田中雅博僧侶は元医師で本「命の苦しみは消える」で末期がん患者に宗教の必要性説く!



クローズアップ現代+(2016年8月25日)では、元進行がんの医師で現在は僧侶田中雅博氏が

出演して、末期がん患者の心のケアの重要性を訴えています。

 

田中雅博僧侶は以前から多くのメディアを通して、

今医療に必要なのは宗教であることを訴えていました。

 

田中元医師は末期がん患者にとって、著書「命の苦しみは消える」という本で

心の平穏を保つために、宗教の存在が重要であることを訴えています。

 

田中雅博僧侶は末期がん患者で自分に余命宣告していた!

 

2015/12/4の朝日新聞に末期がんの僧侶の

記事が掲載されました。

 

陶器で知られる栃木県益子町。田中さんは、1300年近い歴史のある西明寺(さいみょうじ)の住職だ。

昨年10月、極めて深刻な段階の膵臓(すいぞう)がんが見つかった。

手術したが、今度は肝臓に転移した。

今秋、寺で行われた法要の際、別の僧侶に「どうか長生きしてください」と声をかけられると、

素っ気なく「それは無理です」と答えた。

出典:いのちのケアとは 末期がんの内科医・僧侶 田中雅博さん

 

田中雅博僧侶は西明寺に生まれましたが、

東京慈恵医科大学を卒業して医師となり、

国立がんセンターで所長も務めた方です。

 

多くのがん患者を診てきて、自分自身ががんの王様と呼ばれる

すい臓癌を発症してしまい、

しかも、末期がんと分かっているのですから、

 

自分自身の余命がどれくらいか見当がついてしまうのが

一般の患者よりもつらいところです。

 

末期のがん患者が激やせして亡くなっていく姿を見ていますから、

田中僧侶もどの段階にあるか、元医師としてよくわかっています。

 

しかし、田中雅博僧侶は死を恐れず

じたばたしていないのです。

 

 

死を恐れない心境になるためには改めて

宗教の重要性を説いているわけです。

 

医師として患者さんを救いたいという過去の経歴を踏まえて、

今は、僧侶として宗教家として余命宣告を受けた患者さんの

 

死への恐怖をやわらげられたらという気持ちで、

がんと闘いながらもメディアに訴え続けています。

 

 

田中雅博僧侶は元医師として自身の余命を知りながらも宗教家として平穏に力強く生きる!

 

末期がんであり、自分自身が末期がん患者を治療してきた医師である

田中雅博僧侶は自身の余命を語ることは

 

普通に考えたら、どんなにもつらいことだろうと

推測してしまいます。

 

田中雅博僧侶は元医師として、

自身の余命を2016年の2月から3月ではないかと、

 

2015年の年末頃に朝日新聞や

その他週刊誌でも語っています。

 

週刊誌などを読んだときは、週刊誌とはいえ、

過激な記事だと感じた記憶があります。

 

元医師が僧侶として伝えようとしているのは

終末期医療に宗教が必要であるということを

命をかけて、自分自身の体験として伝えてくれています。

 

死への恐怖や落胆を取り去ることが医師にはできない

という元医師ならではの哲学があるからです。

 

その後、田中雅博僧侶の病状がどうなのか気になっていましたが、

田中雅博僧侶が自身の余命を2016年2月ごろと予測は外れて、

NHKクローズアップ現代+に出演するなど長生きをしてくれていました。

 

死を恐れない宗教観が心に平穏をもたらして、

末期がんに打ち勝っているのでしょうか?

 

田中雅博僧侶の本「いのちの苦しみは消える」は末期がん患者の家族に力になる?

田中雅博僧侶は「いのちの苦しみは消える

という本も出版しています。

 

NHKクローズアップ現代+では

「臨床宗教師」の存在がクローズアップされているようですが、

臨床宗教師に助けてもらうという姿勢ではなく、

 

田中僧侶の本を読んで死への恐怖を自ら

取り除くことができれば、

末期がん患者やその家族の助けになるのではないでしょうか?

 

 

田中僧侶は、普通に考えると治療に専念するだけで

他人を思いやる余裕などない

状況にもかかわらず、

 

元がん専門医として、宗教家として、

田中僧侶は患者さんの心の在り方を楽に方法の1つとして、

宗教の重要性を説いているのでしょう。

 

⇒九重親方 都内病院で膵がん治療は抗がん剤の延命療法を拒否し死を恐れない強さ!
の記事でも書いたように、

元横綱千代の富士も田中僧侶の様な心境にあったのでしょうか?

 

 

 





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