秋田と青森県 胃がんと大腸がん高い死亡率はたらこの消費量が多いから?



日本人が老衰で亡くなる人が減ってしまい、

二人に一人はがんを発症してしまう現状があります。

 

がんを予防するには、日常の食べ物に気を配る必要があります。

 

その意味では、消化器系のがんの死亡率が高い秋田県や青森県

反面教師にすることも必要です。

 

秋田や青森の人たちは食生活をよくよく

見直す必要があるのです。

 

注意すべきは、体にいいと言われる食べ物でも、

食品添加物が付加されることで、

発がん性の危険性が出てきます。

 

たらこ」に使われている発色剤である亜硫酸ナトリウムには、

発がん性には気をつけるべきです。

 

たらこの消費量が多い秋田や青森県における、

胃がん、大腸がんの死亡率の高さについてみていきます。

 

 

たらこの発色剤として亜硝酸ナトリウムが使われる理由は?

たらこ

たらこに発色剤が利用される理由は、勿論、見た目をきれいにするため

だけではありません。

 

亜硫酸ナトリウムが発色剤として利用されていいる理由は

食中毒の原因になる細菌(ボツリヌス菌)の繁殖を抑制する効果があるためです。

 

ボツリヌス菌が出す毒素(ボツリヌストキシン)は自然界で

最強の毒素であるとれ、その強さは青酸カリの数十万倍もあるというのです。

 

 

逆に言えば、亜硫酸ナトリウムが使われている方が、

食中毒になる危険性は減るので安心感があるともいえます。

 

亜硫酸ナトリウムは発がん性物質を生み出すことがある

たらこに利用されている亜硫酸ナトリウムという発色剤は

食中毒による死亡リスクを減らしてくれるメリットがある反面、

 

発がん性があることもわかっています。

 

亜硫酸はDNAを傷つけることが知られていますし、

 

動物たんぱく質(肉や魚、卵に含まれるたんぱく質)

が分解してできるジメチルアミンと

 

亜硫酸が反応すると、強力な発がん物質であるジメチルニトロソアミンが

生成されます。

 

たらこに利用できる使用基準も決められている

たらこに亜硫酸ナトリウムを利用できる基準料も

決められています。

 

 

ですから、基本的には食べすぎなければ、

たらこの栄養素なども考慮すると、

 

問題ないというのが基本です。

 

ただし、たらこを多く食べる傾向のある

地域の人達は注意も必要です。

 

たらこに使われている食品添加物について警告を促した本

「買ってはいけない」という本がベストセラーになりましたが、

その著者の一人が、渡辺雄二さんです。

 

渡辺雄二さんは、食品業界に流通する

添加物、防腐剤などの危険性、発がん性などに

警鐘を鳴らしています。

 

もちろん、たらこや筋子、いくらについても

リサーチしていて、

 

たらこや筋子に利用されている食品添加物(亜硝酸ナトリウムやそれ以外のものも)の危険性、

発がん性について、

著書の中でズバリ公開しています。

 

がん予防をするためにも、

渡辺雄二さんの著書は一読に値します。

 

ちなみに、2019年に発売された渡辺雄二さんの本

口にしてはいけない発がん性添加物

の中では、

 

コンビニのセブンイレブンで販売されているおにぎりで使われる

たらこには、

 

渡辺雄二さんが、指摘する危険な食品添加物を使用していないことも

コメントされています。

 

セブン-イレブンという食生活に大きな影響を及ぼす企業もまた、

たらこに使用されている添加物の発がんリスクを

考慮しているという証拠かもしれません。

 

また、渡辺雄二さんは、胃がんと大腸がんが日本人の発症率が高いことも

指摘しています。

 

胃や大腸は食品の通過経路です。

 

食べるものに影響を受けます。

 

特に、胃は胃酸が分泌されているので、

胃の粘膜を傷つけるような食品添加物を

摂取することが最悪だという主張です。

 

医者でなくてもわかる、明白なことですよね。

 

渡辺雄二さんの本を参考にして、

危険な食品添加物が混入されていない

たらこ、筋子を選ぶべきなんです。

 

たらこの消費量が多い地域、市町村ランキング

全国の市町村別のたらこの消費量ランキングは

その地域のたらこ消費量を写していると思われます。

 

たらこの消費金額が多いランキングはつぎのとおりです。

 

  1. 福岡市(福岡県)
  2. 北九州市(福岡県)
  3. 新潟市(新潟県)
  4. 秋田市(秋田県)
  5. 青森市(青森県)

出典:http://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm

 

福岡は明太子があるので当然の結果かもしれません。

 

3位から5位は雪国で、特に秋田、青森は寒いので、

しょっぱい味付けのものが好まれる傾向が強いです。

(塩分は体温を上げる)

 

 

胃がんと大腸がんの死亡率が高い、秋田、青森はたらこの消費量が高い

 

胃がんの死亡率(男性)が高い順につぎのとおりです。

  1. 秋田
  2. 栃木
  3. 山形
  4. 新潟
  5. 青森

出典:http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/rouken/tdfk-d2/pref.html#kan-m

 

たらこの消費金額が多いランキング上位5位に入っている

秋田市、新潟市、青森市がある県が、

 

胃がんの死亡率上位5位にもランキングされています。

 

勿論、たらこの発色剤が原因だとはいいませんし、

塩分やその他の要素も影響していることは前提で、

参考までにこの偶然性には驚きです。

 

参考記事⇒秋田県の胃がん死亡率ワーストランキング1位の原因は漬物の食べ過ぎ!

 

消化器系では大腸がんもありますけれども、

大腸がんの死亡率(男性)はつぎのとおりです。

 

  1. 青森
  2. 東京
  3. 秋田
  4. 神奈川
  5. 北海道

出典:http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/rouken/tdfk-d2/pref.html#kan-m

 

大腸がんでも、青森と秋田がランクインです。

 

たらこの消費量が最多だった

福岡県は消化器系のガンにの死亡率は高くありません。

 

ですから、たらこに使われる発色剤が駄目だとは言えないのは

わかっています。

 

秋田と青森はしょっぱいものが好きな県民性ですから、

たらこだけではなく、

おそらく「すじこ」についても好みの食材に入ります。

 

すじこについても、たらこと同じ発色剤が利用されています。

 

その意味では秋田青森両県はたらことすじこ、いくら

などの食べ過ぎには注意は必要です。

 

たらこの消費が多く、消化器系のがんが多い秋田青森の対策

 

発がんの要素には気候的要素、遺伝的要素、経済的要素、

「たらこ」だけではなく、広く食生活の要素が

影響します。

 

日頃から美味しいものが多く、食材については

恵まれている地域は、

 

食べ過ぎや肥満は生活習慣病やがんの発症リスクが高まるので、

太りすぎには注意をする必要はあります。

 

参考記事⇒秋田 青森県の人がライザップで痩せるべき理由とは?

 

  1. 腹八分目の食生活でダイエットを心がける
  2. しょっぱいものを食べすぎない(塩分コントロール)
  3. 食物繊維を豊富に取り入れ腸内環境を改善する

 

などを心がけていれば、たらこやすじこを少し食べても、

問題はないはずです。

 





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