肉食系男子、今井雅之、大腸がん原因は?加工肉は危険!
今井雅之氏が、大腸がんで、天国へ逝ってしまった。
4月下旬には末期がんにも関わらず、長時間の記者会見で、
末期の大腸がんであることを
語ってくれたばかりだった。
インタビュアーは容赦なく、
大腸がんであることを診断された経緯や、
今井雅之氏本人の心境やその時々の考え方にまで、
突っ込んだ質問を浴びせていた。
今井雅之氏本人も、
「辛いから勘弁してよ、今更、そんなこと言ったってしょうがないでしょう」
などとは、一切言わない。
それどころか、詳細に状況の説明をしてくれています。
大腸がんのリスクを伝えたいかの様でした。
今井雅之氏は、
末期がんであると宣告されたにも関わらず、
「仕事には復帰する」
ということが前提での、
回答の仕方や姿勢には、
現に亡くなったという報道聞いてしっている側としては、
いたいたしいと思う反面、
その前向きさに感動をした。
まさか、あの人が、大腸がんで亡くなるなんて・・という現実
「あんなに、元気だった人が、急になくなること」って、
身近なところでもよくあることだ。
人の死っていうのは、
直前まで生きようとする姿があっての
結末なのかもしれない。
今井雅之氏は、会見の中で、
「もう姉ちゃん(女性)なんてどうでもいい」
と冗談を言っていたくらい、
推測だが、肉食系の男性だったのかもしれません。
末期がんになるまで、10年の歳月をかけて、
病気が進行してきたのではないかと推測すると、
今井雅之氏自身もコメントしていたが、
病院での検査を受けることで癌は発見される。
つまり、早期発見が重要なのは言うまでもない。
それにも増して、
大腸がんにならないように注意をする必要もあるだろう。
なぜ、大腸がんになってしまうのか?原因は肉食中心の食生活か?
今井雅之氏がなぜ、
この病気にかかってしまったの原因はわからない。
ただし、大腸がんにかかりやすくなるか、かかりにくくするかは
日頃の食生活にも関連が深いだろう。
よく、人は、なんの根拠もないのに
「時々は肉を食べないとだめだ」
と誰かから聞くと、
完全にそれを真に受けて、せっせと、日々肉食に走りがちだ。
(そういう教育も受けてきた気がする・・肉は体にいいと)
美味しいお肉を食べるということは、
誰しもそうしたいと思っている。
満足も得られる。
ところが、肉を食べてその弊害もあることも報告されている。
そう、大腸がんになりやすいのは、
肉食に偏った食生活も一因になるようだ。
その理由はなぜなのだろう?
スーパーの店頭で、お肉の近くに、
白い油の塊(サイコロ状の六面体)を見たことはないだろうか。
肉の中に含まれている油の塊というのはああいったものだ。
油は溶けて液状になっていれば、
体内にいくら取り込んでも、
体内をスムーズに流れていくので問題はない。
問題があるのは、体温では溶けない油だ。
そう、まさしく、美味しいお肉につきものの脂身は、
人間の体温程度では液体化されることはない。
体内に入った脂身だが、溶けきれないまま、
血管等に付着していく。
その繰り返しを10年20年と経過していくと
大腸がんになりやすくなるというわけだ。
肉は体にいいと思っている肉食系の皆さん、
肉を絶つとまでは、いいませんが、
食生活を見直していくべきではないだろうか。
加工肉摂取はガンの発生リスクを高める!
2015/10/26に世界保健機関(WHO)の
国際がん研究機関(本部フランス・リヨン)は、
加工肉を食べると、がん発症リスクが高まる
という「十分な証拠」があると発表しました。
加工肉とは
- ハム
- ソーセージ
などを指しています。
毎日ハム・ソーセージなどの加工肉を食べた場合で
大腸がん(=直腸がん+結腸がん)になる可能性が18%増す
ことがわかりました。
また、加工肉と合わせて、牛肉、豚肉などの赤身の肉は
栄養価がたかいことは認めたものの、
「食事に関する最良の勧告を行う」必要性も
合わせて訴えられました。
ステージ4のがんから生還するレシピがある?
大腸がんでステージ4と記者会見で告白した今井雅之さん。
とても、つらそうでした。
ただし、ステージ4といえども、もうだめだと諦める必要は
ありません。
余命3ヶ月と余命宣告された
患者さんで生還した人が
自らの体験をレシピにして本にしたのが
ムラキテルミさんです。
ムラキテルミさんはいしはらクリニックの石原結實先生の教えのとおりに、
治療を実践している人です。
1日1食のプチ断食の効果とは?
大隅良典教授はオートファジーの解明で
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
体内に次から次へと出現する「老廃物が増大」
というデタラメさ(エントロピー増大)
をゴミとして捨てさる仕組みです。
体内にオートファジーが正常に働いている限りは
健康、生命を維持することができるといえるのではないでしょうか?
余命3ヶ月から生還したムラキテルミさんは
1日1食のプチ断食を行うことで、
身体の負荷を減らし、
体内でデタラメに増える老廃物を減らすことで、
健康を取り戻したともいえるのかもしれません。
ちなみに、石原結實先生は
1日2食を提唱しています。
食生活の見直しの機会を与えてくれた今井雅之氏に感謝すると同時に、
ご冥福をお祈りいたいします。