無垢材の家は集成材より睡眠の質が高い!



熊本地震の為に避難生活や、今後仮設住宅での暮らしなどを

余儀なくされてしまうと

自宅で安心して寝れるといことがいかに価値が高いのか気がつきます。

 

大地震が起きたときは揺れの回数が前代未聞の数ですし、

大人だって恐怖を感じる震度5をはるかに超える

震度7の揺れが起きているので誰もが恐怖を感じたはずです。

 

お子さんたちが精神的にも安定して

夜はゆっくりと熟睡できる質の高い睡眠をとれるように

なることを祈ります。

 

もしも、今後マイホームを新築するときの1つの基準として

耐震性なども重視する人が増えると思います。

 

一方で忘れてはならないのが住む家では、精神的に安定して

熟睡できる場所でなければなりません。

 

そして、睡眠の質が高くなるのは集成材の家ではなく、

無垢材の木の家であることが

九州大学農学研究所の研究でわかっています。

 

建売にするのか、注文住宅にするのか、

メーカーはどこがいいのかなど

悩みは尽きませんが、

 

長く暮らすマイホームで睡眠の質が高くなること、

良く寝れる家であることは

 

健康面でも精神的にも長期間にわたってメリットが大きいのでは

ないでしょうか?

 

 

熊本地震後 無垢材のマイホームで睡眠の質を高めるという考え方も!大分県産「津江杉棟」と「新建材棟」を比較

杉林

無垢材で建築した木の家では睡眠の質が高くなるということが

科学的に立証されました。

 

2013年から既に研究は開始されていました。

無垢材と比較対照されたのは

新建材です。

 

無垢材として選ばれたのは大分県日田市上津江町のブランド

「津江杉」を床や壁に使って建てた家。

 

新建材は一般的に建売でも注文でも多くの

木造住宅で利用されている合成材です。

 

新しく開発された建築材料の俗称。いろいろのものがあるが,

なかでもプラスチックを利用したものの進出がめざましい。

スチロール,ウレタンなどの断熱材,塩化ビニル,ポリエステルなど壁や家具に使われる板材のほか,

化粧板,プラスチック床材などがある。

出典:新建材

 

そして、実際に

「津江杉棟」と「新建材棟」で昼夜を過ごす実験を行った結果

は次の通りになりました。

 

睡眠と調湿については、実験棟に宿泊した男子学生5人の脳波や心電図などを測定した。

睡眠8時間のうち、5人の深い睡眠段階の時間が新建材棟は110~180分だったのに対し、

無垢材棟が130~220分といずれも長かった。

一方、覚醒に近い状態のレム睡眠は無垢材棟が10~30分で、新建材棟(25~80分)より5人とも短かった。

これらの結果から無垢材の方が睡眠の質が高くなると考えられるという。

 人体が発する水蒸気で上昇する湿度は、新建材棟が就寝前より10%超上がって80%を上回ったが、

無垢材棟は3%程度の上昇にとどまったことから、

「無垢材の調湿作用が睡眠の質に影響したと考えられる」(清水准教授)。

室温変化は特に差は見られなかった。

出典:「木の家」睡眠の質高く 産学で立証実験 調湿、香りが効果

 

九州大学の長年の研究は地元大分県のブランド「津江杉」を利用しましたが、

大分県ではなく熊本や他県で生産される

無垢材でも同様の結果になる気がします。

 

以上がマイホームを無垢材で建築するメリットの1つです。

熊本地震を受けて、精神的に落ち着いて暮らせることの

大切さがよくわかりますので、

 

どういうマイホームを新築するか迷ったときの基準として

無垢材を1つの選択肢にしてみてはいかがでしょうか?

 

集成材の危険性を指摘した本も

いい家は無垢の木と漆喰で建てる (文春文庫)

の著者である一級建築士の神崎隆洋さんは、

 

集成材が化学物質によって貼り合わせて作られたもので、

健康についてのリスクを指摘しています。

 

せっかく家を新築しても引っ越したとたんにアレルギー反応がでたり、

化学物質に過敏な人達も存在します。

 

できる限り無垢材を利用することで、

家の中の空気が汚れないメリットがあることを

本の中で何度も警告しています。

 

 

マイホームに無垢材は高いのでは?

現在、新築住宅に新建材が使われるのが多いのは工場で製造できて

無垢材よりもそり等が少ないと言われている為です。

 

確かに無垢材よりも新建材が安いイメージもありますが、

ヒノキやケヤキでなく、杉であれば比較的価格も

手ごろです。

 

総檜(ひのき)造りとなると高額でしょうけれども、

全く手が出ないという材質ばかりではない気がします。

 

田舎の方なら山に杉の木をご先祖様が植林

してくださってるかもしれませんし。

 

無垢材を利用することはコストに反映する部分もあるでしょうけれども、

睡眠の質はお金では買えないと思いませんか?

 

無垢材のハウスメーカーは?

無垢材を床だけに利用するということであれば

鉄骨系でも木造系のハウスメーカーでも大丈夫ですね。

 

柱も壁もすべて無垢材でということになるなら、

木造軸組み工法とよばれる在来工法で

建築するハウスメーカーや地元の工務店になります。

 

 

住友林業は檜の無垢材が強度があると

PRしているハウスメーカーです。

 

  • 主要構造部にも無垢材を利用する
  • フローリングだけに無垢材を利用する

 

などの選択肢があるので

 

無垢材をどこまで使うかのこだわりによって

ハウスメーカーや工務店が決まってくるでしょう。

 

ハウスメーカー選びの本を活用したり、

住宅展示場でまとめて

各社の特徴を比べるのが一番です。

 

参考記事⇒ハウジングバザールに資料請求してみた!しつこいという評判は嘘?

 

 





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