松の木を蟻で枯らす方法がある?



 松の木は枝がどんどん伸びていくと

年寄りが手入れをすることができなくなってしまいます。

 

枝が伸び放題だと見苦しいですし、

思い切って、松の木を撤去してしまいたいと思うのは

当然のことです。

 

松の木を切り倒すのは大変だとしても、

枯れてくれたら自然に倒れてくれるのではないかと

期待をしたりもします。

 

では、どうすれば、松の木を枯らすことができるのでしょうか?

 

簡単に松の木を枯らす方法がわかったので、

紹介していきます。

 

 

松の木を枯らす方法は松葉がついている枝を落とすこと

松の木を枯らす方法として、樹木に穴を開けて、

農薬を注入する方法などがネットなどで紹介されていますが、

 

農薬などは一切使わずに枯らすことができます。

 

松の木を枯らすには、松葉がついている枝を

すべて切り落としてしまえば

自然に枯れてしまいます。

 

長年の間に大木になった松の木は

太くなって成長していますので、

 

のこぎりを使って、自力で残り技で切るには

相当体力がいります。

切り落とした松の木の枝

しかし、松の木の枝を落とす程度であれば、

1時間もかからずに作業が終わってしまいます。

 

 

松の木の松葉を落として1年放置して、松葉は復活せず 樹皮を剥いでわかった!

最初に松葉がついている枝を落とそうとしたのは、

松葉を枯らす目的ではなく、

成長を止めるためでした。

 

3メートルほどの高さになった松の木がこれ以上大きくなったら

本当に困ると思いましたので、

光合成をいして幹に栄養分を運んで成長を促進する部分を

切り落としてしまったというわけです。

 

松葉がついている枝を切り落としても、

また、どこからともなく、松葉が復活してくるだろうと

思っていたのですが、

1年経過しても、松葉が生えてくる様子がありませんでした。

 

松葉が生えてこないのがおかしいと思って、

松の木の樹皮を剥いでみると、

松の木が腐食し始めていることに気が付きました。

 

つまり、松の木が枯れてしまったために、

松葉が出てこなくなってしまったわけです。

 

松の木が枯れていく原因は蟻とムカデとダンゴムシ

松の木が枯れた原因は、樹皮の下に住み着いていた

蟻の大群です。

 

蟻が樹皮の下に大量の白い卵を産み付けていました。

 

更に、樹皮の下にある幹の表面にも、虫が食ったような状態で、

蟻が卵を産卵している様子がありました。

 

更には、ムカデとダンゴムシも同居していました。

 

ダンゴムシの勢力も蟻と同様に凄まじかったです。

 

松の木は松葉がついていて栄養分が十分に取り入れられるような

健康な状態では、蟻などの害虫を寄せ付けないような

防御力があったのでしょうけれども、

 

松葉がなくなったために、抵抗力が落ちて、

病気になってしまい、虫の巣になってしまい

枯れてしまったというメカニズムです。

 

松葉を落としても、根は切らないこともポイント

更に、松の木を枯らす要素になったのは、松葉を一つ残らず落としただけではなく、

松の木の根はそのままにしておいたことです。

 

盆栽の松の手入れの方法として、松葉を落としたら、

その分だけ根も少し除去するという

考え方があります。

 

その理由は、松葉から水分が蒸発していくのですが、

松葉を落としたことで気の中の水分が蒸発する量が減ります。

 

つまり、松葉を減らしたときは、根を若干取らないと

松に水分が多すぎてしまうことで、

不健康になってしまうというわけです。

 

裏を返せば、松の木を枯らしたと思うのであれば、

松の木の根は取らないことで、

松の木を水分過多にして、

腐食しやすくしてしまうという作戦になります。

 

松の木の樹皮も除去しない

松の木を枯らすためには、樹皮をはがすという意見もあるようですが、

樹皮は剥がさないほうがいいです。

 

というのは、先程紹介したように、松葉を除去して

1年経過したら蟻の巣になっていたという状況を作り出すためです。

 

冬をこすために、害虫が松の木の樹皮の下に

住み着きます。

 

そして、松の木を餌にして蟻、ムカデ、ダンゴムシが

繁殖していきます。

 

蟻が繁殖する過程の中で、

松の木を食い荒らして、

松の木が枯れていくというわけです。

 

松の木の枝を切り落とすのに利用した道具

チェーンソーなどは一切必要ありません。

 

小型ののこぎりがあれば十分です。

 

ただし、木が3メートル程度にもなってしまったものは、

高枝切り鋏は必要です。

 

高枝切り鋏は、持ちての部分から、先端ののこぎりの部分までの距離があるおかげなのか、

切り落とす力が少なくて済むようで、

楽ちんでした。

 

 

松の木に登るのは危険ですので、

やめておきましょう。

 

 

 





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