兵庫県淡路市『和紙工房 松鹿』で淡路津名紙の紙すき体験も!人生の楽園で紹介!
「人生の楽園」(2015年12月26日(土) 放送)では
【兵庫・淡路市~淡路の里 夫婦の和紙工房~】が紹介されます。
和紙をつくるという地味な活動で、
利益や莫大な収益を獲得することが目的にはできない地味な商売です。
『和紙工房 松鹿(しょうろく)』をオープンした奥田さんが、
和紙職人になりたいと思いたったのは
生まれ育った淡路島にある兵庫県淡路市に1000年以上前から伝わる、
「淡路津名紙(あわじつながみ)」という伝統文化を
継承していくという使命感もあったのではないでしょうか?
紙すき体験ができる『和紙工房 松鹿(しょうろく)』を通して、
淡路島の伝統文化についてみていきます。
兵庫県淡路市『和紙工房 松鹿(しょうろく)』が人生の楽園で紹介!
2010年に定年退職すると、さらに紙すきの技術を磨き、
今年11月には淡路市長澤地区の古民家を借りて
『和紙工房 松鹿(しょうろく)』と『ギャラリーながさわ』をオープンしました。
淡路島で紙すき体験ができる『和紙工房 松鹿(しょうろく)』はどこにある?
2015年11月に淡路市長澤地区の古民家を借りて
『和紙工房 松鹿(しょうろく)』と『ギャラリーながさわ』がオープンしました。
古民家を借りるというあたりも、
淡路市にある古きよきものを伝承していきたいという
郷土愛の表れですね。
和紙という伝統文化の紙すき体験と古民家はイメージが
ぴったりです。
『和紙工房 松鹿(しょうろく)』の場所は
〒656-2221兵庫県淡路市長澤405 (目印:長澤会館から500m)
地図もご参照ください。
淡路島といっても、兵庫県明石市と明石海峡大橋で本土とつながっていますから、
関西圏からなら割とアクセスはいいのでは?
『和紙工房 松鹿(しょうろく)』をオープンのきっかけは淡路津名紙(あわじつながみ)に!
『和紙工房 松鹿(しょうろく)』の店主、奥田さんは、定年になる4年前に
上顎ガンが見つかり、その後治療によって寛解するという
体験をしています。
治癒したとはいえ、がんというのは命に関わる病気ですから
死を意識したと思います。
その時に、本当に時分がやりたいことは何か?
考えるきっかけになったのは想像に難しくありません。
淡路島にある伝統文化の和紙の良さを伝えていきたいと、
和紙職人になる決意をしたのではないでしょうか?
淡路市では和紙工房はたった1件だそうですが、
淡路島の淡路津名紙(あわじつながみ)は1000年の歴史と伝統があるものです。
和紙で作った名刺をいただいた時の体験とは?
私も、和紙で作った名刺を埼玉県小川町でいただいたことがあります。
手触りが柔らかくて暖かいので、
名刺交換した時のことが忘れられません。
コストは高くつくだろうとも想像がつくので、
そんな大切な名刺をいただいてありがたいと思うと同時に、
この地域には、和紙という伝統文化があるのだと感じました。
ちなみに小川町の和紙(細川紙)は、2014年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
淡路島市の和紙「淡路津名紙(あわじつながみ)」もユネスコ無形文化財遺産へ登録される価値がある?
定年後の生甲斐、やりがい、淡路島への思いを
和紙職人という形で実現した奥田さんですが、
1300年の歴史がある小川町の和紙が国の重要無形文化財やユネスコ無形文化財遺産へ登録されているように、
1000年の歴史がある淡路島の淡路津名紙についても、
伝統文化としての価値が十分にあるのではないでしょうか?
奥田さんは、1000年も続いてきた淡路島のDNAに突き動かされて
生甲斐を追及しているようにも見えます。
小川和紙が楮(コウゾ)だけで作った和紙が文化遺産に登録されましたが、
和紙の原料になるコウゾが淡路島に自生しているという点も
見逃せません。
参考記事⇒故郷へUターンして兵庫県朝来市にある山奥の実家で開業した農家民宿「まるつね」についてはこちら!
淡路市の和紙が海外から注目をより集められる
ポテンシャルを秘めている気がしてなりません。
和紙工房 松鹿の予約、問い合わせ先
住所:〒656-2221兵庫県淡路市長澤405
電話(予約):090-3992-6243
URL:http://sho-roku.com/
営業時間:午前10時~午後4時
定休日:不定休
体験料:500円~