九重親方 都内病院で膵がん治療は抗がん剤の延命療法を拒否し死を恐れない強さ!



九重親方が2016/7/31に 都内病院(=東京大学医学部附属病院)で

家族に看取られながら、

 

墨田区石原の自宅に無言の帰宅を

することになりました。

 

まだ、61歳という若さであること、

すい臓癌が2015年に早期発見されていたことを

考えると非常に残念です。

 

還暦を過ぎたばかりの元横綱千代の富士死は、

短命にも感じるののですが、

 

実は、九重親方なりに、十分に人生を

全うした大往生ともいえるのではないでしょうか?

 

手術後に都内の病院では抗がん剤によるがん治療を薦められていましたが、

副作用を考えて拒否し、放射線治療を選び、

 

最後まで親方として現役を続行したウルフらしい生きざま

のように感じます。

 

すい臓がんについて、5年生存率が低いと言われますが、

延命治療を拒否して今を大切にした姿は自然体で素晴らしいです。

 

 

九重親方 がん治療は抗がん剤の延命治療を拒否した強さ!

九重親方に限らず、すい臓がんについては手術が非常に困難を極めるので、

がんの取り残しがあるリスクと

 

再発や進行が速いのが特徴なので、医師としては

手術後も可能ならば、抗がん剤によって、

 

身体全身に化学的にがんをたたいて消滅させる方法と取ります。

 

その反面、副作用もひどいので、親方としての仕事は当面、

中止する必要が出てきます。

九重親方が手術をし通院した都内NO1の実力病院とは?

実際にすい臓がんの手術をうけた病院は明らかになっていませんが、

都内でもすい臓がん、胆道がん手術については

 

トップクラスの実績がある実力病院であるといわれています。

 

2014年3月~2015年3月までの期間で、胆道がん手術の

症例が65以上あった都内の実力病院を日本経済新聞社が

発表しています。

 

東京都内の病院が11もあります。

症例数が多い順番に次のようになります。

 

  1. 東京都 東京大学医学部附属病院
  2. 東京都 国立がん研究センター中央病院
  3. 東京都 公立昭和病院
  4. 東京都 がん研究会有明病院
  5. 東京都  順天堂大学医学部附属順天堂医院
  6. 東京都 杏林大学医学部付属病院
  7. 東京都 東京女子医科大学病院
  8. 東京都 東京医科大学病院
  9. 東京都 東京都立墨東病院
  10. 東京都 虎の門病院
  11. 東京都 帝京大学医学部付属病院

 

すい臓がんと胆道がんの実績は相関性が高いので、

九重親方も上記の病院に通院していた可能性は

高いのではないでしょうか?

 

ちなみに、九重親方が亡くなった病院は文京区にある

東京大学附属病院です。

 

東京で胆道、膵臓がん手術の実績ナンバーワンの

大学病院です。

 

抗がん剤治療ではなく、放射線治療を選んでより自然体を選んだ元横綱千代の富士!

抗がん剤はがん以外の正常な細胞にも作用してしまうため、

激しい副作用を伴うことが多い。

ひどい吐き気や全身のだるさに襲われる、

食事が喉も通らない、髪の毛が抜ける…。

もちろん個人差はあるが、患者にとっては

日常生活が困難なほど過酷な治療で、

抗がん剤治療に対しては「クオリティ・オブ・ライフを低くする」

と指摘する声も少なくない。

 決断に迷った九重親方が頼ったセカンドオピニオンが、

「UMSオンコロジークリニック」(以下、UMS)だった。

 UMSがあるのは鹿児島県鹿児島市。鹿児島空港から車で40分ほど。

県内一の繁華街にほど近い場所にある、6階建てのこぢんまりした建物だ。

2006年10月から診察を始めた比較的新しい病院である。

出典:がん闘病の九重親方 抗がん剤拒み樹木希林と同じ放射線治療

 

NEWSポストセブンの記事からわかる通り、

九重親方は親方として、全力で仕事を務められるように、

抗がん剤を拒否して、

 

UMSでしか行われていない「四次元ピンポイント照射療法」という放射線治療

を行ったのでしょう。

 

長く生きられる方法は抗がん剤治療だったことは

九重親方も理解していたのではないでしょうか?

 

長く生きるよりも、全力で最後まで力士の指導に当たった

生きざまには、死を恐れずに

 

病気を受け入れていた九重親方の精神的な強さが

垣間見れる気がします。

 

実際に2016年6月には激やせともいわれながら、

鋭い眼光から微笑みが見えています。

 

 

 

 

抗がん剤オプジーボは、すい臓癌が根治できる可能性が!

現在は、九重親方が副作用の大きさのために拒否した抗がん剤ですが、

小野薬品の新薬「オプジーボ」はこれまでの

常識を変える抗がん剤になる可能性があります。

 

抗がん剤=オプジーボ治療ができる病院は?大橋巨泉 11年闘病生活で夢の新薬を期待!

の記事でもコメントしていますが、

オプジーボは免疫細胞を利用してがんを死滅させる仕組みの

新しい抗がん剤です。

 

オプジーボの開発者の京都大学教授は

いずれ、オプジーボ以外の副作用が強い抗がん剤はなくなるだろうと推測しているくらいです。

 

日本では、肺がんや悪性黒色腫の一部について保険適用されていて、

腎がんについては、申請中ですから承認される日が近いです。

 

 

 

海外においては、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が、頭頸部がん、膠芽腫、小細胞肺
がん、尿路上皮がん、肝細胞がん、食道がん、大腸がん、固形がん(トリプルネガティブ乳がん、
胃がん、膵がん)、血液がんなどのがん腫を対象とし、オプジーボ単剤療法または他の治療薬との
併用療法による臨床試験を実施中です。

出典:オプジーボ®(一般名:ニボルマブ)の薬事関連の最新情報を発表

 

そして、上記のように小野薬品のIRによると、

膵臓がんについても小野薬品と共同で研究をしているブリストルマイヤーズが

アメリカで研究中であることがわかります。

 

 





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