建売を
購入したようなケースや、
残債を預金で完済できてローンの支払の心配がなければ、
賃貸にすればいいと考える人が多いのでしょうか?
ハウスメーカーで住宅購入後、転勤になった!一体どう対応したのか?
転勤になってしまうことがある程度わかっていながらも、
家族のために家を新築することが多いのが現実です。
しかし、実際に転勤になったときの対応は別れます。
転勤でも、一括借上げ利用で愛着のある家は手放さないタイプ
例えば海外への転勤を命じられても、
一定の期間で帰れる見通しがあることも
会社によってはありえます。
愛着のこもった我が家を手放すことなく、
帰ったら又家族で住みたいという強い気持ちを
持つ方もいます。
家が立つ立地や日当たり、間取り、玄関の向き、
夫が会社で出世するようにと願って吹き抜けにもした
強い愛着のある家を簡単に手放すなんて
できないタイプです。
そういった方は、できるだけいい入居者を厳選して、
賃貸に出す方がいますよね。
リロケーションなどを活用して。
賃貸に出した家は、「定期借家契約」
を結び賃貸しますから、
契約期間が過ぎれば、
更新ができずに退去しなければならないような契約です。
転勤になっても売却も賃貸にも出さないタイプ
夫の転勤は前提で家を購入する人は
夫に単身赴任してもらうことを想定して、
一戸建てを購入する人がいます。
この時の注意点は、夫の単身赴任先への
家賃は会社持ちかもしれませんけれども、
生活費全般で考えると、
家族全体では割高になります。
その意味で、ハウスメーカーでの建築を断念して、
ローコスト住宅を購入する人もいるくらいです。
(ローンの返済を考えて)
転勤になり、賃貸も検討するが売却するタイプ
実際には、転勤になってしまったケースで
一番多いのは売却という選択なのかもしれません。
売却でのデメリットは新築での取得費用総額よりも、
売却したときにローン残高よりも安い金額で
売却しなければならず、ローン完済に必要なお金を
預金を取り崩して、対応する「持ち出し」で
大損してしまうことがあることです。
勿論、値上がりして売れるという
ラッキーな方もいるのですけれども、
いまのところレアケースですね。
参考記事⇒自宅売却を一括査定サイトを利用して不動産会社を選ぶ時の注意点は?
売却するときは、ハウスメーカー施工は強いのは確か!
転勤で仕方なく、大手ハウスメーカーで折角、
建築したのだけれども、
賃貸とかわずらわしいし、
売却してさっぱりしたい、
売却して、転勤先で家を買いたいと
考える方にとっては、
ハウスメーカー施工物件は
中古になってもそこそこの値段で
売れるというのはメリットかもしれません。