損切りは損失回避の効果だけじゃない!断捨離で集中力がアップ



投資の世界で損切りをする目的は将来的に発生するかもしれない大きな損失の回避であると

考えられています。

 

大きな値下がりとなって大損しないためにも

傷が浅いうちに換金して次の投資機会で取り返すという

考え方です。

 

ただし、実際には損切りというのは負けを認めることになりますし

金銭的なマイナスが確定することになるので

心理的に非常に難しいです。

 

しかし、実際に損切りをしてみると損失回避という効果以外にも

銘柄の断捨離という意味合いがあるように感じられます。

 

断捨離(損切り)によって銘柄数を減らせることで

日々のトレードに集中できるというメリットもあります。

 

 

損切りを思い切ってやって損失が回避できた体験

過去に体験した損切りでは大きめのもので200万円の損切りを

1日でやってしまったことがあります。

4005住友化学 月足チャート

 

2018年の10月に日経平均株価は高値をつけたのですが、

その後2018年12月に向けて暴落していきます。

 

この暴落期間に損失が発生して

三井化学と住友化学をぶん投げたのです。

 

三井化学は2600円程度、住友化学は530円程度で

損切りしています。

 

その後、損切りした価格より値上がりした場面もありましたが、

2020年の新型コロナウイルスによる暴落相場で

三井化学は2000円を割り込み、住友化学は300円も割り込みました。

 

今後、株価が底入れ確認した段階で買い直そうかと計画しています。

 

そのときには損切りして得た現金で損切りした株価水準よりも随分安い価格で

購入できますし、株数も多く買えるという効果が出ます。

 

一旦、損切りして200万円の損失を計上した効果が暴落のおかげで出たわけです。

 

現物株を保有したまま信用の売りをして下落分をカバーする

つなぎ売りの一種とも考えることもできます。

 

結果的にコロナショックによる世界同時株安で

損失が膨らんでしまう危険性が回避できましたことは

損切りの効果です。

 

 

暴落時 底値圏で買う資金が塩漬け株の分だけなくなる

暴落相場では損切りしないまま塩漬け株を保有していると

大底圏内で安値仕込みをする資金が

塩漬け株の分だけ少なくなるという残念なことになります。

 

収益機会の損失です。

 

金融資産5億円を達成した元野村證券マンである山崎和邦氏の著書でも

塩漬け株で大底で買う金がない人を愚者と表現しています。

 

5億円以上もの資産を築いた秘訣は

日経平均株価が半値になるような暴落時に買い

日経平均株価が2倍になるような動きで利食いをすることだと

山崎さんは著書の中で指摘しています。

 

 

損失回避以外の断捨離(損切り)しないデメリット

一度は買い持ちしていた銘柄を損切りしたりするだけではなく、

信用の売りをしていた銘柄が逆に値上がりしてしまうようなときも

損切りをするかと思います。

 

そして、損切りは損失を拡大させないという意味合いだけではないことに

最近感じています。

 

損切りできずにいると銘柄が増える

損切りできないでいると(売り持ちでも買い持ちでも)

銘柄が増えていきいます。

 

もしも、損切りをしないという運用の仕方をすると

失敗した銘柄の分だけ銘柄数が増えてしまいます。

 

銘柄が増えることでそれぞれの銘柄について

毎日どうするかの対策が手薄になってしまうのです。

 

トレード対象が1銘柄であれば、

買い持ちをしていたが状況が変わって下落に転じたら売りに切り替えるなど

臨機応変に状況に対処できるのですが、

 

20銘柄に増えてしまったら毎日20銘柄分の

値動きに対処するのはほぼ不可能です。

 

毎日使うボールペンが1本しかなければ選択の余地がないので

仕事にすぐに取りかかれます。

 

逆に、ボールペンが20本あるとどれを使うべきの選択をするための時間が

無駄ですし、仕事への集中力が途切れてしまいそうです。

 

ボールペンを20本から1本へ減らすことで仕事の効率が上がるように、

銘柄の断捨離でトレードへの集中力も高まるというものです。

 

 

銘柄が増えて放置すると暴落に遭遇し評価損も拡大

 

私の場合も銘柄が増えてしまったときに

毎日の株価はみないで放置していた時期もありました。

 

増えすぎた銘柄のために日々の株価チェックをするのも面倒になりますし、

仕事が忙しいという言い訳を自分で作って、

評価損が出ているという都合の悪いことを

直視しないようにしていしまうのです。

 

結果的にどうなったかというと

暴落がやってくるたびに株価が下落をしていき

買値から半値以下になってしまうというような

痛々しい状況です。

 

ちなみに、時期的には日経平均が2007年にピークアウトして

2008年のリーマンショックの暴落や

2011年の東日本大震災などの暗黒の時期です。

 

保有銘柄の値動きを毎日チェックしないと上昇と下落の動きに乗ることができない

保有銘柄は自分自身が値動きを見なくなっていても

実際には上下動を繰り返しています。

 

タイムリーに保有銘柄が上昇するタイミングが来ているなら

再度上昇に乗って買いでエントリーすればいいのですし、

 

下落するような動きであるなら売りでエントリーすれば

下落で利益が出るはずなのです。

 

銘柄が増えてしまうとせっかく保有している株の固有の値動きに

追随して売買する機会も失ってしまうのです。

 

増えすぎた保有銘柄やウオッチ銘柄は断舎離してトレード対象を絞り込む

銘柄を減らす断捨離効果は実際にトレードする銘柄を減らすことだけではありません。

 

日々、ウオッチする銘柄数も減らすことでトレードチャンスを

正確につかむことができます。

 

毎日500銘柄をしっかりとチャートを分析するのは難しいので、

ウオッチ銘柄を断捨離して、

 

20~30銘柄程度に絞り込こむことで

大切なエントリーポイントを見逃さずに済みます。

 

例えば、

 

  • ダブルトップ完成
  • 三尊天井形成
  • レンジ相場の上や下に放れた
  • ダブルボトム完成
  • トリプルボトム形成
  • 直近の高値を越えてきた
  • 前日の陰線を包むような包足がでた

 

といった具合にきめ細かく値動きを

自分なりに分析して投資チャンスをつかむことができるようになるわけです。

 

まとめ 損切りには損失回避と断捨離によるトレードの質を高める効果

 

最初にエントリーした銘柄で途中で損失が出ても、

最終的に利益を出していけるように

場合によっては損切りも必要になります。

 

買いでエントリーしたが下落のトレンドがでたら

買い持ちしている株は損切りして、売りを入れて売りで挽回できます。

 

売りでエントリーしてみたが下落せずに上昇トレンドが発生してしまったら

売り玉は損切りして買い持ちに切り替えて買いで一時的な損失を媒介し

利益を上げていくことが可能になります。

 

銘柄数が多くなると以上のような機敏な対応もできなくなるので、

保有銘柄を減らす断捨離は非常に意味があるのです。

 

実際に銘柄数を絞り込むことでエントリーできる回数が増えて

収益が改善しています。

 

 





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