ダイソーで木製の汁椀は買える?100均のお椀と漆塗りを比較してみた



ダイソーやセリアに行くと100円とは思えない品質で販売されているので、

買い物が楽しくなります。

 

食生活で使う食器類もほぼ100均においてないものはないと

いえるのではないでしょうか?

 

ダイソーに行くと食器の中ではコーヒーカップは樹脂製だけではなく、

陶器製のものもラインナップがあります。

 

食器は素材がとても大切で見た目だけではなく、

手触りや口当たりも美味しさを左右します。

 

汁椀についても、ダイソーに行くときれいな木目調の商品がおいてあるのですが、

実際の素材は木製ではなく、メラミン食器と呼ばれる樹脂製です。

 

実際に、100円均一の汁椀と木製の漆塗りのお椀と比較をしてみました。

 

 

ダイソーの汁椀の素材は?

木製の汁椀の素材はもちろん、木であることは明確ですが、

ダイソーにおいてある汁椀は見た目は木質調なのですが、

木材でできているわけではありません。

 

ダイソーではメラミン食器コーナーと表示されて展示されているように、

メラミンという樹脂で作られています。

 

メラミン食器

汁椀の底の部分には素地の材質がPET(ポリエチレンテレフタレート)

と表示されています。

 

ダイソーの汁椀は日本製

ダイソーの汁椀の底には素材の他に製造した会社の表示もあります。

ダイソーの汁椀

製造した会社は福井県越前市にある

ナカヤ化学産業株式会社です。

 

つまり日本国内の会社が製造している日本製の

汁椀ということになります。

 

ダイソーの汁椀は日本で作られた工業製品ということに

なります。

 

木製の汁椀は漆塗りだが、ダイソーの汁椀の塗料は?

木製の汁椀といえば漆塗りが日本独自の伝統的な製品となります。

 

では、ダイソーの汁椀はどうなのでしょうか?

 

ダイソーの汁椀の底についているシールを確認すると

塗料についてはウレタン塗装という表示になっています。

 

ダイソーで販売しているお椀には「会津塗」という表示があるのですが、

本格的な伝統工芸である木のお椀を漆塗りで仕上げた

というわけではありません。

 

正真正銘の会津漆器はお値段もそこそこします。

 

ダイソーの汁椀は本物の漆塗りと似た光沢がある

 

ダイソーの汁椀

画像はダイソーのお椀の画像ですけれども、

樹脂製でウレタン塗装であるものの

「漆塗りのように光沢が美しい」

という印象です。

 

木製の汁椀で外黒内朱の漆塗りの汁椀の画像と比較してみましょう。

 

漆塗りの汁椀

漆塗りの汁椀も光沢がきれいです。

 

画像だけでの比較だとどちらが高価なものなのかとか

漆塗りなのかウレタン塗装なのかという区別がつきにくいです。

 

人工的な塗料を使っているのか天然素材の漆なのかの違いは

人間の肉眼でなら違いを感じ取ることはできます。

 

手触りでは木製の漆塗りが圧倒的によい

見た目がちょっと安っぽいかなという点を気にしなければ

ダイソーのお椀は悪くはありません。

 

ただし、実際に手にしたときの手触りは木の汁椀で

漆塗りのもののほうが断然よいと言えます。

 

ダイソーの汁椀には厚みがない

また、100均の汁椀は厚みがありません。

 

木製の汁椀には厚みがあって、木の厚みが贅沢で品質の良さを感じるので

ご飯が美味しくなります。

 

まとめ

ダイソーでは木製のお椀は購入できません。

 

ましてや漆塗りではありません。

 

漆塗りのお椀は少々お値段が高いかもしれませんけれども、

人が生涯の中で食事ができる回数は限られています。

 

美味しいと満足感、幸福感を感じて食事を楽しむという意味では、

コスパだけが選択枝ではないかもしれません。

 

見た目、手触りは食事の美味しさにも影響するので、

日本の伝統文化である漆器を長く使うという選択は

結果的に安かったと言える気がします。

 

私の場合は漆塗りのお椀~外黒内朱

を愛用しています。

 

是非、ダイソーの汁椀と比較してみてください。

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ