初盆や一周忌後、実家を売却!仏壇も処分する考え方とは?
実家の父親が亡くなると、残された母親は
子供の近くへ引っ越すように子供からすすめられたり、
自らの意志で、子供の近くへ引っ越しをしようとする人がいます。
結果的に、実家は誰も住まなくなるので売却することになります。
売却するタイミングは初盆や一周忌が終わった後に、
いよいよという方が多いのではないでしょうか?
そして、引っ越しをするにあたって大変なのが、
大きくて立派な仏壇のことです。
コンパクトなマンションへの引っ越しの場合には、
大きくて立派な仏壇はご先祖様には申し訳ないですけれども、
やや足手まといになってきます。
実家の売却と仏壇の処分にあたり、どうするべきなのでしょうか?
初盆や一周忌過ぎに、実家を売却する傾向が
家を売ると決める人は、夫が亡くなった場合には、
妻が売却する場合もありますし、
両親とも亡くなって空き家になった場合では、
相続した子供が空き家の維持管理が大変なので
売却するケースがあります。
亡くなると同時に売却を考え始めると思われるのですけれども、
初盆や一周忌の法事が終わった頃を一区切りとして、
いざ、不動産会社へ売却の相談をする人が多いかもしれません。
逆に初盆は亡くなった方が初めて帰ってくるタイミングなので、
実家で迎えてあげたいという思いがあるので、
心理的に売却をためらうのが初盆までともいえます。
実家を売却するとき、立派な仏壇は引越し先に持ち込みが大変!どうする?
夫が亡くなって、妻がともに暮らしてきた自宅を売却して、
子どもたちの近くへ引っ越すケースや
生まれ故郷へ引っ越すケースが多いです。
いずれにしても、立派な仏壇がある場合には引越し先に仏壇を持っていくのは
引越し料金の負担が重いだけではなく、
引越し先に仏壇を設置するスペースを設ける必要があるので、
買い替え先も仏壇をどこに置くのかを考えながら
決めたりする必要性も出てきます。
仏壇を断捨離する考え方とは?
仏壇は粗末には扱えませんけれども、
普通の家具と同じように考えると気が楽になります。
例えば、引越し先が子どもたちが住む都会で、
マンションを購入する時にはある程度の金額が必要になります。
中古マンションでも田舎のように安くは販売されてないかもしれません。
予算が限られる場合は購入するマンションのスペース、
広さも限られるので、仏壇は持っていかないほうが楽なのは
明らかなのです。
仏壇をゴミだと思うといのは
ちょっと極端かもしれませんけれども、
宗教上の決まり事で、お墓があるお寺さん(菩提寺)
に拝んでもらってから処分したほうがいいなら、
拝んでもらい、
処分したほうが気分的に楽になります。
最寄りのお寺に仏壇の魂抜きを依頼して、粗大ごみに変身させられる?
私は、魂入れとか魂抜きとか信用していません。
人がなくなったときに、お坊さんが位牌ができると
魂入れをしますといってお経をとなえているのですけれども、
ほんまかいな?って思っていました。
お坊さんに故人の魂を位牌に入れ込むような
パワーがあるとは思えないから(笑)
仏壇についても同じです。
仏壇を普通のものに戻す作業を「魂抜き」というようなのですけれども、
本当かどうかは別として、
気持ちの問題としてお寺さんにお布施を支払って、
仏壇を粗大ごみに変身させる作業はあってもいいかもしれません。
仏壇がだだのものになったと思えれば、
気持ちの上では家具と同じように、粗大ごみのように処分できるようになります。
もちろん、普通のものになったからといって、
リサイクル屋が買取ることはないでしょうけれども。
非常に少数派ではあるものの、中古の立派な仏壇を
もらってもいい、使ってもいいというふうに考えられる人が
いるのも事実なのです。
なので、オークションで、0円で引取してくれる人を
探すというのは実際にありで、
引き取り手が現れる可能性はありえるのです。
引き取り手がなくても、自分でゴミのように
処分して、位牌だけ一緒に引っ越しをすれば楽ちんです。
もちろん、中古仏壇を無料でももらってくれる人を自力で探すのは
面倒というかたは、
のような遺品整理業者に仏壇などの処分について、
見積もり依頼する方法があります。
仏壇だけではなく、故人の遺品について
お焚きあげなどをしてもらった上で、
処分をしてもらうこともできます。
今後は仏壇はコンパクトな小さいものに買い換えればOKです。
Amazonでもミニ仏壇とか、コンパクト仏壇という名称で
販売されていますし、口コミも高評価です。
大きくて立派な仏壇の断捨離は意外にも、
住替えをする必要性がある人達の中では、
常識です。
思い切って断舎離してみてはいかがでしょうか?
豪華な大きい仏壇は引越し料金も負担になりますし、
ミニ仏壇に交換することで引っ越しや
住み替えてからの大きい仏壇の重々しい
存在感を軽減することができます。
仏壇や位牌の片付け方の体験が書かれた本
「親の家を片づける」という著書では、15人の実例が赤裸々に体験談として
紹介されています。
地方によってもやり方や風習は
変わるかもしれませんけれども、
一般論が書かれた本とは違って、
参考になる点も多いはずです。
- 仏壇は実家から持ってきて子供が利用する人、
- 仏壇をお寺に依頼して処分してもらった人
- 粗大ごみとして処分した人
などいろいろなケースが紹介されています。
また、位牌についても費用を支払って
お寺に預けて永代供養をお寺にお願いした
体験談などが紹介されています。
実家の片付けに悩む人は参考にしてみてはいかがでしょうか?
最終的には、実家も売却する必要があるでしょうから、
タウンライフ不動産売買を活用して、
まずはいくら位で売却できるのか
無料の査定依頼からスタートしてみましょう。
不動産会社によって取扱の条件がわかるなど、
査定額がわかるだけではなく参考になるはずです。
仏壇の処分は一段落したところで、家の状態を不動産のプロに見てもらい、
一戸建てで売却できるのか、
解体して更地にする必要があるのか
相談して解決していくことは山ほどあります。
問題を解決していくのに、
不動産会社に無料で相談をしてみることで、
解決策が見つかる可能性があります。