雪国への地方移住を後悔しないように理解しておきたいこととは?



地方移住を50代で考えている男性は40%以上いて

女性でも30%以上の人が地方移住を考えていると言います。

 

定年がそろそろまじかになってきて、

東京周辺や大阪周辺に住まなくてもよくなりつつあるからでしょうか?

 

でも、地方移住は観光と違って長い間住み続けていく

可能性がある場所です。

 

地方といってもいろいろですが、

割と田舎の山が多いところは雪が降る地域が多いです。

 

雪国へ移住することを考える人にとって

後悔しないように前提にするべき心構えについてみていきます。

 

 

雪国への移住で戸建てに住む時は屋根の雪下ろしが必要

地方移住して賃貸暮らしをする場合やマンションなどの場合は

雪下ろしが必要ありません。

 

折角地方移住するなら、広い土地を取得して

農業もどきのことをしてみたり、

庭いじりを楽しんだりというスタイルを望むのでしたら、

おそらく一戸建てを購入することになるでしょうね。

 

屋根の勾配を急にするなどして雪下ろしが不要な建築の仕方も

ありますが、

 

冬の期間は雪が降り積もりますから

雪下ろしが必要になります。

 

雪下ろしを依頼すると費用もかかる

 

屋根の雪下ろしが自力ではできなければ、

雪下ろしを請け負う業者にいらいすることになります。

 

金額は地域や家の立地、家の大きさによっても違うようなのですが、

1回あたり、2万円くらいの費用は必要です。

 

1シーズンで2回なら、4万円、

3回依頼すると、6万円の出費になります。

 

 

雪下ろしでは転落事故も起きている

雪下ろしくらいはじつは大したことではないんですが、

雪下ろしで注意することは、

 

転落事故に気を付けることです。

暖冬で、雪があまりなかったことが災いして、屋根から落ちても

雪が降り積もっておらず、

 

コンクリートの地面に落下してことで亡くなってしまいました。

 

亡くなった方へは心からご冥福をお祈りいたします。

 

年齢的にまだ50歳ですから、まだ老人とは言えない、

中年男性ですら、屋根からの落下事故に遭遇してしまう

 

リスクがあることが分かります。

 

雪国の住宅の屋根はトタン屋根で長靴が滑りますから

要注意です。

 

雪国への移住を考えるときは、雪下ろしをする手間を

考えるだけではなく、

 

雪下ろしで転落事故も発生しているという

少数ですが、厳しい現実も理解しておきましょう。

 

最悪のことを理解しておけば、

後悔することは少なくなります。

 

雪国では雪崩がある

雪国では雪崩があります。

 

雪崩の発生で家が飲み込まれるようなことまではないでしょうが、

山沿いの道路が閉鎖される場合があります。

 

 

 

また、スキー好きで雪国へ移住する考えの人もいるかもしれませんが、

スキー場以外の山に自力で昇って

「バックカントリースキー」を楽しむこともできるのですが、

 

 

31日午後0時10分ごろ、群馬県片品村の前(まえ)武尊(ほたか)山で、

スキー場のコース外を滑る「バックカントリースキー」をしていた2人の男性のうち1人が

雪崩に巻き込まれたと県警沼田署に連絡があった。

男性は周囲のスキーヤーらに救出され、ヘリで前橋市内の病院に運ばれたが、その後死亡が確認された。

出典:http://www.sankei.com/affairs/news/160131/afr1601310022-n1.html

 

楽しいことだけではなく

雪崩に飲み込まれるリスクもありますので

注意したいものです。

 

雪が降る地域は冷暖房費も多め

雪国といっても広範囲ではありますけれども、

北海道や東北北部であれば、

寒さは、関東都の比較では一段階寒いです。

 

関東では気温がマイナスになることは夜間や早朝だけとか、

一定の期間だけですし、

水道の凍結は滅多にありません。

 

その点で北国の冬は水道管が凍るマイナス5度以下になることが

頻繁です。

 

結果として暖房にかかる光熱費は電気を使うか

灯油を使うかにかかわらず、

雪が降らない地域よりは

費用が多くかかるといえます。

 

山が近くにあって薪ストーブの薪が無料で確保できる方は

燃料費は無料で過ごすことはできるという

例外はあります。

 

夏の暑い季節に夜間は冷房無しで寝れる快適さがある反面、

冬は寒さが反撃してくるというわけですね。

 

といっても例年2月20日近辺を通過すると、

春めいてきて、暖かくなるので、

 

12月中旬から2月中旬までの2ヶ月間が

寒さの正念場といことで期間限定ではあります。

 

車の消耗が早い

除雪が必要な地域では国道い沿いには融雪を促進するために、

塩化カルシウムが散布されます。

 

毎日とはいいませんが、こまめに洗車をしていかないと

ボディーや車体の底が錆びてしまいます。

 

雪国で中古車を販売する業者も雪がない関東からの

仕入れをしたりなど、

雪国で走っている車はプロが見ても

ネガティブな印象を持っているほどです。

 

雪上ではハンドル操作が難しい

また、錆びやすい傾向があるだけではなく、

雪の上では車の事故も起きやすいのは当然です。

 

アイスバーンは滑るから危ないといわれますが、

その他には、

ベトベト重い雪がたまっている路上では、

ハンドル操作ができなくなって

蛇行したことがあります。

 

雪の上での運転は怖い思いを経験して、

乗り越えて行く必要があるわけです。

 

全く問題なく運転できるようになるまでに、

1回位は雪の壁に突っ込んでしまったりなどして、

車を傷めてしまうリスクは誰にでもあります。

 

 

雪国への地方移住:注意点まとめ

雪国はダメだということはありません。

 

雪が降るからこその恵みもあるのですが、

住んで体験しなければわからないこともあります。

 

屋根の雪下ろしを楽にする道具と作成法を海外から動画についてはこちら!

 

雪下ろしで転落事故が起きていたり、

雪崩でバックカントリースキーで事故が起きたりなど

 

少ない事例ですがリスクもあることを理解して

移住できれば後悔はしなくて済む確率が高まります。

 

移住についての本~Amazonが多くありますので、

いろいろな視点から田舎暮らしを計画してみましょう。

 

 

 





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