ダイソーのニスで窓枠の雨染みを塗装してみた!紫外線対策できる塗料じゃない?



古い家を見渡してみると木部は次第に劣化してきていることに気が付きます。

 

時間の経過とともに、木部の表面が色あせてくるとみすぼらしくも見えてきて、

見栄えがよくありません。

 

 

塗料は材料代だけなら比較的安いので、業者の人件費をかけずDIYしやすいのが

塗装ですよね。

 

自力で塗装することで費用が節約できるだけではなく、なにより、木部を塗装することで、見た目を美しく保つことで

快適に暮らすことができます。

 

そこで、費用を極限まで節約できるダイソー水性ニス(けやき)を購入して、

太陽光の日やけで表面が劣化した窓枠の木部の塗装をしてみることにしました。

 

ただし、塗ってみたあと気がついたのですが、窓枠には相変わらず日差しがあたっているので、

ダイソーのニスが紫外線対策になっているのかが気になりました。

 

果たして、実際はどうなのでしょうか?

 

 

窓枠の塗料にダイソーの水性ニスを選んだわけは?

 

木部の劣化や色あせをについてはニスを塗ることで見た目が随分と改善されるものです。

 

塗料には大きく分けて屋内用と屋外用で使う用途が分かれています。

 

私が最近購入したダイソーの水性ニスについては、

屋内木部工作用の用途になっているもので、

屋内の木部の塗装をする用途に使えることがわかります。

 

ダイソー水性ニスのパッケージに記載されている用途には

「屋内木用」(ただし床を除く)と表示されているので、

私の独善的?な判断で「窓枠なら用途内」と判断しました。

 

ダイソー水性ニスを窓枠にぬってみて、雨染みや色あせの仕上がりは?

日差しで劣化した窓枠

塗装する前の窓枠は日差しや窓を開けたときに雨が吹き込んだときの水分もあたってしまっていた経緯があるのか、

白っぽく色あせていたり、雨染みのようなものも見られます。

 

ニスで塗装した窓枠

この窓枠をダイソーの水性ニス(けやき)をハケで塗装してみると、

雨染みが目立っていたものがわからなくなりました。

 

そして、ダイソー水性ニスは着色をしてくれるので、

白っぽく色あせた部分もけやき色に着色されて

劣化して見えた表面の見栄えがよくなりました。

 

見栄えを良くする目的でなら、ダイソー水性ニスはなかなか、使えると言えますよね。

 

もちろん、ニスは木部の表面に付着して木材を保護する働きがあるので、

塗装後は、色あせや劣化するスピードが少しでも遅れたらいいなと

期待はしてダイソー水性ニスで窓枠を塗装したというわけです。

 

ダイソー水性ニスは紫外線対策にはなる?

気になったのは、窓枠という場所の性質上、光がサッシから差し込んでくる場所で、

仮にカーテンを設置するとしても、カーテンよりサッシ側に位置するので

太陽光の光が当たりっぱなしの過酷な場所に位置しているんですよね。

 

ダイソーのニスで見栄えは良くなって喜んでは見たものの、紫外線対策の機能がある

塗料なのかときになりました。

 

そこで、ダイソーに確認してみた結果は

紫外線対策にはなりえない」という回答でした。

 

窓枠は屋内にあっても、UVがよくあたるいう点では屋外と同じ環境

ダイソーの水性ニスは、屋内の木部に利用できるの、

勝手に窓枠も大丈夫だと判断していましたが、

よくよく考えると、窓枠は室内にあるものだけれども、

日差しがよく当たる場所なので

 

雨風はあたらなくても、日差しの点では環境的には屋外に近い場所とも言えるのです。

 

つまり、紫外線対策を考慮すると、選ぶべき塗料は

  • 屋外で利用する塗料を選ぶか
  • 屋内用でも紫外線対策機能がある塗料

を選ぶ必要があったのです。

 

窓枠には屋外用の塗料という発想で塗料選びをするなら、

ダイソーのニスは屋内用なので選択ミスということになってしまいます。

 

窓枠の塗料で紫外線対策を考慮した塗料選びは?

ダイソーのニスを塗って、雨染みも消えたし、色あせも改善したと自己満足に陥っていたのですが、

紫外線がよく当たる窓枠へは再度、紫外線対策効果が期待できる塗料で塗り直しをする必要がでてきました。

 

ダイソー以外でもセリア、キャンドゥでも紫外線対策ができる塗料はいまのところ見つかっていません。

 

塗料メーカーで販売している塗料で

窓枠に塗装して紫外線対策になる候補としてピックアップしてみました。

 

屋外用の塗料を選ぶという選択でステインタイプの塗料

 

アサヒペン水性ガーデン用カラーは窓枠の塗料として使えます。

 

この塗料は屋外用の塗料でも木に染み込んで防虫効果を発揮する

ステインタイプの塗料です。

 

窓枠は雨漏りする危険性もあって、施工がわるい住宅は白蟻の被害にあっている現場を見たこともあります。

 

ですから、防虫効果もあって屋外用なので紫外線からも木部を守る機能がある

塗料として、窓枠に利用する塗料として適しているはずなのです。

 

紫外線対策機能があるニス

染み込まず、木部の表面に付着して木を保護するニスで紫外線対策が期待できるのが、

アサヒペン水性ウレタンニス

アサヒペン油性木工用ニス

です。

 

紫外線による変色防止の塗料

紫外線対策として色あせが気になるのですが、 ズバリ変色防止機能がある塗料が

アサヒペン水性木部変色防止クリアコート

です。

 

ニッペの製品では、超艶復活クリヤー 透明クリヤーは屋外だけではなく、

室内の紫外線が当たる色あせてしまた窓周辺の木部への塗装をすることで、

ツヤを復活させた上で紫外線対策ができます。

 

 

まとめ

ダイソーの水性ニスは変色した木部への塗装をすることで見栄えが改善するのは間違いありません。

 

しかも塗りやすいです。

 

ただし、窓枠に塗る場合は紫外線や窓からの雨の差し込みも気になるところです。

 

紫外線や雨の差し込みなど屋外と近い環境条件の中で木を守ってやりたいと考えるなら

UV対策や防虫効果もある塗料を選ぶ必要が出てきます。

 

100均のように激安価格で安くてきれいになればいいという考え方ではなく

家を長持ちさせたいという場合なら

塗料専門メーカーの塗料を選んでみることも大切ですね。

 

 

 

 

 





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