和牛 輸出先1位がカンボジアの理由は中国・韓国が牛肉輸入禁止の為?
NHKテレビ「所さん大変ですよ!」では、
「大追跡 謎の“和牛ロンダリング”!?」
と題して、和牛の輸出国トップにカンボジアが
上がっていることが紹介されます。
所得水準がまだ十分ではないカンボジアで
日本の高級黒毛和牛が大量に消費されるというのは
想像できません。
カンボジアを経由した中国、韓国などへ
日本産の高級黒毛和牛が輸出されている
可能性があるのです。
NHKテレビ「所さん大変ですよ!」で和牛の輸出国1位がカンボジアの謎が紹介!
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所さん!大変ですよ
『大追跡 謎の「和牛ロンダリング」!?』
1.NHK総合・東京(20:15〜20:43)
世界で評価が高まる和牛。
日本産の冷凍牛肉の輸出先を調べたところ最大の相手国はカンボジア。
食肉業界でも謎とされ生産者もこのブームに首をひねる。
追跡取材…— 川崎のやす (@Kawasaki_Yasu) 2016年11月17日
日本から正規に輸出されたあと、
東南アジアの国々で、果物などに偽装され、4か国を股にかけて行われる
“和牛ロンダリング”とも言える実態だ。
追跡取材でたどり着いた秘密のレストランで見たモノとは?
カンボジア経由での和牛を中国、韓国へ輸出される理由とは?
中国でも韓国でも日本の食に対する関心が高まっています。
日本が生産する食品に対する信頼性も高いのが実情です。
中国人や韓国人旅行者が日本へ旅行に来て、
食べてみたいものの1つに和牛があります。
その理由は、中国や韓国においては、現状では、
日本産の牛肉が輸入禁止になっているからです。
ネット経由で日本の和牛、特に高級黒毛和牛などの
情報を知りえても、中国国内、韓国国内では
日本産の和牛を購入することはできない仕組みになっているからです。
日本から輸入できないなら、輸入できる国を経由して、
日本から輸入された冷凍牛肉を手に入れるという
手法がカンボジアを経由するということなのではないでしょうか?
カンボジアは2012年から和牛輸出国1位になっています。
中国では食の安全性や健康志向が高まっているのも和牛を求める理由か?
中国では、食に関する事件や事故が発生しています。
中国国内での食に対する安全性や健康志向の高まりで、
子供を持つ親の世代や、富裕層を中心にして、
日本の食品に対してのニーズが高まっているという点でも、
日本産の和牛であれば安心であるというニーズが生まれているのです。
日本の高級黒毛和牛で知名度が高いブランドは?
日本の高級黒毛和牛で最も知名度が高い産地は、
神戸です。
その他の地域にも、松阪牛、米沢牛など多くの
ブランド牛があるのですけれども、
神戸牛が最も認知されています。
海外旅行者が東京から関西方面へのルートが
人気なのも和牛を求めているということが1つの
原因かもしれません。
Amazon高級黒毛和牛では主要なブランド牛を購入できますけれども、
日本国内には、未だに、Amazonでも購入できない幻のブランド牛があったりします。
参考記事⇒皆瀬牛は直売所だけの販売でスーパーになく秋田県湯沢市の山奥に!
外国人受けするようなレベルにまで、
美味しくて良質な和牛は認知度を高める余地がまだありそうです。