宅建士だからできる在宅ワークの種類や方法は?



 不動産の仕事といえば一般的には

どこかの会社へ就職して

 

事務系の仕事をするか営業系の仕事をするのか

といった働き方が普通です。

 

 

不動産会社で働く場合に宅地建物取引士宅建士)の資格があれば、

実務に役立つ資格であるので入社しやすいですし、資格手当も付く場合もあります。

 

つまり宅建士の資格を持っていることで仕事は探しやすいというメリットは

あります。

 

一方で、就職する気になればできるけれども、

ブラック企業体質が多い中小企業の不動産会社で仕事をするのを

ためらう人もいるかもしれません。

 

また、就職というよりは業務委託やフリーランスとして

場所や会社にしばられない働き方を目指す人も

増えているのではないでしょうか?

 

実際に宅建士の資格を生かして在宅ワークで生計をたてるという

方法も現実的に可能です。

 

具体的に宅建士としてどのような在宅ワークの仕方があるのか

紹介していきましょう。

 

 

宅建士の資格があれば、就職すればいいのでは?在宅ワークを選ぶ理由は?

 

宅建士の資格もあって実務経験もあり、なおかつ実績もある場合は

歩合給が高い会社に就職するのが稼ぐ方法の有力候補です。

 

しかし、現実には、しっかりと稼げる仕組みがある会社は

意外にも少ないです。

 

不動産売買の仲介営業で歩合をしっかり支払うような儲かる仕組みができている会社は

意外にも少数で地域性もあったりします。

 

賃貸物件の仲介をするようなバイト程度の収入しか得られない求人も

多いので

稼げない給料収入を得るなら、わざわざ就職をするのではなく、

在宅ワークで生活費程度を稼げるなら

フリーランスとして働くという選択肢をしてもおかしくはありません。

 

具体的に、宅建士として在宅ワークができる仕事について

みていきましょう。

 

宅建士が自宅に引きこもりながら働く方法は?

宅建士が自宅で出勤せずに仕事を受ける方法としては、

ネット環境を活かした働き方があります。

 

IT重説を請け負う

宅建業法では重要事項説明ができるのは宅建士に限られます。

 

そして、企業によってはIT化をすすめる中で、

IT重説を取り入れる企業も増えてきています。

 

本来は重要事項説明はお客様に面前で行う必要があるのですが、

賃貸物件の重要事項説明いついては

IT機器を活用して行うことができます。

 

 

もちろん、不動産会社の宅建士と顧客がお互いに映像をみながら

宅地建物取引士証を確認して貰う必要があります。

 

それぞれの不動産会社が事務所にいる宅建士にIT重説を

実施させるのが一般的ですが、

IT重説は何も事務所に宅建士がいる必要もありません。

 

ネット環境のある場所に宅建士がいて、引っ越し予定の顧客と

つながることでIT重説をおこなうことができます。

 

つまり、不動産会社はIT重説を行う業務を外部へ委託する動きが出ているということです。

 

IT重説を行うことができる宅建士を探している不動産会社は

全国にありますし、

通勤の必要もないので

北海道在住の宅建士が都内の不動産会社のIT重説を請け負うことも可能です。

 

 

IT重説を請け負うときのスキルは?

IT重説を請け負うときに宅建士は当然資格は保有しているとして、

各企業と連絡を取り合うときに利用する一定のITツールは

使えるほうが良いものがあります。

 

メールや電話は当然として

  • ワード
  • エクセル
  • チャットワーク
  • グーグルカレンダー
  • グーグルドライブ(スプレッドシート)

といったものは請け負う企業とのやり取りの中で

利用する場合があります。

 

IT重説に必要な道具は?

IT重説に必要な道具としては

カメラ機能が必要になります。

 

デスクトップPCでカメラがついてない場合は

別途カメラを購入する必要があるでしょう。

 

具体的にはAmazonでウエブカメラ

探してみてください。

 

ロジクール製のウエブカメラがおすすめです。

 

また、スマホのカメラをウエブカメラに代用することも可能です。

 

スマホとPCを接続してソフトをスマホとPCにダウンロードする必要があります。

 

また、ヘッドセットもあったほうが音声のやり取りが

スムーズです。

 

 

スマホを使うことでヘッドセットもカメラも不要な場合もありますが、

スマホの性能によっては

 

ウエブカメラを使ったり、

スマホをカメラとして利用しつつ

ヘッドセットを利用する必要性も考えられます。

 

いずれにしてもそれほど大きな先行投資にはならない気がします。

 

不動産関連のライティング案件を宅建士として獲得する在宅ワーク

宅建士でなければできないのが重要事項説明ですけれども、

フリーランスのウエブライターとして活躍するという場合も

宅建士であることが強みになることあります。

 

フリーランスのライターを募集するクラウドソーシングサービスが

いくつかありますけれども、

 

募集されている記事制作の条件として

「テクニカルライターとして宅建士の資格を持っていいて業界に詳しい人」

であることが求められる場合があるからです。

 

 

 

SEO対策を考えると不動産関連の記事を書くウエブライターが

宅建士の資格を所有している人が作成することで

記事の中身に専門性や権威性、オリジナリティを散りばめることが可能になるので

その意味で宅建士の資格を持っていて

実務経験も豊富であればウエブライターとしての仕事の受注もしやすいというわけです。

 

もちろん、資格がない人が書くよりも文字単価も高めに獲得できる可能性も高まるわけです。

 

2000文字の記事を作成するのに1時間かかるとして、

1文字1円での受注であれば、時給2000円程度の仕事をこなせたということになります。

 

より実績を積み重ねることで、文字単価をさらに

上昇させることも可能です。

 

具体的な案件は

  • ランサーズ
  • クラウドワークス
  • クラウディア

などをチェックしてみましょう。

 

この中で私が実際に活用したことがあって、おすすめできるのは

株式会社エムフロが運営している

Craudiaクラウディア です。

 

質が悪い案件を排除して、良質な案件を受注するチャンスが大手のサイトより

高い印象があります。

 

クラウドソーシングサイトを活用する目的は、ライターの案件だけではなく、

IT重説の案件なども獲得できる場合があるので、

登録をしておいてチャンスをとらえていきましょう。

 

ライティングを学ぶ

記事作成をする上では実績を出している人の本が参考になります。

 

コンテンツ・マーケティング64の法則

は記事作成にあたっての

方法論が具体的に説明されている翻訳本です。

 

SEO対策の本はなるべくいろいろなものを読んで

最新のスキルを身に着けてライティングに生かしていくことで、

ウエブライターとしての価値やスキルが上がっていきます。

 

 

 

不動産関連のアフィリエイト

不動産関連の記事作成をライターとして受注するのではなく、

自分自身がウエブメディアを運営して

アフィリエイトを行うことも考えられます。

 

アフィリエイトはもちろん、宅建士ではなくても誰でもできる手軽さがあります。

 

しかし、記事内容によっては

宅建士としての経験を記事にすることで

収益化がうまくいく場合も考えられます。

 

アフィリエイトを始める時の流れ

自分のウエブメディアを立ち上げるのに

無料ブログではなく、ワードプレスを利用するのが一般的です。

 

  • サーバーを契約してドメインを取得
  • サーバーにワードプレスをインストール

 

といった流れになります。

 

サーバーは多くのアフィリエイターが利用している

エックスサーバー

がおすすめです。

 

エックスサーバーを契約すればワードプレスのインストールも

ボタン一つで完了しますし、

独自度面も取得できます。

 

アフィリエイト広告は

A8.net

 

 バリューコマース

 

は必ず登録しておきましょう。

 

不動産関連の案件も豊富です。

 

宅建士としてのスキルをネットで売る

宅建士の資格を生かした在宅ワークとして、

宅建士として提供できる自分ならではの

スキルを一般の人へ販売する方法もあるでしょう。

 

例えば、宅建士を目指す人をターゲットにして

スカイプなどを利用して家庭教師的な指導をする方法も

ありえるでしょう。

 

具体的な方法としては

スキルクラウドやココナラ

 

といったウエブサービスに登録を活用して宅建士としての知恵を

在宅で販売することが可能です。

 

宅建士が自宅を拠点にフルコミの営業マンとして在宅ワーク

完全在宅ではないものの、

就職するのではなく、フリーランスとしてフルコミッションで

不動産会社の営業マンと同等の仕事を進めていくという

働き方もありでしょう。

 

現状ではフルコミでの不動産営業の仕事は意外にも少ないのですが、

今後は、ネットを活用して

所属する不動産会社の事務所へ通勤することなく

在宅で営業できるようになっていくことも

考えられます。

 

 

 





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