四谷大塚のカリキュラムで成績が伸びないときの改善方法は?



中学受験を目指す方法としては、

SAPIX、日能研、四谷大塚

 

などの中学受験専門塾を利用する方法があります。

 

四谷大塚を利用するときは最寄りの準拠塾で

予習シリーズを活用して四谷大塚のカリキュラムに沿って

学習を進めていくこともできます。

 

四谷大塚の予習シリーズを確実にマスターすれば、

学力はついていくものなのですけれども、

 

塾との相性や学び方によっては

成績が伸びないということもよくある話です。

 

四谷大塚の予習シリーズだけで大丈夫なのか、どのように学ぶべきなのかを

考えてみました。

 

 

四谷大塚の予習シリーズのカリキュラムの消化不良に注意!復習も必要

四谷大塚の予習シリーズを基本的なテキストとして

中学受験を目指す時には、

 

毎週のように新しい単元を学び吸収していく必要がでてきますし、

通塾している人は、

 

塾で教わる前に、テキストを読んで自分なりに問題を解いてから

塾で先生の解説を聞いて、

 

具体的な解き方や説明をノートするという

流れが 多いのではないかと思います。

 

SAPIXは復習中心で定着率を高める方法で授業をすすめるのとは

対照的で、

 

四谷大塚の予習シリーズで学ぶ場合には、

授業の予習をしてから塾で指導を受けるという

流れになります。

 

予習シリーズは解説が非常に詳しいので、

よく読んで理解していけば、

 

問題演習も自力でできるわけですけれども、

初めて学ぶ小学生にとっては

なかなかの負担です。

 

毎週のように新しい分野の学びをする必要があるので、

自宅での塾の予習をするだけに終わってしまうと、

 

塾で学んだ後で、復習が不足してしまうことにもなりかねません。

 

週テストを機会に復習をすること

四谷大塚では会員は毎週のテストを受験して、

その都度定着率がどの程度になっているのか

確認が入ります。

 

テストも受験しっぱなしにせずに、

できなかったところを復習する根気が必要なのです。

 

参考記事⇒四谷大塚は難しい反面、週テストの見直しで合格へ!

 

週テストが終わって、反省しない場合は、

テストを受験した意味がありません。

 

結果として成績が伸びないという結果になりがちです。

 

予習シリーズをベースに授業をする塾で成績が伸びない理由は?

塾によっては限られた時間内で、予習シリーズのその週の学習のポイントを解説して、

例題や基本問題、練習問題をできるだけ多く説明することに

力を注ぐ塾も多いはずです。

 

しかし、塾の学習が「教わる時間だけ」になっていると

子供が自力で解けるようにはならない危険性があります。

 

教わって理解するのと、問題が解けるようになるのとでは

次元が違っているからです。

 

その週の重要ポイントを説明するだけではなく、

実際に子供が問題を解くことができるのか

 

確認テストを実施したりする時間が必要なのです。

 

大学の講義のように先生が一方的に

話しているような授業だとすると

伸びないのは当たり前といえるかもしれません。

 

予習シリーズを自宅で学習!塾では定着をはかるプリントでトレーニングが望ましい

四谷大塚の予習シリーズを利用した学習方法としては、

自宅で予習シリーズの例題や問題を全て解くことは前提として

授業をすすめるのは、どの塾も同じとしましょう。

 

その週に学ぶ内容について一通りの説明をすることは前提ですが、

授業の内容は

予習シリーズの問題を解説するだけではなく、

 

プリントなどが配布される類題演習や確認テストなどの

実践的な問題演習に時間をさくべきなのです。

 

大手の進学教室へ通っていると膨大なプリントが

配布されるので、

 

自宅での整理整頓が大変であったりもします。

 

各クラスのレベルにあった難易度のプリントで、

実際に問題が解けるようになるまで指導して、

 

できるようになるまで鍛え上げることが

塾に求められることなのです。

 

四谷大塚で伸びないと感じた時の振り返り

  • 予習だけではなく復習やテストの解き直しができているか?
  • 塾ではプリントが配布されて確認テストが実施されているか
  • 塾の授業の中でテストを受けるようにプリントで問題を解く時間があるか?

 

などが実施されているのか気を配りたいものです。

 

確認テストやその他プリントは既存のテキストの切り貼りだと

そのクラスの現状に合わないレベルであったり

 

内容的に不適切であることが多いです。

 

できるだけクラスの実情にあったオリジナルな教材やプリントを配布して、

学力ごとにきめ細かい指導をする塾であるかを確認したいものです。

 

(その点では、四谷系の塾ではない市進学院のプリントによる授業は

一定の水準を確保しているともいえます。)

 

お金を払っている家庭からみれば、

「子供の学力を伸ばせない塾など必要がない」

 

といった明確な意思を持つことも

大切ではないでしょうか?

 

 

 

独学で学ぶ場合には、Z会 の中学受験コースを利用する方法もあります。

 

資料請求してみるとZ会だけで合格できた親御さん達が

写真入りの実名での体験談なども参考になります。

 

通塾時間をカットして、時間のゆとりを確保して開成中学に合格した方の例などは

特別なのかもしれませんけれども、

 

今通っている塾の学び方で大丈夫なのか、

考えるきっかけになるかもしれません。

 

 





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